ザクII〔グランパ〕
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MS-06 ザクII〔グランパ〕(Zaku II〔Grandpa〕)
- 登場作品:機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
- デザイナー:大河原邦男(ザクIIデザイン)
- 分類:デモンストレーション用量産型モビルスーツ
- 装甲材質:超硬スチール合金
- 頭頂高:17.5m
- 全高:17.5m
- 本体重量:不明
- 全備重量:不明
- 主動力:熱核融合炉
- ジェネレーター出力:不明
- スラスター総推力:不明
- センサー有効半径:不明
- 開発組織:サイド3
- 所属:サイド3→宇宙海賊クロスボーン・バンガード
- 主なパイロット:フォント・ボー、ベルナデット・ドゥガチ
概要
サイド3のズム特別戦争博物館に展示されていた量産型モビルスーツ。毎年の終戦記念日にデモンストレーションで踊らされていた機体で、当然実戦での運用は想定されていない。後に宇宙海賊クロスボーン・バンガードが奪取しているが、MSの保有数が多くない為に一撃でも攻撃を受けたら終わりであるにもかかわらず何度か実戦で使用される事になり、生存率を上げる目的かバックパックの上部に大型タンクが増設されている。
機体名の「グランパ」は奪取された後に付けられたコードネームで、「Grandfather(お爺ちゃん)」の意。機体が70年以上も前の旧型機である事からこのように呼ばれている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
- 主なパイロットはフォント・ボーで、ベルナデット・ドゥガチも同乗、あるいは操縦した事がある。
フォントらがサイド3から脱出する際に使用され、ザンスカール帝国のアドラステア級からデータを奪取する作戦にも投入された。ミート オブ トゥーンではフォントを追いかける為にベルが乗り込み、敵に発見されるのを防ぐ為に一旦機体は放棄された。戦闘終了後に回収され、最後はマリアシティでの作戦でファントムの偽装に本機の外装を流用する目的で解体されている。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- ザク・マシンガン
- 本機のメインウェポン……を模したハリボテ。武器として使えない事は言うまでもない。
サイド3からの脱出時、襲撃してきたサンドージュを動揺させる為に使用された。 - シールド
- 右肩部に装着されている防御用の実体盾。表面にはかつてのエース部隊「キマイラ隊」のエンブレムが描かれている。
- ビーム・ライフル
- 携行式のビーム砲で、バックパックとエネルギー供給用のチューブらしき物で接続されている。ドク・オック用の装備に似ており、これを流用していると思われる。
作中では使用していないが、コミックス第1巻の裏表紙等で装備している姿が描かれている。 - ゲルググ投擲
- 文字通りゲルググ(外装だけのハリボテ)を投擲する。サイド3からの脱出時、デスフィズ相手に投擲し、カーティスに反撃する機会を与えた。なお、頭部にはブレードアンテナが付いている。
対決・名場面
- 対デスフィズ
- 第3話より。カーティスと共にサイド3からの脱出を試みるフォントだったが、デスフィズに一瞬で追いつかれてしまう。しかし、相手が本機を15m級のモビルスーツと誤認し、距離感を見誤ったため運良く攻撃を免れる。このサイズ差による錯覚に対し、フォントは機転を利かせ展示用のゲルググで反撃。この反撃が功を制し、フォント達は無事サイド3からの脱出に成功した。
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