コンラッド・モリス
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コンラッド・モリス | |
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外国語表記 | Conrad Morris |
登場作品 | ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに |
デザイナー | 斎藤卓也 |
プロフィール | |
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種族 | 人間 |
性別 | 男 |
生年月日 | 宇宙世紀0048年 |
年齢 | 40歳(0088年時) |
職業 | モビルスーツパイロット→法務官(弁護士) |
所属 | 地球連邦軍法務局 |
階級 | 少佐 |
主な搭乗機 | ジム(一年戦争時) |
概要[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍法務局所属の法務官。階級は少佐。
一年戦争ではMSパイロットとして初期型のジムに搭乗したが、ソロモンでの戦闘で右足を負傷し、パイロットとしてはリタイア。その際の戦傷により、以降は歩行には杖による補助が必要となった。
自分が軍でしか生きられない根っからの軍人である事を自覚しており、パイロット生命を絶たれた後も軍に残る為に軍属のままロースクールに通い、弁護士資格を獲得すると法務局へ転属。MS戦で発揮した機転と度胸を軍法会議の席で発揮する凄腕の弁護士となった。
グリプス戦役後、上官のエディー・サウスエル准将から戦後処理の一環として軍法会議における元ティターンズ兵士の弁護を命ぜられ、その中でT3部隊に所属していたエリアルド・ハンターの軍法会議を担当。彼の「絶対に覆す事ができない罪状」を無罪とする為、証人としてエリアルドのかつての仲間達を探すべく奔走。その結果、エリアルドの無罪を証明した。
軍の姿勢、とりわけ実戦を経験していない政治家が指揮を執る現状を辟易しており、それに対する反発から戦役後に軍の行うティターンズ狩りを快く思っていない。エリアルドの弁護を引き受けたのも、この政治パフォーマンスへの反発が理由であった。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに
- 初出作品。法定編における実質的な主人公を務め、エリアルドの無罪の為に奔走した。
- 機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス
- 直接の登場は無いが、グリプス戦役後にエリアルド同様に元ティターンズに対する軍法会議でその手腕を振るう杖をついた弁護士の存在が語られている。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- エリアルド・ハンター
- グリプス戦役後に彼の弁護を担当。敵前逃亡や30バンチ事件への関与など、「絶対に勝てない」と評された罪状を覆す事がコンラッドの戦いであり、コンラッドはこれを「救出作戦」と評していた。
- ジョアンナ・パブロア
- コンラッドの秘書官。その能力の高さから、コンラッドも彼女に対して多大な信頼を寄せている。
- エディー・サウスウェル
- コンラッドの上官。彼の命令でエリアルドの弁護を担当する事になった。典型的なエリート士官であり、コンラッドからは「法の力が自分の力であると勘違いしている人間の一人」であるとして上司でありながら監視をしなければならないという衝動に駆られている。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「二人きりにしてくれ」
「そして、そのマジックミラー越しの監視もなしだ」 - 初登場時、エリアルドとの最初の面会で。
- 「君は、いくつかの罪状で軍法会議にかけられることになっている。私は、君の弁護を引き受けた地球連邦軍の法務官だ。名前はコンラッド・モリス。君から詳しく話を聞く必要がある。話してくれるかな?」
- エリアルドに自己紹介をして。エリアルドは、彼の瞳に知性の光が宿っている事を理解する。
- コンラッド「罪を軽くする?」
サウスウェル「言いたいことはわかるよ。こいつの罪を軽くすることなど不可能だ。今のままだと、おそらくこいつは銃殺刑だ。たしかに、そうなれば君の輝かしい実績に傷がつくことになる。君は弁護士として一流だ。だから、この仕事を断っても構わない」
コンラッド「罪を軽くすることなど考えていません」
サウスウェル「じゃあ、断るということだな。いいだろう。誰かほかを当たるよ。どうせ誰がやっても同じだ」
コンラッド「罪を軽くするんじゃありません。できれば無罪にしてやりたいんですね」 - サウスウェルから見せられたエリアルドの資料を一瞥して。当然、サウスウェルは「誰もエリアルドを救えない」とほくそ笑む。
- 「だからこそ貴重なのです。だからこそ……。彼は戦争から生き延びて帰ってきた。それを銃殺刑にするなど、私には耐えられない」
- エリアルドを救うべく、怒りをこらえて静かな口調でサウスウェルに返す。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- ジム
- 一年戦争時、初期型の機体に搭乗。その後ソロモン戦で負傷した為、パイロットとしてリタイアする事になった。