ガンダムTR-S[ラブスカトル]

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ガンダムTR-S[ラブスカトル]
外国語表記 Gundam TR-S [Rabscuttle]
登場作品 A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-
デザイナー 藤岡建機
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スペック
分類 試作型可変モビルアーマー
生産形態 試作機 / 換装形態
型式番号 RX-123
主動力 熱核融合炉
素体 ガンダムTR-S[ヘイズル・フレア]
開発組織 ティターンズ
所属
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概要[編集 | ソースを編集]

ガンダムTR-S[ヘイズル・フレア]TR-4[ダンディライアン]の運用データを基に開発された、成層圏機動及び大気圏突入用のバインダーを装着した形態。地球軌道上に配備されたSSDを拠点とし、宇宙からの敵勢力の侵攻や攻撃を成層圏において待ち構え、迎撃することを目的として建造された。

ラブスカトルは護衛随伴機のガンダムTR-S[エルアライラー]2機との運用を基本としており、エルアライラーが防御、ラブスカトルが攻撃を担当する。そのため機体裏面バインダーの内側はウェポン・カーゴとしての機能も有しており、エルアライラーやその換装用武装コンテナが搭載可能。

モビルアーマー形態はジオン公国軍ビグロ系と同じ特性を有しており、機動性とクロー・アームを活かした一撃離脱戦法を得意とする。素体を覆うバインダーは大気圏内で揚力の発生を初め、空力特性を活かすリフティングボディの形状が採用されており、成層圏での機動においては大気の反作用を利用して軌道変更を行う。また、耐熱フィールド発生器と併用することでウェイブライダーと同様に作戦に応じて大気圏突入も可能。ジェットとロケットの切り替えが可能な高度な機動性を活かして成層圏を飛行し、短時間で地球上のあらゆる場所に展開することが可能となっている。

モビルアーマー形態で作戦宙域到達後は、モビルフォートレス形態に変形しバインダー内部の対宙ミサイル等の武装で迎撃を行う。さらに機体後部のダイダロス・ユニットのミノフスキークラフトによってその場に留まり、拠点防衛を行うことも可能。なお、機動時にかかるGに対応するため、強化人間による運用が推奨されている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-
初出作品。作中には登場していないが、設定ではエルアライラーと共にグリプス戦役終盤に地球への核爆撃を敢行しようとするも、エゥーゴによって鹵獲された旨が伝えられている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

換装
万能化換装システムとそれを支える強化人間人格OSによって各種強化パーツを換装可能。
分離・合体
大型パーツとの分離・合体が可能。プリムローズIIへの分離が可能。
変形
モビルフォートレス形態への変形が可能。
強化人間人格OS (BUNNyS)
ガンダムTR-Sに搭載された特殊OS。機体制御はもとより、万能化換装システムの柔軟性を支える重要なOSでもある。OS自体がサイコミュを扱えるという特徴を持ち、一般兵であってもファンネルといったサイコミュ兵装を扱う事が可能となる。その性質上、強化人間パイロットが使用すれば、更に強大な力を発揮する。
ダイダロス・ユニット
後部に追加装備可能なミノフスキークラフトユニット。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

大型クロー・アーム
一対の大型クロー・アーム。中心部にビーム砲を備えており、ビーム・サーベルの発振も可能。内部フレームはダンディライアンIIと共通の物で、それに外装を追加した武装と言える。
2連ハイ・メガ粒子砲
機体中心部に2門内蔵されているメガ粒子砲サイコガンダムの拡散メガ粒子砲と同タイプの物で、MA形態時には左右のバインダー粒子の収束・加速板の役割を果たし、極めて収束率の高いビームを発射する。
ウェポン・コンテナ
バインダー裏側に備わる武装コンテナ。エルアライラーやその換装用武装の他、対宙ミサイル等の武装が搭載可能。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンダムTR-S[ヘイズル・フレア]
素体。
TR-4[ダンディライアン]
ラブスカトルの試作機。
ガンダムTR-S[エルアライラー]
本機と共に連携運用されるMS。
ガンダムTR-6[ダンディライアンII]
TR-6の換装形態。本機のコンセプトが引き継がれている。

資料リンク[編集 | ソースを編集]

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