「ドワッジ」の版間の差分

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[[ジオン公国軍]]の局地戦用量産型[[モビルスーツ]]。[[ドム]]シリーズの最終量産型である。
 
[[ジオン公国軍]]の局地戦用量産型[[モビルスーツ]]。[[ドム]]シリーズの最終量産型である。
  
砂漠戦に特化するために改修されており、スラスターには防塵処理が施されている。[[熱核ジェットエンジン]]が強化され、ホバーでの機動力が向上している。ボバーの稼働時間延長も図られており、ランドセルに大型のプロペラントタンクが装備され、脚部には小型のプロペラントタンクが装備されている。また、水冷式ラジエーターも強化されている。ランドセルにはアンテナが2本装備されており、通信能力も強化されている。
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ドムはMSの陸上機動力を飛躍的に向上させた機体として高く評価されていたが、ホバリングによる高速走行に必要となる推進剤の搭載量が不充分で、戦闘持続力が低いという欠点を抱えていた。そこで、外装式プロペラント・タンクを増設し、数々の改良を加えた機体がこのドワッジである。
  
これらの改修が行われた結果、[[一年戦争]]時のモビルスーツの中では[[ガンダムタイプ]]を除けば最高峰の性能を持っていると言われた。生産数は88機と言われており、主にアフリカ戦線に配備されている。[[ジオン残党]]によって運用されている機体はジェネレーターを換装し、コックピットを[[全天周モニター]]に換装する改修が施されていた。
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ドワッジは燃料タンクの増設の他、水冷式ラジエータの強化、頭部バルカン砲の追加装備等が行われた。また、[[熱核ジェットエンジン]]方式のスラスターも強化され、陸上機動力はジオン・[[地球連邦軍 (UC)|連邦]]を通じて最高の性能を誇った。
  
なお、[[ペズン・ドワッジ]]という同名の機体があるが「ドワッジ」という名称がドムの強化改修機用に用意されていたため機体名称が重複したと言われている。
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しかし、生産開始そのものが遅く、製造数は88機と少ないが、仮に「[[オデッサ作戦|オデッサの戦い]]」に多数投入されていれば、ヨーロッパ地域はジオンの勢力圏のままであっただろうと言われている。
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なお、同名の機体として[[ペズン・ドワッジ]]の存在が知られているが、「ドワッジ」という名称がドムの強化改修機用に用意されていたため機体名称が重複したと言われている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:加熱式の実体剣。非使用時はランドセル右側にマウントされる。
 
:加熱式の実体剣。非使用時はランドセル右側にマウントされる。
 
;ヒート・トマホーク
 
;ヒート・トマホーク
:加熱式の実体斧。ヒート・ホークを両刃型にした武装で、現地改修で製作された武装と思われている。
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:加熱式の実体斧。従来の片刃型を改造し、両刃型としたもの。
 
;[[ザク・マシンガン]]
 
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:ドラムマガジン式の120mmマシンガン。『UC』登場の機体が装備。
 
:ドラムマガジン式の120mmマシンガン。『UC』登場の機体が装備。
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[ドワッジ改]]
 
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:本機の強化改修機。
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:ドワッジの強化改修機。
 
;[[ドム]]
 
;[[ドム]]
:本機はこの機体の系列機である。
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:ベース機。ドワッジはこの系譜の(一年戦争時における)最終型に位置する機体である。
 
;[[ペズン・ドワッジ]]
 
;[[ペズン・ドワッジ]]
:同名の機体。
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:ペズンで開発されていた同名の機体。
 
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<!-- *説明 -->
 
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2022年3月13日 (日) 08:50時点における最新版

ドワッジ
外国語表記 Dowadge
登場作品
デザイナー 小田雅弘
テンプレートを表示
スペック
分類 地上用量産型モビルスーツ
型式番号 MS-09G
頭頂高 18.2m
本体重量 43.5t
全備重量 81.7t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,440kW
スラスター総推力 104,300kg
装甲材質
センサー有効半径 8,800m
開発組織 ジオン公国軍
所属
主なパイロット
  • アマサ・ポーラ
  • ガデブ・ヤシン
  • ヤス・トクミツ
  • テンプレートを表示

    概要[編集 | ソースを編集]

    ジオン公国軍の局地戦用量産型モビルスーツドムシリーズの最終量産型である。

    ドムはMSの陸上機動力を飛躍的に向上させた機体として高く評価されていたが、ホバリングによる高速走行に必要となる推進剤の搭載量が不充分で、戦闘持続力が低いという欠点を抱えていた。そこで、外装式プロペラント・タンクを増設し、数々の改良を加えた機体がこのドワッジである。

    ドワッジは燃料タンクの増設の他、水冷式ラジエータの強化、頭部バルカン砲の追加装備等が行われた。また、熱核ジェットエンジン方式のスラスターも強化され、陸上機動力はジオン・連邦を通じて最高の性能を誇った。

    しかし、生産開始そのものが遅く、製造数は88機と少ないが、仮に「オデッサの戦い」に多数投入されていれば、ヨーロッパ地域はジオンの勢力圏のままであっただろうと言われている。

    一年戦争後は連邦軍やFLN等で改造が加えられた機体が運用され、その際にジェネレーターの換装やコクピットの全天周囲モニターリニアシート化といった近代化改修が加えられている。

    なお、同名の機体としてペズン・ドワッジの存在が知られているが、「ドワッジ」という名称がドムの強化改修機用に用意されていたため機体名称が重複したと言われている。

    登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

    機動戦士ガンダムΖΖ
    機動戦士ガンダムUC
    機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う

    装備・機能[編集 | ソースを編集]

    武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

    30mmバルカン砲
    頭部に左右2門ずつ計4門内蔵されている機関砲。口径は60mmの説も存在する。
    拡散ビーム砲
    胸部に内蔵されているビーム砲。出力に関しては不明。
    ジャイアント・バズ
    ドム系列の主兵装である大口径バズーカ。スコープは外されており、砲身には熱による歪みを抑えるためのサーマルスリーブが追加されている。
    スモーク・ディスチャージャー
    ジャイアント・バズ先端に1発装備されている発煙弾。
    ヒート・サーベル
    加熱式の実体剣。非使用時はランドセル右側にマウントされる。
    ヒート・トマホーク
    加熱式の実体斧。従来の片刃型を改造し、両刃型としたもの。
    ザク・マシンガン
    ドラムマガジン式の120mmマシンガン。『UC』登場の機体が装備。
    ハンド・グレネード
    目標を事前に入力することで追尾するグレネード。『UC』登場の機体が装備。
    ビーム・ピストル
    リック・ディアスが装備している武装。『袖付きの機付長は詩詠う』の機体が装備していた。

    対決・名場面[編集 | ソースを編集]

    関連機体[編集 | ソースを編集]

    ドワッジ改
    ドワッジの強化改修機。
    ドム
    ベース機。ドワッジはこの系譜の(一年戦争時における)最終型に位置する機体である。
    ペズン・ドワッジ
    ペズンで開発されていた同名の機体。

    商品情報[編集 | ソースを編集]

    ガンプラ[編集 | ソースを編集]

    リンク[編集 | ソースを編集]