ジャマイカン・ダニンガン

ジャマイカン・ダニンガン
ジャマイカン・ダニンガン
外国語表記	Jamaican Daningan
登場作品	機動戦士Ζガンダム; 機動戦士Ζガンダム A New Translation;
声優	キートン山田
デザイナー	安彦良和
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概要[編集 | ソースを編集]

ティターンズの作戦参謀。階級は少佐。地球至上主義者であり、ジャミトフ・ハイマン、バスク・オムに次ぐナンバー3の地位にある。目的のためには手段を選ばないバスクのやり方に反論はなく、むしろ付き従っている一方、ティターンズに協力を申し出たパプテマス・シロッコを快く思っていない。

エゥーゴに強奪されたガンダムMk-IIの奪還作戦や、ジャブロー降下阻止の作戦命令を受け、アレキサンドリアに乗船。自ら前線におもむいて直接指揮を執った。その後もアポロ作戦やグラナダへのコロニー落とし作戦を実施するが、いずれも失敗。作戦中、自分諸共艦砲射撃を行ったことでヤザン・ゲーブルの怒りを買い、敵機の砲撃をアレキサンドリアのブリッジへ向かうよう誘導した彼の策によって謀殺された。

機動戦士Ζガンダム: 初登場作品。バスクに従う腰巾着という立場の男で、部下からの人望も薄い。様々な作戦で指揮を執るものの、その殆どが失敗に終わることが多く、アポロ作戦ではシロッコの単独行動もあって一度はフォン・ブラウンを占拠したが、直後シロッコの戦線離脱によりあっさりと奪還される場面も見られた。
機動戦士Ζガンダム A New Translation: 概ねTV版と同じ活躍を見せるが、死亡シーンがカットされ、第2作「恋人たち」の途中からフェードアウトする。
機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説虹霓のシン・マツナガ: ルウム戦役より間もない頃、パオロ・カシアスと彼の部下、トウヤ・シロナギ少佐の立案した月面攻略作戦を監督するためにジャブローから宇宙へ上がって来た。超長距離式大型レールガンユニットサントメ・プリンシペを宇宙軍の意志とは裏腹に特権を傘にきた無茶な運用方法で連射させ続けたが、この失策がもとで、更には黒い三連星、シン・マツナガ、ランバ・ラルを主戦力としたモビルスーツ部隊に強襲され、虎の子の砲台を潰してしまう憂き目を見た。

ジャミトフ・ハイマン: ティターンズ創始者。
バスク・オム: 上官。彼の腰巾着とも揶揄されている。
ヤザン・ゲーブル: 部下。反りが合わず、ヤザンもジャマイカンを完全に見下しており、結果として彼の怒りを買い、作戦中に謀殺されることになる。
ジェリド・メサ / マウアー・ファラオ: 部下。
ガディ・キンゼー: アレキサンドリア艦長。一見してジャマイカンに従っている素振りを見せるが、内心見下されており、死後はジャマイカンの能力もあって艦の実力を出しきれなかった旨の発言をしている。
パプテマス・シロッコ: ジャミトフがティターンズに取り入れた木星帰りの男。彼の存在を快く思っておらず、警戒心を向けていた。ジャマイカンの死後、組織のナンバー3の座に収まる。

「バカを言うな。そんな者はおらん！ニュータイプなど、ビデオ屋の創造物だ」: ライラがカミーユ達をニュータイプではないかと評した時に言った言葉。いかにも重力に魂を引かれた人間の典型であるジャマイカンにとって、ニュータイプの存在は信じられないものだったのだろう。