フレディ

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フレディ
外国語表記 Freddie
登場作品
声優 加隈亜衣
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プロフィール
種族 獣人 (エルドラ人)
性別
出身 エルドラ
役職 村民
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概要[編集 | ソースを編集]

惑星エルドラのとある集落で山の民と共に住む犬に似た獣人の少年。好奇心旺盛で何かと早とちりする性格の持ち主。

ヒトツメの集団に追われて遺跡に逃げ込み、そこで石版に触れて助けを求めたところ、それを聞き入れたヒロト達と出会う。どういう訳か彼らを「創造主様」と呼び、さらには「ビルドダイバーズ」と思い込んで度々助けを求める。山の民で唯一ビルドダイバーズを召喚できる人物であるため、初召喚以降は貴重な召喚役として彼らと行動を共にするようになり、ヒトツメと繰り広げる数々の激闘や苦難をビルドダイバーズのメンバーと共に経験していく事になる。

ヒトツメが集落を襲来する以前は村で毎日をごく普通に過ごしていたが、物置で遺跡について書かれた一冊の本を見つけた事が切欠となり、集落の近くにある遺跡に通い詰めるようになる。そしてある時、石版が起動しGBNの映像が流れた事で創造主の実在を確信。そこでリク達ビルドダイバーズ (BUILD DIVERS)のバトル映像を見て惚れ込み「創造主=ビルドダイバーズ」と認識し、毎日遺跡に通い詰めるようになった。その後、ヒトツメが斥候を集落に送り込んだ後、本格的に襲来してきたため助けを求めるべく遺跡に訪れ、上述した通りヒロト達と出会う事になる。

なお、『GBD:R』第25話のアルスの回想シーンで古き民であるイルハーヴシャングラの傍らに犬に似た生き物がいるのが確認できるが、何かの因果か毛色に加え、首にスカーフを巻いている点が一致している。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
初登場作品。本作におけるケモノ枠の1人。第1話から登場し、ビルドダイバーズの一員として彼らの戦いを傍らで見守っていく。
ガンダムビルドダイバーズ バトローグ
ガンプラバトルの実況役として登場。マイクを持つ時に小指を立てる癖がある事が判明した。
ガンダムビルドメタバース
第2話にヒロトの応援役として登場。同作におけるエルドラ人の立ち位置は不明。第3話にも観客として登場した。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ビルドダイバーズ (BUILD DiVERS) [編集 | ソースを編集]

ヒロト / カザミ / メイ / パルヴィーズ
路地裏に訪れた4人に助けを求め、ビルドダイバーズを結成する切欠を作った。以降、彼らを自分達「山の民」を救う存在として慕い、ヒトツメ討伐の際に呼び出す。
ヒナタ (ムカイ・ヒナタ)
ヒトツメとの戦いが終結した後、新たにメンバーに加わった彼女と対面。互いにビルドダイバーズを支えた者として親交を深めた。

ビルドダイバーズ (BUILD DIVERS) [編集 | ソースを編集]

リク / ユッキー / コーイチ / アヤメ
遺跡で初めて石版が起動した際、彼らのバトル映像を目にした事で「創造主=ビルドダイバーズ」と認識。その活躍ぶりに一目惚れする。

エルドラの民 (山の民) [編集 | ソースを編集]

マイヤ
姉。ビルドダイバーズに協力しようと日々奔走するフレディの身を案じている。
ジェド
兄。一つ目討伐のため、ビルドダイバーズの召喚ができる貴重な存在であるフレディを討伐作戦に参加させる。
トノイ
父。
ストラ
親友。畑仕事の手伝いをしているが、レジスタンスに参加しようと躍起になっているためサボり気味。
クアドルン
エルドラを守る聖獣。アルスとゼルトザームとの戦いで傷ついていた翼をパルヴィーズと共に治した。

ヒトツメ [編集 | ソースを編集]

アルス
エルドラを侵略する謎の存在。ヒトツメの月面基地で遭遇する。

名台詞[編集 | ソースを編集]

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE[編集 | ソースを編集]

「ぼ、僕…。あ、いや…私は今、敵の追跡を受けていて、そ…創造主様に、御神体の力を以って、お守り頂きたく…!」
第1話より、ヒロト達との初対面時に。これを聞いたメイは会話形式のエントリーと判断し、シークレットミッションを探していたカザミは居合わせた3人を巻き込んで、この詳細不明の依頼を受ける事となる。これがヒロト達の新たな物語の始まりである事を知らずに…
「本当に創造主様にお越し頂けるとは!光栄です!わ、私、フレディと申します!」
上記の直後、フレディの下に訪れたヒロト達への自己紹介。かわいい。
「さ、さすがです皆さん!さすが!ビルドダイバーズの皆さんです!!」
エルドラアーミー達を全滅させたヒロト達に興奮冷めやらぬ表情で。当然、ヒロト達はただの野良パーティで、メイを除く3人は困惑するばかりだったのだが、メイはダイバーズのスペルを一部変更する事で別フォースとして登録。こうして4人はビルドダイバーズとして出発する事になる。
「! ありがとうございます!創造主様から受け継いだ恩恵を大切にしながら暮らしているんです!」
第2話より、高所で怯えながらも「綺麗な所」と景色の感想を言うパルヴィーズに対して。荒野が広がる土地とはいえ、確かにそこには様々な営みが存在していた。しかし、その土地もエルドラアーミーの侵攻により数々の集落が焼き払われつつあった。ビルドダイバーズはフレディの依頼を受け、フレディの住む集落を防衛する事になるのだが…
「ヒロトさん達は出会った時から、僕の無茶なお願いを聞いてくれたんです!これまでの作戦でも『ヒトツメ』と戦って、村の人達を守ってくれたんです!だから!裏切るなんて絶対に…絶対に……!」
第6話より、ビルドダイバーズの輸送隊護衛任務への参加に対して懐疑的な態度を取るムランに対して。フレディの必死の説得を受けてジェドも「同じ気持ち」とビルドダイバーズを支持。これを受けてリーダーのゴルスも初めて「ゼルトザーム」の存在をビルドダイバーズに伝えた。
「それは…それがビルドダイバーズだからです!」
「正直…なんだか皆さんバラバラで、思ったより心許ない感じも……。でも…!いつも全力で戦って、必ずヒトツメ達をやっつけてくれる……!心から信じられる僕達の大切な仲間なんです!!」
第7話より、何の関わり合いもない自分達を救おうと戦うビルドダイバーズを不思議に思うムランに対して。フレディの言うように当初は野良チームゆえに互いの意思疎通がバラバラだったビルドダイバーズだったが、それでも山の民のために戦い、その中で絆が芽生えつつあった。その光景を間近で見てきたからこその堂々とした発言である (直後に「創造主様相手におこがましい事を」と慌てて取り繕おうとしたが)。この発言を受けたムランはビルドダイバーズに対する認識を改め、彼らに山の民にとって一番重要な物を託す事になる。
「どうしてですか!?あなた…ヒトツメの親玉なんですよね!?どうして僕達を襲うんです!?」
「僕達があなた達に何をしたっていうんですか!?僕達はただ…静かに暮らしていただけです…!村同士争う事もなく、皆で助け合って…!創造主様から受け継いだ土地を大切に…仲良く…生きてきました…!あなたが守っていたって、一体何をです!?守るどころか…あなたは…っ!僕達が守りたいものを…壊してばかりじゃないですかぁっ!どうして…どうして……僕達、戦いなんて知らない…戦いたくなんかないんです。だからもう…やめて…やめて下さい!お願い…ですからぁ!!」
第11話より、ヒトツメによるエルドラ侵略を行うアルスに対して涙ながらに怒りをぶつけた際に。エルドラに済む人の住人として必死の思いで彼の凶行を止めようとするものの、願いは届く事なく、事態は最悪の結末を迎える事となる…
「僕があの遺跡に足を踏み入れたのは、物置で見つけた一冊の本が切欠でした。始めはただの好奇心だったんです」
「やがてここで、ビルドダイバーズの皆さんと巡り会う事になるなんて、思いもせずに」
第14話より、後にビルドダイバーズと出会う場となる遺跡での独白。この時、既にヒトツメが集落を発見していたため、この本との出会いが無ければ『Re:RISE』の物語が始まる事はなかっただろう。
フレディ「大丈夫、大丈夫だよ…!ヒトツメは僕が…ビルドダイバーズが必ず止める!!」
アシャ「本当…?」
フレディ「うん!絶対だ!!」
同上。ビルドダイバーズが姿を消し、ヒトツメが襲ってくる恐怖に涙を流し震えるアシャを励ますべくかけた台詞。兄を亡くしヒトツメによる大破壊を目にして絶望していたフレディだったものの、これを機に再び立ち上がる事を決意。崩壊しかけた遺跡に何とか入り込み石版に触れるものの何一つ反応しない。仕方なくその場に寝込むものの、夢の中でゼルトザームと刃を交えるヒロトの新たな愛機と遭遇。目が覚めると、そこには初めて石版が起動した時と同じ光景が広がっていた。フレディはその映像の中にヒロト達の姿を見つけ、再び助けを乞う――。
「僕にとってのビルドダイバーズは、ここにいる皆さんです!」
「僕だけじゃありません!父さんや…マイヤ姉さん…ストラ…ムランさんやカリコさん…ザブンさん…アシャやトワナやフルン…ジリク爺さん…村のみんなも…ジェド兄さんにとっても…皆さんが僕達のビルドダイバーズです!」
第20話より、イヴと別離した過去を語った上で「ビルドダイバーズと名乗る事すらおこがましい奴なんだ」と自嘲するヒロトに対して。決して誇る事のできない過去を持つとはいえ、フレディ達エルドラの民にとってヒロトとその仲間達は紛れもない救世主。誇り高き「ビルドダイバーズ」なのだ。
「僕達、ヒロトさんにいっぱい助けてもらってます!危険も顧みず、僕達の…誰かのために戦ってくれるヒロトさんだから…こうやって今、自分達は生きていられます。それはきっと、そのイヴさんって人の願いが届いているから…」
上記の続き。「いつか私のような子に会ったら助けてあげて」とイヴの遺した最後の約束。一度は破りかけたとはいえヒロトは確かにそれを実行していた。知らず知らずの内だったとはいえ、それはエルドラだけでなくカザミ達の心やメイの存在をも救っていた。この言葉がヒロトにイヴの想いが今も繋がっている事を実感させ、彼に再び立ち上がる勇気を与える事になる。
「お互いに、何も知らずに傷付けあう事は悲しい事で…どうやっていけばいいのか、本当は僕にも分からないけど…。それでも……」
「古き民…創造主さま達が残してくれたものを、貴方が守ってきたものを、僕達はこれからも大切に守っていきます…!だから…だから…!もう大丈夫です…!ありがとうございましたぁ…!」
第25話より。アルスが長きに渡って1人でエルドラを守護していた事をクアドルンから聞き、その胸の内を眼前で待ち受けるアルスに向け涙ながらに打ち明ける。この言葉にアルスはかつてエルドラの再生を託し、いつかの再会を誓って去っていった古き民との最後の会話を思い出す。そう、今目の前にいるのは彼がエルドラを守り通した事で生まれた生命なのだ。そしてフレディの気持ちを汲み取ったヒロトはエルドラとアルス両方を救うべく決意する。誰かのために頑張れる者だからこそもう誰も奪わさせない、と。
「皆さん!くれぐれもお気をつけて!僕の心は皆さんと一緒に!」
第26話(最終回)より、GBNでのアルスとの最終決戦へと赴くヒロト達への激励の言葉。フレディの言葉を受けた彼らと拳を重ね合わせ、いよいよビルドダイバーズのラストミッションが始まる。
「あっ……空渡しだ…」
同上。GBNで新たな生命として生まれ変わる事を受け入れたアルスは数多の光となって空に舞った。遺跡からその光景を目の当たりにしていたフレディにとって、その光景は魂たちへの手向けと時を越えて命を見守る存在への感謝を表す灯籠流し「空渡し」そのものだった。
「初めまして!僕もビルドダイバーズの一員で、フレディって言います!よろしくお願いします!」
同上。平和になったエルドラで、新たにビルドダイバーズの一員となったヒナタと初対面した際に。ビルドダイバーズのメンバーが全員集合したという事もあり、彼女と共にその出会いを喜び合った。そしてメンバーの一員としてまず村の案内を始めるのだった。

ガンダムビルドダイバーズ バトローグ[編集 | ソースを編集]

「パルさんが乗る『ウイングガンダムゼロ』と、アヤメさんの『ダブルオークアンタ』!」
「カ、カザミさんの『デスティニーガンダム』と、キャプテンジオンさんの『ゴッドガンダム』の対決!」
「マギーさんの『ガンダムバエル』と、モビルドールメイさんです!」
「機体は!ス、『ストライクフリーダム』…だと思います!」
「ヒロトさんのバル…バル…『バルバトス』が優勢!」
実況における機体解説の数々。マイクとエルドラ語で付箋をつけたガンダム大百科を手にたどたどしくも熱い実況を繰り広げた。メイ以外は機体名を読み慣れていないため、「ウイング、ガンダム、ゼロ」「デスティ↓ニー↑ガンダム↓」「ガンダムバエル (映えるのイントネーション)」などのようになっているのはご愛嬌(何気にストフリはイントネーションが合っている)。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンダムジャスティスナイト
第5話及び第18話でカザミと同乗。前者では「(外よりは)ここの方が安全」と言ったものの、猪突猛進なカザミの操縦が災いし却って危険な目に会ってしまった。
コアガンダム (メルクワンガンダム / マーズフォーガンダム)
第9話でヒロトと同乗。敵の攻撃を受け気絶したヒロトに必死に声をかけ、窮地を救った。
コアガンダム (ジュピターヴガンダム)
第11話及び第12話でヒロトと同乗。
ヴァルキランダー
第22話でパルヴィーズと同乗。
コアガンダムII (ネプテイトガンダム / ジュピターヴガンダム) / リライジングガンダム
第25話でヒロトと同乗。

資料リンク [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]