ガーベラ・テトラ
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ガーベラ・テトラ | |
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外国語表記 | Gerbera-Tetra |
登場作品 | |
デザイナー | 明貴美加 |
スペック | |
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分類 | 強襲用試作型モビルスーツ |
型式番号 | AGX-04 |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 |
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全備重量 |
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主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,710kW |
スラスター総推力 |
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180度姿勢変換 | 0.9秒 |
装甲材質 | ルナ・チタニウム合金 |
原型機 | ガンダム試作4号機 |
改修 |
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所属組織 | デラーズ・フリート |
所属部隊 | シーマ艦隊 |
母艦 | リリーマルレーン |
主なパイロット | シーマ・ガラハウ |
概要 [編集 | ソースを編集]
アナハイム・エレクトロニクス社が開発したモビルスーツ。デラーズ紛争の最中にアナハイムの常務オサリバンによってシーマ艦隊に譲渡され、シーマ・ガラハウによって運用された。
ガンダム開発計画から除外されたガンダム試作4号機のフレームをベースにしており、計画から外された4号機はある種の社内ベンチャーとして独自に開発が継続され、重役レベルの裁量で償却を判断出来るプロジェクトに置かれていた[1]。
ガンダム試作4号機と同様に対MS戦闘に特化した強襲用MSであり、格闘戦・白兵戦に秀でており、前線で速やかに格闘戦に移行可能なシュツルム・ブースターの装備も盛り込まれている等、強襲用MSとしては当時の水準を遥かに越える高性能機であった。
特徴的な肩部ユニットはショルダーアーマーと一体化した大出力のスラスターポッドであり、基部はボディユニットと直結し、肩部関節とは独立した広大な可動域を確保しつつ、機体の機動性を飛躍的に向上させていた。
シーマ艦隊へ譲渡される際、出自を偽装する為に外装の意匠や動力系の部材がジオン系の物へと換装されている。元々ジオン系の技術者が開発の中枢を担っていた為、偽装が決定してからはモノアイをはじめととするジオン系のデバイスや意匠が取り入れられている。ただし、ロールアウト直後の頭部はガンダム系のデザインが施されており、ツインアイかつ額にロッドアンテナを二本備えていた。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- 初登場作品。第13話で登場し、シーマ艦隊と共にデラーズ・フリートに反旗を翻すものの、混戦の最中、ガンダム試作3号機が命令を無視してシーマ艦隊を敵として攻撃してきたため反撃。損傷を与えるもののメガ・ビーム砲を胴体に突き刺された末、零距離射撃により四散した。
- 機動戦士ガンダム0083 REBELLION
装備・機能[編集 | ソースを編集]
オプション装備 [編集 | ソースを編集]
- シュツルム・ブースター
- プロペラントタンクとバーニアスラスターが一体化したオプション装備。更にバックパックに二基のプロペラントタンクを増設可能。本体のプロペラントを温存したまま速やかに前線に投入し、作戦行動領域に到達後はパージされる。デラーズ紛争では使用される事はなかった。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- X-04 ビーム・マシンガン
- パルス状のビームを連射する試作型のビーム兵器。Eパックなどは連邦軍の規格品を使用している。メガ粒子を断続的に射出する技術は開発途上にあった為、強力な冷却システムが採用されており、リミッターが作動すると強制放熱モードが発動し、使用不能となる。
- 腕部110mm機関砲
- 両腕に2門ずつ内蔵されている。威力は連邦系の頭部バルカン砲を軽く凌駕する上、速射性にも優れる為、中・近距離戦において非常に有効な攻撃手段となる。
- ビーム・サーベル
- 左右大腿部に収納されている格闘兵装[2]。形状は独自の物だが、デバイスはスタンダードな量産品が用いられている。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガーベラ・テトラ (キララ専用機)
- 『ガンダムビルドファイターズ』に登場したキララの専用カラー機。番組後半では頭部にブレードアンテナが追加された。
- ガーベラ・テトラ (ロールアウト時)
- シーマ艦隊に譲渡される前の状態。頭部にツインアイとアンテナが残っている。
- ガンダム試作4号機
- ベース機体。外装を偽装される前の姿。
- ガーベラ・テトラ改
- 本機を強化した機体。
- ケンプファー
- 強襲用MSとしてのコンセプト元とされる。
- 高機動型ケンプファー
- 本機のシュツルム・ブースター・ユニットが流用されている。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
資料リンク [編集 | ソースを編集]
リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 一年戦争後、ジオニック社を吸収合併したアナハイムにとって、この機体の開発は技術継承的な側面も取り沙汰されている。
- ↑ 長らく搭載箇所は不明だったが、ガンダムビルドファイターズで判明。同様に、ビーム・マシンガンの強制冷却モードも同作で初めて使用されている。