「高機動型ガルバルディβ」の版間の差分

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2023年6月17日 (土) 13:27時点における版

高機動型ガルバルディβ
外国語表記 Galbaldy-β with High Mobility Unit
登場作品 ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに
デザイナー 藤岡建機
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スペック
分類 試作型モビルスーツ
生産形態 改修機
型式番号 RMS-117
主動力 熱核融合炉
装甲材質 チタン合金セラミック複合材
原型機 ガルバルディβ
改修 地球連邦軍
所属組織 ティターンズエゥーゴ
所属部隊 T3部隊
母艦 アレキサンドリア級アスワン
主なパイロット マキシム・グナー
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概要

地球連邦軍が宇宙世紀0080年半ばに旧式化しつつあったガルバルディβをベースに、大規模な改修を施さずに強化する案に則って製造した機体。

胸部に増加装甲と偏向板を兼ねたスラスター・ユニットを2基増設している。これはプロトタイプアッシマーTR-3[キハール]のユニットを小型化した物であり、可動式の姿勢制御スラスターとしての機能を有する。スラスター・ユニットの前面にはマウントラッチが各1基ずつ設けられており、Eパック等を装備可能。

バックパックにはT3部隊共通の強化型ジェネレーターを内蔵した高機動ブースター・ポッドを装備。このポッドはアームを介してバックパックの増加装甲に接続され、ガンダムTR-1[ヘイズル]の物と同様の可動領域を確保している。ブースター・ポッドにはマウントラッチに様々な装備を接続する事が可能であり、カバーパーツを外し、高出力に対応した強化ラッチを介する事で、ヘイズル等が装備するシールド・ブースターを接続する事が可能。このラッチを活用した武装プランとして、ハイザック・キャノンと同型のキャノン砲ユニットとミサイルポッドを装備した実体弾系装備や、ゼク・アインと同型のビーム・スマートガンと複合レドームを取り付けた長距離攻撃仕様用意されていた。

本機はT3部隊に各種新型装備のテストを目的に配備され、機体カラーもそれに伴ってガルバルディβ標準のカラーリングから紺色を基調とした物へと変更された。だが、本機と共に配属されたパイロットのマキシム・グナーが脱走。エゥーゴへ転向したため、その役目はガンダムTR-1[ヘイズル2号機]が担うこととなった。

登場作品と操縦者

ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに
初出作品。第4章に登場し、ルナツーからマキシム・グナーと共にアスワンへ配属されるが、その後グナーが脱走する為に強奪。軌道推移の為に推進剤を節約しつつエリアルド・ハンターの乗るガンダムTR-1[ヘイズル2号機]を圧倒。エリアルド機に組み付き、エリアルドに「ティターンズこそがテロリスト集団である」と告げた後、軌道を推移させ、エゥーゴの所属艦へと回収された。

装備・機能

特殊機能

高機動ブースター・ポッド
バックパックに装備されたブースター・ポッド。T3共通規格ジェネレーターを搭載し、マウントラッチを介して様々なオプションを接続可能。

武装・必殺攻撃

ビーム・ライフル
ガルバルディβの物を改修したビーム・ライフル。取り回しを優先してストックが切り詰められている。
ビーム・ライフル(ヘイズル用)
Eパック方式のビーム・ライフル。ガンダムTR-1[ヘイズル]が使用しているものと同型品。
ビーム・サーベル
接近戦用ビーム兵器。
シールド
腕部に装備されるガルバルディβと同型のシールド。裏側にはミサイルが2発装備されている。
シールド・ブースター
プロペラントタンクとブースターが一体化したシールド。強化ラッチパーツを介してブースター・ポッドに2基装備可能。

対決・名場面

関連機体

ガルバルディβ
原型機。
ネモ・カノン
ネモにロング・シールド・ブースターを装備した機体。本機のデータを元に開発された。
高機動型ガルバルディα
ガルバルディαを空間戦闘に特化させた機体。本機と技術的な繋がりは特にない。

リンク