レイ・ザ・バレル
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| レイ・ザ・バレル | |
|---|---|
| 外国語表記 | Rey Za Burrel |
| 登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED DESTINY |
| 声優 |
|
| デザイナー | 平井久司 |
| プロフィール | |
|---|---|
| 種族 | クローン人間 (ナチュラル) |
| 性別 | 男 |
| 年齢 | 不明 |
| 没年月日 | C.E.74年 |
| 出身 | GARM R&D社L4コロニー メンデル内研究所 (ヒビキ研究室) |
| 身長 | 168cm |
| 体重 | 56kg |
| 血液型 | O型 |
| 職業 | MSパイロット |
| 所属組織 | ザフト軍 |
| 所属部隊 | FAITH |
| 階級 | 赤服 |
| 主な搭乗機 | |
概要[編集 | ソースを編集]
ミネルバ所属のモビルスーツパイロット。ザフトの「赤服」。冷静沈着で高い技量を誇り、戦術眼や分析能力に長けたオールマイティな人物。当初は専用色のザクファントムを駆り、主にミネルバの護衛として活躍するが、その後デュランダルからレジェンドを与えられ、エースとしての頭角を表す。
シン・アスカやルナマリア・ホークとは士官学校の同期で、特に感情に任せて暴走しがちなシンを理性的な面からフォローすることが多く、シンからも多大な信頼を寄せられている。ギルバート・デュランダルを心酔しており、彼と二人の時にはデュランダルのことを「ギル」と呼び慕っている。
その正体はラウ・ル・クルーゼと同じアル・ダ・フラガのクローン(クルーゼ自身のクローンとする資料もある)、レイにとってデュランダルはクルーゼ亡き後の親代わりであり、デスティニー・プラン成就というデュランダルの野望に身を捧げていた。
第2次連合・プラント大戦終盤のレクイエム攻防戦でキラ・ヤマトと対峙し、自ら「ラウ・ル・クルーゼ」と名乗りキラと戦うが、キラから自分は「クルーゼ」でなく、「一人の人間」であると説き伏せられた上で撃墜される。その後メサイア内でデュランダルとキラが対峙する場面に遭遇し、葛藤の果てにキラの言葉に心を動かされ、デュランダルを撃って彼を止めた。そして、タリア・グラディスの胸に抱かれながら崩壊するメサイアと運命を共にした。レイのデュランダルへの反抗という行為は、結果的にデスティニー・プランを根底から否定するものであり、デュランダルの抱えていた呪縛を解き放つことにもつながっていた。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 初登場作品。初登場作品ミネルバ所属のMSパイロットであるが、一方でデュランダルに心酔しており、シン・アスカを優秀な戦士へと成長させるサポートをするようにデュランダルから指示されていた。シンがミネルバからステラ・ルーシェを逃がそうと行動を起こした際には(ステラの境遇を自分と重ねて)敢えてその脱走劇に協力するなど、私情を捨てきれない一面ものぞかせた。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ギルバート・デュランダル
- 第1次連合・プラント大戦後のプラント最高評議会議長。レイにとっては親代わりであり、二人の時は「ギル」と呼び慕っている。
- シン・アスカ
- 士官学校の友人。同室。デュランダルから彼を一人前の戦士とするよう指示されていたが、その過程で育まれた友情は本物であった。
- ルナマリア・ホーク
- 士官学校時代の友人。戦闘では共に艦上で敵の攻撃を迎撃することが多かった。
- アスラン・ザラ
- 上官。シンの発言に対して代わりに彼に頭を下げることが多い。一方、アスランが軍から脱走した際には躊躇なく攻撃を行っている。
- タリア・グラディス
- 上官。最終決戦でデュランダルを撃ち、慟哭するレイを抱き、崩壊するメサイアで運命を共にした。
- ラウ・ル・クルーゼ
- もう一人の自分。レイが幼少の頃は共に過ごしていたことが暗に語られている。
- アル・ダ・フラガ
- オリジナル。
- ムウ・ラ・フラガ (ネオ・ロアノーク)
- アル・ダ・フラガの息子。クルーゼと同じく彼と共振する一面が見られた。
- キラ・ヤマト
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「シン!…申し訳ありません議長!この処分は後ほど必ず!」
- 第3話より。デュランダルの前でシンがカガリに暴言を吐いたことに激怒して謝罪させようとするも逃げられてしまい、デュランダルに詫びを入れる。
- 「気にするな、俺は気にしていない………お前が言った事も正しい」
- ユニウスセブン破砕作業の直前、オーブの代表であるカガリに激昂して食って掛かったシン。2人きりになった後、シンを宥めるかのように呟いている。
- 「追撃などしなくてもシンは戻ってきます」
「今回のことは私の一存です。通常の処分をお願いいたします。シンは彼女を返しに行っただけです。必ず戻ります」 - 同上。警備兵に逮捕されたレイはタリアにデュランダルからの指示を疑われたが、独断でやったことを認めてシンをかばい、通常の処分を申し出る。
- 「カメラが向いてからの反応が恐ろしく早いな。スラスターの操作も見事だ。思い通りに機体を振り回している」
- 第33話より。フリーダムとの戦闘シミュレーションでフリーダムのモーションを見て分析する。
- 「アスラン!シンも控えろ。アスラン、シンの言っていることは間違っていないと思います」
「フリーダムは強い。そしてどんな思惑があるかは知りませんが、我が軍ではないのです。シンの言うようなことは想定されます」
「いくら貴方がかつて共に戦った者だとしても…」 - 同上。フリーダムの撃墜をやめさせようとするアスランに説得する。
- 「何故ですか!?」
「ダーダネルスでは本艦を撃ち、ハイネもあれのせいで討たれたのです。貴方だってあれに墜とされたのでしょう?」
「戦闘の判断は上のすることですがあれは敵ではないとは言い切れません。ならば私達はやはりそれに備えておくべきだと思います」
「よろしければアスランにもそのご経験からアドバイスをいただければと思いますが?」 - シンとアスランの口論に割って入り、アスランの戦闘経験を参考にするため助言を求める。
- 「シン。大丈夫だ。お前なら討てる」
- 第34話より。フリーダム撃墜の吉報を待つ。
- 「フリーダムは確かに動きが速い。射撃も正確だ。だがあの機体は絶対にコクピットを狙わない」
「撃ってくるのは決まって武装かメインカメラだ。そこにインパルスの勝機がある」 - 第34話におけるシンの回想より。戦闘シミュレーションでキラの操縦と攻撃のパターンを見抜いたレイはシンに助言をする。
- 「シン聞くな!アスランは既に少し錯乱している!」
- アスラン脱走時にアスランをばっさり斬って捨てた一言。しかし「すこし」というあたりに彼なりの心遣いがそれとなく感じられる。
- 「ちぃ!死に損ないの裏切り者が、何をのこのこと!惑わされるな!シン!」
- オーブへと侵攻したザフト軍とシンの前に立ちはだかるかつての戦友。その姿に怒りを露わにしたレイは、揺らぐシンの心を引き剥がす様に怒鳴りつける(『THE EDGE』版ではアスランが現れた直後に上記の台詞を吐いて襲い掛かるが、割って入ったストライクフリーダムに押し止められている)。
- 「いつの時代でも、変化は必ず反発を生む。それによって不利益を被れば、明確な理由はなくとも、ただ不安から異を唱える者が必ず現れる。議長のおっしゃる通り、無知な我々には、明日を知る術などないからな…」
- デュランダルの創る未来こそ人類の未来とも取れる発言。
- 「人の夢、人の未来…その素晴らしき結果、キラ・ヤマト!」
「ならばお前も、今度こそ消えなくてはならない!俺達と一緒に!」
「生まれ変わるこの世界の為に!!」 - 「そして取り戻せないもの、それが過去だ!だから、もう終わらせる…これまでは全て!そして在るべき正しき姿へと戻るんだ!人は…世界は!!」
- 回想の中のデュランダルの「逃れられないもの…それが自分」という台詞から続く発言。だが、これを聞いたキラから「命は、何にだって一つだ」と否定され、思わず動揺してしまう。その隙を突いた攻撃でレジェンドは大破させられてしまう。
- 「ギル…ごめん…なさい……でも、彼の…明日は…!」
- ギルバートを撃った後に泣きじゃくりながら、もう明日のないレイが「選べる明日」を望むキラに希望を託して。初めてギルバートの計画のためではなく自分の意思で引き金を引いた。それはラウ・ル・クルーゼのかわりではない、彼が、彼自身で行った彼の判断であった。漫画『機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE』の番外編『THE EDGE Desire』では同シーン直前からのレイの視点が描かれ、その心象風景の多くはシンが関わるシーンであり、「彼」=シンの解釈で描かれている。
- 「お…かあ…さん…」
- レイの最期。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- レイ専用ザクファントム / レイ専用ブレイズザクファントム
- 前半の搭乗機。
- レジェンドガンダム
- 後半の搭乗機。
- ミネルバ
- 搭乗艦。