ガンダムヘビーアームズ改 (EW版)

スペック
スペック
分類	特殊作戦用モビルスーツ
生産形態	改修機
型式番号	XXXG-01H2
頭頂高	16.7m
本体重量	8.2t
ジェネレーター出力	3,190kW
スラスター総推力	73,750kg
装甲材質	ガンダニュウム合金
原型機	ガンダムヘビーアームズ (EW版)
開発拠点	ピースミリオン
改修	マイク・ハワード
所属	コロニー独立組織 ⇒ Gチーム
所有者	トロワ・バートン
主なパイロット	トロワ・バートン
	テンプレートを表示

ガンダムヘビーアームズ改 (EW版)
ガンダムヘビーアームズ改 (EW版)
外国語表記	Gundam Heavyarms Custom [Endless Waltz Ver.]
登場作品	新機動戦記ガンダムW Endless Waltz; 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光;
デザイナー	カトキハジメ
	テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

カトキハジメ氏によるリデザイン版ガンダムヘビーアームズ改。機体カラーは暗緑青に変更され、重砲撃機で有ることを強調するために武装面が変更されているが、設定上はTV版ヘビーアームズ改と同一の機体である。

TV版ヘビーアームズ改の主武装とも言える2連装ビームガトリングガンは、実体弾を使用するダブルガトリングガンに変更され、これを両腕に装備している。ホーミングミサイルの搭載位置を脚部とフロントアーマーに、マイクロミサイルの位置を肩部とサイドアーマーに変更し、さらに搭載数を大幅に増強している。搭載数の増加に伴い肩部アーマーの展開方式が変更されており、TV版がアーマーを側面に展開するだけなのに対し、EW版は後方のアーマーも展開する。

ダブルガトリングガンを両腕に装備するためアーミーナイフはオミットされ、ガトリングガンのシールドも廃されている。これらの変更でビーム兵装を一切装備しない機体となり、接近戦も考慮しない純粋な射撃機体となっている。また、マリーメイア軍との戦闘時には顔半分にピエロマスクを装着して出撃した。

『敗栄』では他のガンダムと異なり追加武装は設定されていないが、バックパックとリアアーマーにスラスターが増設されている。

EW版のヘビーアームズ改は当初、TV版の機体と区別するために「ガンダムヘビーアームズカスタム」と呼称されていたが、同一の機体ではなくTV版ガンダムヘビーアームズ改の改良機と誤解を招くことがあったため、現在の名称に変更された。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz: パイロットはトロワ・バートン。
マリーメイア軍のサーペント相手に不殺で戦い抜いた。その後、トロワの手によって爆破される。
新機動戦記ガンダムW BATTLEFIELD OF PACIFIST
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

自爆装置: 各ガンダムに搭載されている機密保持用の自爆システム。マリーメイア軍との戦闘後にガンダムデスサイズヘル (EW版)、ガンダムサンドロック改 (EW版)と共に使用され、爆破された。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

バルカン砲: 頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。
マシンキャノン: 両肩部に2門内蔵されている大口径機関砲。
胸部ガトリング砲: 胸部に内蔵されているガトリング砲。搭載数が2基から4基に変更されており、瞬間火力が強化されている。使用時には胸部装甲を観音開きに左右に展開する。TV版と異なりコックピットハッチの装甲は展開されない。
ダブルガトリングガン: 両腕部に装備される2連装式ガトリング砲。両腕にガトリング砲を装備したことで、攻撃時のフレキシブル性が格段に向上している。また威力も高く、サーペントのネオ・チタニュウム合金製の装甲を瞬時に貫き行動不能にするほど。バックパック左右のマウントラッチに懸架することも可能。TV版とは違いシールドとしての機能は失われている。また、使用されている弾丸は実体弾とビームの2つの説が存在するが、現在では実体弾が主流である。
マイクロミサイル: 両肩部アーマー内に計44発、サイドアーマー内に計8発の計52発搭載されている小型ミサイル。
ホーミングミサイル: 脚部ミサイルポッドに計36発、フロントアーマー内に計8発の計44発搭載されている追尾型ミサイル。
アーミーナイフ: 小説版『EW』でのみ装備しているガンダニュウム合金製の小型実体剣。本来はオミットされている設定。