アマクサ
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型式番号不明 アマクサ(Amakusa)
- 登場作品:機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート、機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
- デザイナー:長谷川裕一
- 分類:試作型モビルスーツ
- 装甲材質:不明
- 全高:不明(18m級)
- 本体重量:不明
- 主動力:熱核融合炉
- 開発組織:木星帝国
- 所属:木星帝国
- 主なパイロット:アムロ・レイのバイオ脳、木星兵
入手したクロスボーン・ガンダムX2を研究した木星帝国が再現した試作型モビルスーツ。「ジュピター・ガンダム」とも呼ばれる。クロスボーン・ガンダムの高い機動力を全身に大型スラスターを内蔵することで再現したが、逆に機体が大型化してこの当時としては18m級の大型モビルスーツクラスとなった。しかし、反応速度や機動力は小型のクロスボーン・ガンダムを上回っている。
試作体がアムロ・レイのパイロットデータを移植したバイオ脳を接続することで、最強のニュータイプパイロットであるアムロの反応速度を再現させた。しかし、試作体はトビア・アロナクスのクロスボーン・ガンダムにより撃墜。バイオ脳も同時に失われた。
その後、基本性能の良さから一般兵士用に量産された。
名前は日本の徳川時代における代表的なキリシタン「天草四郎」の名から取られていると思われる。主任技術者が日系人スタッフがいたことから、この名が命名されたと推測される。
登場作品と操縦者
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
- 木星おじさん「グレイ・ストーク」の依頼で、木星帝国に奪われたアムロ・レイのパイロットデータのマスターコピーを奪い返すべく、帝国基地へと潜入する。しかし、パイロットデータは複数のバイオ脳に移植され、その内のバイオ脳の一つがアマクサというモビルスーツに移植された。驚異的な反応速度はトビアを苦戦させるも、機転により撃墜することに成功する。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
- 影のカリスト直属の部隊として20機ほどが配備されたが、一般兵士ではその性能を引き出すことはできずにレコードブレイカーの機動力に翻弄された。
装備・機能
特殊機能
- 分離
- 上半身と下半身を分離してバイオ脳のみを脱出させる事が可能。
一般兵士用の機体にもこの機構が採用されているかは不明。
武装・必殺攻撃
- ビームライフル
- 機体サイズに合わせて大型のビームライフルが用意された。
- ビームサーベル
- 背部のバックパックに2本装備。
- シールド
- 実体式の携帯シールド。
- シールドクロー
- シールドの先端部に装備されている。
- ハイパーハンマー
- シールドを折り畳む事でハンマーへと変更可能。アムロ・レイのパイロットデータに合わせた武装とも言われている。
- ビームシールド
- 帯状に展開するビームシールド。一般兵士用にハンマーは不必要で、この当時の通常の盾であるビームシールドへ変更した。
対決・名場面など
- 対クロスボーン・ガンダムX1改・改、ガンプ
- アムロ・レイのパイロットデータが移植されたバイオ脳が、トビア達に牙を剥く。一瞬にして2機のフリントが撃墜。クロスボーン・ガンダムのピーコック・スマッシャーのランダムシュートをも回避。トビアの反応速度を遥かに上回る力を発揮。しかし、トビアの機転により「ニュータイプは始めて見た武器には弱い」という弱点を突く作戦に出る。アマクサが左腕のハンマーで攻撃を仕掛けると、トビアはクロスボーン・ガンダムのシザー・アンカーをハンマーのチェーンに絡ませて、ハンマーを逆にアマクサに直撃させて上半身を破壊。しかし、アマクサのバイオ脳は宇宙へと逃れるが機能を停止する。トビア達は崩壊した木星帝国基地に閉じ込められるが、アマクサのバイオ脳が道標を示して、辛くもトビア達は窮地を逃れた。