ヘビーガンダム (2号機)

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ヘビーガンダム (2号機)
外国語表記 Heavy Gundam Unit 2
登場作品
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 重戦用試作型モビルスーツ
型式番号 FA-78-2
全高 18.4m
全備重量 52.2t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 不明
スラスター総推力 不明
装甲材質 ルナ・チタニウム合金
開発組織 地球連邦軍
所属 地球連邦軍
主なパイロット ステファン・ローランド
カルロ・サリード
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概要 [編集 | ソースを編集]

地球連邦軍の試作型モビルスーツヘビーガンダムの2号機である。

棚上げされていた開発計画を一年戦争終結から1年後に再開し、その半年後に完成した。当初の想定通りの性能を有する他、新たに専用武装が追加されている。

本機を含め、全規模開発機が3機(4機とする説もある)存在する。だが本機の完成した時期には既に新たな次期主力機の開発計画が複数提出されるなど環境が大きく変化しており、その影響もあって結局制式採用される事は無かった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

MS-X
ヘビーガンダムのカラーパターンの1つとして存在していた。後に『MSV-R』に取り入れられ、新たに機体設定と武器が追加された。
MSV-R
出典元。2機のジム・スナイパーカスタムと性能テストを兼ねた模擬戦を行い、勝利を収めている。
この他、完成した機体の内の1機が大気圏突入テストを行って失われ、残る2機はデータ収集用として実験部隊に短期間配備された。なお実験部隊に配備された機体は一度だけ実戦投入もされたと言われるが、詳細は不明。
機動戦士ガンダム MSV-R ザ・トラブルメーカーズ
Trouble 09にステファン・ローランドの搭乗機として登場。ディーン・ウエストリック・陸戦高機動型ザクと交戦するも行動不能にされ敗北。復旧直後に憲兵MS部隊が介入し、そのまま戦闘を終えた。続くTrouble 10では残された機体にカルロ・サリードが搭乗。アガルタ事変の収拾に貢献した。
上述した実戦投入に対する記述はこの時の戦闘とも考えられるが断言はされていない。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

フレーム・ランチャー
携行式の武器。6銃身のガトリング砲と4連装ミサイル・ランチャーを一体化させており、サイズがかなり大きい。使用時には前腕部にはめ込むようにして装着される。
肩部ビーム・キャノン
バックパック右側面に1門装備。ジェネレーターと直結させる事で高い出力を得ている。
実弾砲と間違われる事も多い。
ビーム・サーベル
バックパック左側面に1本マウントされている接近戦用の武器。RX-78が装備している物と同型と思われるが、詳細は不明。
専用ビーム・ライフル
携行式のビーム砲。RX-78が装備している物を改良しており、フォアグリップをオミットしてエネルギーCAPをドラム状に大型化している。これによって射撃回数が80%増加した。
不使用時にはリアスカートにマウント可能。
専用バズーカ
携行式の実弾砲。ハイパー・バズーカの改良型で射程距離を20%ほど延伸させ、スコープを追加して照準性能も向上させた。砲身にはフォアグリップも増設されている。装弾数は変化していないが、マガジンの位置が上側に変更されている。
シールド
主に左腕部に装着される実体盾。外側への折り畳みが可能となっている。
表面の下部には連邦軍のマークが施されている。また、カラー画稿ではシールド表面[1]または裏面[2]に「78-11」の記載が確認できる。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ヘビーガンダム
1号機。
ヘビーガンダム (イングリッド0専用機)
ゴップイングリッド0の搭乗機として用意させた機体。
ガンダムFSD / ヘビーガンダム (MSD版)
本機の物と同デザインのライフル及びシールドを装備している。

商品情報[編集 | ソースを編集]

書籍 [編集 | ソースを編集]

漫画 [編集 | ソースを編集]

小説 [編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 書籍「大河原邦男画集 機動戦士ガンダム MSVスタンダード」
  2. 『MSV-R』(本機のリアビュー画稿)