ガンダムAGE-1 スパロー
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ガンダムAGE-1 スパロー | |
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読み | がんだむえいじわん すぱろー |
外国語表記 | Gundam AGE-1 Spallow |
登場作品 | |
デザイン | 海老川兼武 |
スペック | |
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分類 | 戦闘用モビルスーツ |
型式番号 | AGE-1S |
全高 | 18.7m |
重量 | 33.4t |
主動力 | プラズマ圧縮炉 |
装甲材質 | 特殊鋼材 |
搭載システム | AGEシステム |
素体 | ガンダムAGE-1 ノーマル |
開発 | AGEシステム (スパローウェア) |
所属 | 地球連邦軍 |
母艦 | ディーヴァ |
主なパイロット | フリット・アスノ |
概要[編集 | ソースを編集]
ガンダムAGE-1が高速戦闘に特化したGウェア「スパローウェア」に換装した形態。「AGEシステム」がゼダスの機動性に対応すべく生み出した姿で、高機動力を活かした格闘戦に特化している。
用意されたGウェアは徹底的な軽量化が行われており、さらに高速推進用スラスターと制御用バーニアを内蔵させている。これによって機動力と運動性をこれまでに造られたどのMSをも凌駕するレベルにまで高める事に成功していて、UEのXラウンダー専用機すらその例外ではない。また、隠密機と言う側面を持つ為、激しい電磁波を放つビーム兵器や部品、機構等を採用しない事で敵機から探知されにくくなっている。軽量化と多数のスラスターで高い機動力を持つ反面、防御力が低下している為、非常に打たれ弱い。
小説版では、姿勢制御システム「SPALLOW」を搭載して高い機動性を実現しているという設定である。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムAGE (フリット編)
- 初出作品。パイロットはフリット・アスノ。
初登場回である第10話の初戦闘で多数のガフランを撃破し、デシル・ガレットのゼダスも敗退させた。宇宙要塞アンバットでデシルのゼダスに加えてユリン・ルシェルが乗せられたファルシアとも戦う事になり苦戦。左腕と右脚を破壊され、止めを刺されそうになる。しかし、そこをユリンが庇って撃破された事でフリットは激怒し、目にも留まらぬ凄まじい高速移動でゼダスを切り刻んで大破させた。その後は損傷が激しい為、タイタスウェアに換装された。 - 機動戦士ガンダムAGE UNKNOWN SOLDIERS
- 第1回目にて名前のみ登場。
フリットが乗り、改良された電磁装甲を持つヴェイガンの特殊なMSと交戦したが、相手の防御力の前にシグルブレイドが磨耗しきってしまい、敵機を全滅させられずに撤退している。この時の経験を元に新たなウェアが生み出される事となった。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- AGEシステム
- 自己成長型のコンピュータシステム。蓄積した戦闘データから戦局に合った新装備を自動工廠「AGEビルダー」で製造する。
- AMEMBO(アメンボ)
- 「Gウェア」を搭載可能な無人輸送機。名称は「AGE Mechanical Equipment Moving BOat」の略。
- 換装
- 四肢を「Gウェア」に換装可能。最初はディーヴァの艦内で行われていたが、後にウェアを搭載した「AMEMBO」を射出して戦場で換装するようになった。
後述の分離機構を応用する形でAGEシステムが提示した。 - 分離
- 四肢を分離可能。元々は実験機である本機の整備性や輸送のしやすさを考慮して採用された機構で、動力も四肢それぞれに独立して搭載されている。
- SPALLOW
- 本機に搭載された姿勢制御システム。全身にエネルギーフィールドを形成し、それによって斥力を発生させて機動力を向上させる。これを使う事で大気圏内でも音速を超えるスピードを出せるようになり、宇宙空間における超加速と超減速も可能となった。
小説版での設定。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- シグルブレイド
- 実体式の高周波ブレードで、不使用時は腰部にマウントされる。高速での格闘戦を主とする本機の為、取り回しの良さを優先して装備された。
刀身部は比重が大きなレアメタル合金を母体として使っており、それに密度の高いプラズマと硬化金属を打ち付けるという特殊表面硬化処理が施された高周波短刀である。抜群の切れ味を誇り、腕部に内蔵されたバーニアを併用すればビームサーベル以上にもなると言うが、かなり磨耗しやすく、何度か使用したら硬化処理を再度施す必要がある。この為、短時間しか運用できないという欠点を持っている。また、刀身が短いせいでかなり軽そうに見えるが、実際は相当重い為、効果的に使うには、本機の高機動性を活かしてこの武器を振う必要がある。その為には腕の力だけで振るうのではなく、本機の重量と全体的な機動力を活かした動きをしながら敵機を攻撃しなければならない。
小説版では単分子ソードであり、高速振動させる事で対象の抵抗を打ち消しつつ切断できる。主に装甲と装甲の間や関節に対して使う物とされる。 - ニードルガン
- 両膝に1門ずつ内蔵されていて、大型のニードルを発射する。
威力は小さい為、相手への不意打ちや牽制を目的とした装備だが、劇中では対象に膝を押し付けてゼロ距離で使うなどもされていたが威力が小さい為、撃破には至らないが動きを止めることは可能。
小説版ではフィールド発生装置が内蔵されていて、そこから生み出される反発力を利用してニードルを発射する。ニードルは特殊金属製で、直径は数十cm。発射速度は秒速30kmに達するという。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- 対ゼダス&ファルシア
- 『AGE』フリット編第14話より。アンバット攻防戦でゼダスを駆るデシルと対峙するフリットは、直後にファルシアのパイロットがユリンだと明かされる。激戦の中で彼女を失ったフリットは、彼女の死に何の痛痒も感じないデシルに激昂。激戦の末にゼダスを打ち破ったがスパローウェアの損傷も大きく、直後にタイタスに換装している。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダムAGE-1 ノーマル
- 素体。
- ガンダムAGE-1 レイザー
- スパローウェアの発展型であるレイザーウェアに換装した形態。
- ガンダムAGE-2 ノーマル
- 小説版AGEではSPALLOWの技術が使われているという設定になっている。
- アデル スパロー
- スパローウェアを装備したアデル。
- Gバウンサー
- 本機をベースとなっている。
- ガンダムAGE-FX
- シグルブレイドの技術がCファンネルへと受け継がれている。
- ゼイダルス / ゴメル / ウロッゾ
- 詳しいルートは不明だが、シグルブレイドの技術が流出して使われている。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
フィギュア[編集 | ソースを編集]
玩具 [編集 | ソースを編集]