フラッシュシステム

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フラッシュシステム (Flash System) [編集 | ソースを編集]

旧地球連邦軍が開発したニュータイプ専用戦闘システム兼インターフェイス。ビットモビルスーツの制御、サテライトシステムへの機体登録などに用いられ、ガンダムXに代表されるガンダムタイプモビルスーツの高性能を支える重要な要素の一つとなっている。

フラッシュシステムの開発背景には、旧連邦とスペースコロニークラウド9の対立があった。両者の軍事衝突は激化の一途を辿り、その中で優れたパイロット適性を持った特殊能力者(ニュータイプ)の戦力化も進んでいった。そこでMSをはじめとする機動兵器とニュータイプをより強力に連結するシステムの研究が発展していき、フラッシュシステムが実用化されるに至った。

フラッシュシステムは、通常の電子的な手段に依存せずに遠隔誘導や索敵、機体制御や適合者認証などを可能とする技術の総称であり、MSなどの開発に並行して実用化されたため、それらの関連技術以外での利用方はほとんど発達していない。

このシステムは旧連邦軍が開発した技術であり、システム搭載機はガンダムタイプが大半となる。連邦はフラッシュシステムを起動出来る能力者をニュータイプと規定しており、システムの起動が不可能な者は「カテゴリーF」として分類され、ニュータイプ能力者としては低評価を下される。

また、宇宙革命軍もフラッシュシステム搭載機を開発しているが、ビットMSやサテライトシステムには対応していない。

登場作品 [編集 | ソースを編集]

機動新世紀ガンダムX
初出作品。主にガンダムタイプの機体に搭載されているが、フリーデンにニュータイプ能力を持ったパイロットがおらず、その機能が活かされる場面は極めて限定的となっている。

関連技術 [編集 | ソースを編集]

サテライトシステム
ガンダムXに搭載されたサテライトキャノンを運用するためのシステム。サテライトシステムは初回起動時にフラッシュシステムを通じて月面のマイクロウェーブ送信施設への機体登録が必要となる。
ビットモビルスーツ
フラッシュシステム搭載MSから精神波で遠隔操作を行う無人モビルスーツ。ニュータイプパイロット一人で最大12機のビットMSを遠隔操作できる。
Lシステム
フラッシュシステムを応用し、一定範囲内の電子機器を使用不能とするシステム。第7次宇宙戦争時にL計画で試作されたが、戦時中に使用されることはなかった。
サイコミュシステム
宇宙世紀における同様のシステム。

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