「イフリート・ナハト」の版間の差分

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| 外国語表記 = Efreet Nacht
 
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| デザイン = カトキハジメ
 
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| 型式番号 = MS-08TX/N
 
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| 全高 = 17.9m(推定)
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[[ジオン公国軍]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。「ナハト」はドイツ語で「夜」を意味する。
 
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:本来、[[オデッサ]]基地にて[[マ・クベ]]が所有していた機体であったが、[[一年戦争後]]は連邦軍に接収されていた。しかし稼働実験の真っ最中にジオン残党『[[インビジブルナイツ]]』の手で奪還され、以後は同隊の隊長[[エリク・ブランケ]]の地上での専用機となる。以降は連邦軍の特殊部隊『ファントムスイープ』との転戦を繰り返しながら地上での戦いを潜り抜けていくことになる。
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:初登場作品。本来、[[オデッサ]]基地にてマ・クベが所有していた機体(本人は未搭乗)であったが、[[一年戦争]]後は連邦軍に接収されていた。しかし稼働実験の真っ最中にジオン残党部隊『[[インビジブル・ナイツ]]』の手で奪還され、以後は同隊の隊長[[エリク・ブランケ]]の地上での専用機となる。以降は連邦軍の特殊部隊『ファントムスイープ』との転戦を繰り返しながら地上での戦いを潜り抜けていくことになる。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
;コールドブレード
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;コールド・ブレード
:日本刀型の実体剣。刀身を超低温にすることによって刀身の硬度が増して敵を切りつけてもそのままの切れ味を保ち、継続戦闘が可能になる。また、ヒートサーベル等のヒート系武器と違い、敵による熱探知や視覚的な位置バレを抑制する効果も持ち合わせている。
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:日本刀型の実体剣。ヒートサーベル等のヒート系武器と違い、敵による熱探知や視覚的な位置バレを抑制する効果がある。ビーム・サーベルとの鍔迫り合いが可能で、何らかのコーティングが施されていると考察する資料もある。専用の鞘が用意されており、未使用時には鞘へ収納する。またバックパックに鞘を設置するためのラッチがある。
;コールドクナイ
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:ゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション』の兵装説明では「ヒート系兵器とは逆に超低温化させた刀身により対象を切断する」と記載されているが、設定資料などでは同様の文言は確認されていない。
:投擲用の小型実体剣。命中時に電撃を発してグフのヒートロッドと同じ効果を持つ、コールドブレードと同じく低温状態による硬度を利用して敵に攻撃する。
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;コールド・クナイ
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:投擲用の小型実体剣。[[グフ]]のヒートロッドなどのように、命中時に高電圧を発してMSの電子系統やパイロットにダメージを与える。マニピュレーターで保持して直接斬りつけることも可能。
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:ゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆』のコールド・クナイAでは氷を纏うようなエフェクトが発生していた。
 
;3連装ガトリング砲
 
;3連装ガトリング砲
:左腕部に固定装備されている射撃兵装。グフカスタム等に使用されている3連装マシンガン等と比べて小型の物になっている。
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;MMP-80マシンガン
 
;MMP-80マシンガン
 
:ボックスマガジン式の口径90mmのマシンガン。漫画版でのみ装備しており、予備マガジンをフロントアーマーに装備している。
 
:ボックスマガジン式の口径90mmのマシンガン。漫画版でのみ装備しており、予備マガジンをフロントアーマーに装備している。
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== 関連機体 ==
 
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:原型機。
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2024年3月1日 (金) 23:42時点における最新版

イフリート・ナハト
外国語表記 Efreet Nacht
登場作品 機動戦士ガンダム戦記 (PS3版)
デザイン カトキハジメ
テンプレートを表示
スペック
分類 地上用試作型モビルスーツ
型式番号 MS-08TX/N
頭頂高 17.2m
全高 18.1m
重量 50.4t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,072kW
装甲材質 超硬スチール合金
開発組織 ジオン公国軍
所属組織 ジオン公国軍地球連邦軍 (接収) ⇒ ジオン軍残党 (奪取)
所属部隊 インビジブル・ナイツ(ジオン軍残党)
主なパイロット エリク・ブランケクリスト・デーア
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概要[編集 | ソースを編集]

ジオン公国軍が開発した試作型モビルスーツ。「ナハト」はドイツ語で「夜」を意味する。

マ・クベが開発に関わった、イフリートの夜間戦闘用のバリエーション機であり、強力なジャミング機能が搭載されている。ステルス機能に特化し、機体カラーは夜間迷彩に適した紫である。また熱源センサー対策として胸部とバックパックの排気口と股間部のスラスターは塞がれ、バックパックのスラスターには可動蓋が設けられている。武装も熱を発する物は装備されておらず、忍者の武器をモチーフとした物となっている。陸戦機体の改修機である本機は同様に陸戦用に特化しており、宇宙での運用は想定されていないと思われる。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム戦記 (PS3版)
初登場作品。本来、オデッサ基地にてマ・クベが所有していた機体(本人は未搭乗)であったが、一年戦争後は連邦軍に接収されていた。しかし稼働実験の真っ最中にジオン残党部隊『インビジブル・ナイツ』の手で奪還され、以後は同隊の隊長エリク・ブランケの地上での専用機となる。以降は連邦軍の特殊部隊『ファントムスイープ』との転戦を繰り返しながら地上での戦いを潜り抜けていくことになる。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

ジャミング機能
レーダーや熱探知等をジャミングする機能。この機能により白兵戦へと持ち込みやすくなっている。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

コールド・ブレード
日本刀型の実体剣。ヒートサーベル等のヒート系武器と違い、敵による熱探知や視覚的な位置バレを抑制する効果がある。ビーム・サーベルとの鍔迫り合いが可能で、何らかのコーティングが施されていると考察する資料もある。専用の鞘が用意されており、未使用時には鞘へ収納する。またバックパックに鞘を設置するためのラッチがある。
ゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション』の兵装説明では「ヒート系兵器とは逆に超低温化させた刀身により対象を切断する」と記載されているが、設定資料などでは同様の文言は確認されていない。
コールド・クナイ
投擲用の小型実体剣。グフのヒートロッドなどのように、命中時に高電圧を発してMSの電子系統やパイロットにダメージを与える。マニピュレーターで保持して直接斬りつけることも可能。
ゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆』のコールド・クナイAでは氷を纏うようなエフェクトが発生していた。
3連装ガトリング砲
左腕部に内蔵されている射撃兵装。グフカスタム等に使用されている3連装マシンガン等と比べて小型の物になっている。
MMP-80マシンガン
ボックスマガジン式の口径90mmのマシンガン。漫画版でのみ装備しており、予備マガジンをフロントアーマーに装備している。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

イフリート
原型機。
イフリート・イェーガー
イフリートの改修機。改修の際にイフリート・ナハトの機体構造が参考とされており、一部機体形状が共通している。
ブルーディスティニー1号機【ステルス】
連邦軍に鹵獲されたイフリート・ナハトから得られたステルス技術が反映されている。
ゲルググR「リベリオン」
アマテラスで改修された強襲機動型仕様のゲルググ。各部形状が本機のものと酷似している他、同様の武装も使用している。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]