エクリプスガンダム ライジン装備

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エクリプスガンダム ライジン装備
外国語表記 ECLIPSE GUNDAM + RAIJIN STRIKER
登場作品 機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
デザイナー 阿久津潤一(アストレイズ)
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スペック
分類 可変モビルスーツ
生産形態 特務機 / 換装形態
型式番号 MVF-X08+EW453R
主動力 バッテリー
装甲材質 フェイズシフト装甲
開発組織
所属組織 ODR
主なパイロット タツミ・ホーリ
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概要[編集 | ソースを編集]

エクリプスガンダムにライジンストライカーを装備した形態。ライジンストライカーは地球連合軍で開発され、最終的にオーブ軍が完成させたP204QXライトニングストライカーのコンセプトを活かし、これに自立飛行能力を付与して再設計した装備である。

オーブでは戦場においてフレキシブルな運用を実現する為、ストライカーパックシステムの自立飛行化を勧めており、ライジンストライカーもその内の一つとして採用された。型式番号の「EW」は「エレクトリック・ウォーフェア」を意味し、無人機としても活動出来る「広義の意味での電子戦機」を示す。EW機はのちにEW454Fオオトリも開発される事となる。

装備時にはエクリプスの頭部にバイザー型の頭部ユニットが接続され、機体左右のコンポジットポッドと連動する事でセンサー系を強化する。オリジナルからの機能変更も行われており、実体弾による超長距離に特化した武装は、高速・高機動を主眼に置いたエクリプスに不要と判断し、71-XX式曲射型ビーム砲に変更。また、推力が増加したことでMA形態でのエクリプスの基本性能を底上げする事にもなった。更に、ストライカーパックに搭載された大容量バッテリーパックは消費電力の大きい本機には特に有効である。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
初出作品。第10話でストライカーパックを装備したスカイグラスパーが登場。続く第11話で以前の戦闘で片腕を喪失し、ジングラディエイターエールカラミティガンダムとの連戦で苦戦するエクリプスに装備が届けられ、その場で換装が行われた。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

フェイズシフト装甲
一定の電圧を持つ電流を装甲材に流す事で相転移させ、物理的な衝撃を無効化する特殊装甲。実体弾兵器をほぼ完全に無力化するが、高出力ビーム兵器の前には無力となる。
ミラージュコロイドステルス
可視光線を歪め、レーダー波を吸収するガス状物質。これによって「眼の前にいても視覚認識できない」ほどの高度な隠密性を発揮する。
ストライカーパックシステム
背部コネクタを介し、各種ストライカーパックを装着する換装システム。可変による音速飛行を主とする為に余剰装備を備えられなかった事に対して、それをオプション化する事で様々な作戦に対応可能となった。
変形
MS形態及びMA形態への変形が可能。ストライカーパックシステムを搭載する関係上、背部を塞がない可変機構を採用。また、フレーム構造はフリーダムの物を解析、再現しており、洗練された機体構造によって可変機の宿命である「構造の複雑化によるMS形態での脆弱性」を克服している。ライジンストライカーを装備した場合、ストライカーの推力もあって飛行性能も向上する。
コンポジットポッド
ライジンストライカーの両翼に搭載された大型の複合ユニット。大型の測距離センサーと放熱機構、スラスターが搭載されている。頭部ヘッドギアとの連動で機体のセンサー系を強化する事が可能。
オーバードライブ
ライトニングストライカーにも採用されていた機構であり、ブースターを全開にして瞬間的に推力を高める。ただし、使用は短期間に限られ、機体とパイロットにかかる負担も大きいため、使用の判断は慎重に行われる。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

エクリプスガンダム本体側 [編集 | ソースを編集]

72E4式ビームライフル「ジンライ」
左右サイドスカートに二挺マウントされたエクリプス専用のビームライフル。MA形態では安定翼としての役割を果たす。使用時にはグリップを回転させ、マニピュレータに把持させる。
72式ビームサーベル
ジンライのグリップを分離する事で抜刀状態となる、エクリプス専用のビームサーベル
PS-02ビームシールド
両腕部に搭載されたビームを展開する防御兵装。第1次連合・プラント大戦では見られなかった装備。篭手のビーム発信機をポップアップさせ、楔状のビームを展開する。シールドだけでなく、アームソードとしても使用可能。

ライジンストライカーパック側 [編集 | ソースを編集]

71-XX式曲射型ビーム砲
ライジンストライカーのメイン武装。高性能の大型バッテリーとミラージュコロイド制御能力を活かし、曲射が可能となった大型ビーム砲である。ただし、設計スペックには達していない開発中のテスト兵器であり、型式番号も「XX」の仮番号となっている。

関連機体[編集 | ソースを編集]

エクリプスガンダム
本体。

技術的関与のある機体[編集 | ソースを編集]

ライトニングストライクガンダム
ストライクガンダムにライトニングストライカーを装備した形態。ライトニングストライカーを無人機として運用可能なよう再設計を行ったのがライジンストライカーである。
ストライクルージュ オオトリ装備
ストライクルージュにオオトリを装備した形態。オオトリは無人機としての機能を持ち、ライジンストライカーと同じくEW機に該当する。

商品情報[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]