ザクIV
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ザクIV | |
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外国語表記 | Zaku IV |
登場作品 | 機動戦士ムーンガンダム |
デザイナー | 形部一平 |
スペック | |
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分類 | 汎用量産型モビルスーツ |
生産形態 | 少数生産機 |
型式番号 | AMX-116 |
頭頂高 | 22.0m |
全高 | 26.3m |
全備重量 | 75.3t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 3,400kW |
装甲材質 | ガンダリウム・コンポジット |
開発組織 | ネオ・ジオン軍 |
所属 | ネオ・ジオン軍 (リュース艦隊) |
主なパイロット | ネオ・ジオン兵 |
概要[編集 | ソースを編集]
ネオ・ジオン軍がハマーン戦争時にドーベン・ウルフとの次世代主力機争いに敗れたザクIIIの欠点を見直し、改良を重ねて非正規に開発した機体。標準機のカラーリングはジオン公国軍時代からの伝統に則ってグリーンを採用している。
ザクIVは、これまで開発されたザクシリーズのコンセプトを受け継ぐ機体であり、現時点での最上位機種として高出力・重装甲・高い汎用性を維持したまま、新たにテールオプションと呼ばれる様々なユニットを装着することで、大きな改造を施さなくとも局地戦仕様への換装や、パイロットに合わせた調整といった仕様変更が可能となった。このテールオプションはザクIIIのオプションシステムをシンプルにした物で、主に一般機は4基のスラスターを有するノーマルタイプを装備している。また、バックパックに2基、脚部左右に1基ずつの計4基プロペラントタンクが設けられており、高い加速性能と長い単独行動時間を獲得しているのもこの機体の特徴となっている。
基本の装備レイアウトは合理性を重視しており、ザクIIIで分散配置されていたビーム砲は砲台として効率の良い頭部に集中。大型シールドやビーム・マシンガン、ビーム・ナックルダスターを標準装備することで近・中距離における基本戦闘力を担保し、予備マガジン等も各所に設けることで継戦能力も向上させている。
ミネバやハマーン親衛隊にはロイヤル・ガルバルディが採用されているのに対応して、このザクIVはリュース艦隊の近衛隊用の機体として採用されているという側面もある。そのためザクIVは「ザク」というシンボルとしての役割も大きく、大量生産を目指さない基本性能偏重型として設計されており、単機であらゆる戦況に対応できるバランスタイプの機体となっている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ムーンガンダム
- 初出作品。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- 換装
- 腰部テールオプションの換装が可能。主に一般機は4基のスラスターを搭載したノーマルタイプを装備する。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 頭部ビーム砲
- 頭部のこめかみ部に左右一対2門内蔵されている小型ビーム砲。
- ビーム・マシンガン
- 取り回しに優れたEパック方式の小型ビーム・マシンガン。標準装備でバックパックに2挺マウント可能。予備のEパックはシールド裏にマウントされている。
- ビーム・ナックルダスター
- サイドスカートに計2基収納されている接近戦用ビーム兵器。使用時にビームの短刃が展開する。
- 長距離ビーム・ライフル
- 長銃身のビーム・ライフル。ガザGと共に長距離射撃を行うための武装。非使用時にはシールドにマウント可能。
- 大型ヒート・ホーク
- 通常より大型サイズのヒート・ホーク。初期のヒート系武装に比べプラズマ出力が大幅に向上したタイプで、エネルギー効率も高く長時間戦闘に耐えられる。また、二連ビーム・サーベルが内蔵されている。非使用時にはシールドにマウント可能。
- 大型シールド
- 典型的なザクのスタイルを踏襲し、右肩に装着されたシールド。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- 指揮官用ザクIV (イリア・パゾム機) [プリンセス]装備
- イリア・パゾムの専用機。テールオプションとして「プリンセス」が装備されている。
- ザクIII
- ベース機。
- ザク・マシーナリー
- 同じく第一次ネオ・ジオン抗争後に運用されたザク系列機。