ナチュラル

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ナチュラル(Natural)[編集 | ソースを編集]

コズミック・イラにおいて、コーディネイターのように遺伝子操作を受けずに誕生した人間。

遺伝子操作を受けていないため、その大半は身体能力や頭脳面でコーディネイターに劣る。特に複雑な操作を必要とするモビルスーツの操縦などにおいてそれが顕著に現れており、大多数のナチュラルが彼らに対応した「ナチュラル用OS」が開発されるまで、満足にMSを動かす事が出来なかった。しかし、先天的適性や後天的努力によりコーディネイターに匹敵、あるいは上回る能力を持ったナチュラル[1]の存在も確認されている。

ナチュラルはコーディネイターに対する能力差から、彼らに対する反感が強い傾向にあり、そういった歴史の中でブルーコスモスのような反コーディネイター運動も生まれている。ただし、中にはロウ・ギュールのように出生や能力に関わらず分け隔てなく接する者もおり、オーブ連合首長国スカンジナビア王国のようにプラントとの外交ルートを持ち、両者の共存を掲げる国家も存在するなど、皆一様にコーディネイターと反目している訳ではない。

登場作品[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED
初出作品。宇宙世紀作品におけるアースノイドオールドタイプの役割を兼ね備えた存在として描かれた。コーディネイターへの差別や、逆にコーディネイターから差別を受ける描写もあり、物語後半でそれが噴出して最終戦争の様相を見せるなど、節々でコズミック・イラの歴史の闇の深さを垣間見せる。

関連用語[編集 | ソースを編集]

ブルーコスモス
地球連合軍
オーブ連合首長国
コーディネイター

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 遺伝子上はナチュラルだがザフトのエースとなったラウ・ル・クルーゼや、エクリプスガンダムの操縦に天賦の才能を発揮したタツミ・ホーリなど。特に極端な例としては、生身でモビルスーツに対抗できる身体能力を持ったバリー・ホーが挙げられる。