「フルアーマーガンダムMk-III」の版間の差分

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機動性を重視して設計されたMk-IIIの特性を保持したままで火力や推進力を強化する事を目的としており、各部の可動範囲や重量バランスを考慮した上で装甲を追加している。肩部や背部、腰部、脚部等にはスラスターを設置して更に機動力を向上させ、同時にバックパックにはプロペラントタンクを2基追加して作戦行動時間の延伸を図った。武装は7つのビーム砲やグレネード・ランチャー等を装備した事で攻撃力が高まり、中距離戦闘において高い戦果を期待できる。ちなみにシールドは装備されない。
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機動性を重視して設計されたMk-IIIの特性を保持したままで火力や推進力を強化する事を目的としており、各部の可動範囲や重量バランスを考慮した上で装甲を追加している。肩部や背部、腰部、脚部等にはスラスターを設置して更に機動力を向上させ、同時にバックパックにはプロペラントタンクを2基追加して作戦行動時間の延伸を図った。武装は多種のビーム兵器やグレネード・ランチャー等を装備し射撃攻撃力が高まり、中距離戦闘において高い戦果を期待できる。素体であるMk-IIIとは違い、携行式のシールドは装備されない。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
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:出典元。Mk-IIIが設計段階で開発中止となった為、こちらも計画が打ち切られたと言われている。
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:出典元。大元のMk-IIIが設計段階で開発中止となった為、本形態の開発プランも実現に至らなかった。
 
;[[機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン]]
 
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=== 特殊機能 ===
 
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;分離
 
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
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:携行式のビーム砲。通常のMk-IIIが装備している物とは別のタイプだが、詳細は不明。銃身の下部には銃口がもう1門存在する。
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:携行式のビーム砲。通常のMk-IIIが装備している物とは別のタイプだが、詳細は不明。エネルギーパックを2つ搭載している点は共通している。また、銃身の下部には銃口がもう1門存在しており、資料によってグレネードランチャーとして扱われている。
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;ビームキャノン
:背部に2門装備されている。最大出力での連射が可能であり、エネルギーダウン対策としてバックパックに大容量エネルギーCAPとアクセラレーターから成るビームレギュレーターデバイスを内蔵している。専用の照準システムが搭載されているので、パイロットはトリガーを引く事に専念できるようになっている。
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:背部に2門装備されている。最大出力での連射が可能であり、エネルギーダウン対策としてバックパックに大容量[[エネルギーCAP]]とアクセラレーターから成るビームレギュレーターデバイスを内蔵している。専用の照準システムが搭載されているので、パイロットはトリガーを引く事に専念できるようになっている。なお、一部書籍<ref>双葉社「モビルスーツ全集7 Z計画&アナハイム・エレクトロニクス社製モビルスーツBOOK」など</ref>にビームサーベルとの兼用が可能との記述が見られる。
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;シールドキャノン
::ビーム・キャノンは取り外すことでビーム・サーベルとしても機能する。
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;シールド・キャノン
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:両肩部に装着されているビーム砲で、ムーバブルジョイントで接続されているためフレキシブルに可動できるようになっている。裏面には小型ジェネレーターを搭載し、ここからエネルギーを供給する。名称の通りシールドとしても機能する。
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:計2基装備。文字設定のみ。フィギュア「GUNDAM FIX FIGURATION」ではシールドキャノン表面に1基ずつ装着されているが、元の立ち絵でシールド表面にあった白い棒状のパーツをサーベルと解釈したものと思われる。
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:両腕部の増加装甲に計4発内蔵されている。
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2020年5月27日 (水) 01:01時点における最新版

フルアーマーガンダムMk-III
外国語表記 Full Armor Gundam Mk-III
登場作品
デザイナー 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
分類 試作型モビルスーツ
型式番号 FA-007GIII
頭頂高 19.5m
本体重量 47.2t
全備重量 62.1t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 3,040kW
スラスター総推力 141,200kg
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 11,500m
開発組織 アナハイム・エレクトロニクス社
所属 エゥーゴ
地球連邦軍
主なパイロット ペスコ・リンガ、他
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概要[編集 | ソースを編集]

アナハイム・エレクトロニクス社が開発したエゥーゴの試作型モビルスーツガンダムMk-IIIに追加装甲や増設武装を取り付けた状態である。

機動性を重視して設計されたMk-IIIの特性を保持したままで火力や推進力を強化する事を目的としており、各部の可動範囲や重量バランスを考慮した上で装甲を追加している。肩部や背部、腰部、脚部等にはスラスターを設置して更に機動力を向上させ、同時にバックパックにはプロペラントタンクを2基追加して作戦行動時間の延伸を図った。武装は多種のビーム兵器やグレネード・ランチャー等を装備し射撃攻撃力が高まり、中距離戦闘において高い戦果を期待できる。素体であるMk-IIIとは違い、携行式のシールドは装備されない。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

M-MSV
出典元。大元のMk-IIIが設計段階で開発中止となった為、本形態の開発プランも実現に至らなかった。
機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン
フレスベルク隊ペスコ・リンガの搭乗機として登場する。
機動戦士ガンダムUC テスタメント
『虹の鎧』に他のフルアーマー機と一緒に登場している。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

分離
増加装甲・武装を分離可能。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ビームライフル
携行式のビーム砲。通常のMk-IIIが装備している物とは別のタイプだが、詳細は不明。エネルギーパックを2つ搭載している点は共通している。また、銃身の下部には銃口がもう1門存在しており、資料によってグレネードランチャーとして扱われている。
ビームキャノン
背部に2門装備されている。最大出力での連射が可能であり、エネルギーダウン対策としてバックパックに大容量エネルギーCAPとアクセラレーターから成るビームレギュレーターデバイスを内蔵している。専用の照準システムが搭載されているので、パイロットはトリガーを引く事に専念できるようになっている。なお、一部書籍[1]にビームサーベルとの兼用が可能との記述が見られる。
シールドキャノン
両肩部に装着されているビーム砲で、ムーバブルジョイントで接続されているためフレキシブルに可動できるようになっている。裏面には小型ジェネレーターを搭載し、ここからエネルギーを供給する[2]。名称の通りシールドとしても機能する。
ビームサーベル
計2基装備。文字設定のみ。フィギュア「GUNDAM FIX FIGURATION」ではシールドキャノン表面に1基ずつ装着されているが、元の立ち絵でシールド表面にあった白い棒状のパーツをサーベルと解釈したものと思われる。
ハイパービームキャノン
両脚部側面に1門ずつ、計2門装備されている。
グレネードランチャー
両腕部の増加装甲に計4発内蔵されている。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンダムMk-III
素体。

商品情報[編集 | ソースを編集]

フィギュア [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 双葉社「モビルスーツ全集7 Z計画&アナハイム・エレクトロニクス社製モビルスーツBOOK」など
  2. なお、双葉社「モビルスーツ全集7 Z計画&アナハイム・エレクトロニクス社製モビルスーツBOOK」では他のビーム砲にもエネルギー供給されるように設計されていると、追加設定と思わしき記述が見られる