「ジム寒冷地仕様」の版間の差分
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2019年6月23日 (日) 17:28時点における版
ジム寒冷地仕様 | |
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外国語表記 | GM Cold Districts Type |
登場作品 | 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 |
デザイナー | 出渕裕 |
スペック | |
---|---|
分類 | 汎用量産型モビルスーツ |
型式番号 | RGM-79D |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 44.75t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,250kw |
スラスター総推力 | 60,000kg |
装甲材質 | チタン・セラミック複合材 |
開発組織 | 地球連邦軍 |
開発拠点 | オーガスタ工廠 |
所属 | 地球連邦軍(主に寒冷地に配備) |
主なパイロット | 連邦軍一般兵 |
概要
一年戦争時に地球連邦軍が量産したジムシリーズの内、「後期生産型」にあたる機体。オーガスタ工廠で開発された「ジムD型」の寒冷地仕様である。カラーリングは青みのある白とグレー。
前期量産型ジムと比べると、頭部はアンテナと頬部ダクトが加わったことを除けば元と似たような外見だが、頭部から下は元よりもシャープになっており、ジム・コマンドシリーズと共通する部分が多い。バックパックは全体的に余裕のある設計がなされた改良型を搭載しており、後のジム改にも同じ物が使われている。
寒冷地用のチューンとして機体各所に氷結対策、防寒処理等が施されているほか、1年戦争時のMSの中でも非常に高い通信能力を備えている。なぜなら荒天が長く続く寒冷地では通信能力の高さが部隊の生存性を左右するからである。
後期生産型の中でも比較的初期の段階から、拠点防衛用として北極基地などの地球上の寒冷地へ配備された。これはホワイトベース隊のガンダムによるテストが寒冷地以北(以南)では行われず、寒冷な環境での稼働データが存在しなかったためとされている。
登場作品と搭乗者
- 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
- 第1話で登場。ほぼやられ役としての登場だが、シャトルの死守など一応の活躍はしている。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- マシンガン
- フォアグリップ兼用マガジンを備えた寒冷地用マシンガン。
- グレネイド・ランチャー
- 銃身下部に取り付けて使用するグレネード弾。
- ブルパップ・マシンガン
- ジム・コマンドなどが使用する90mmマシンガン。
- ビーム・サーベル
- バックパックの左側に1基装備。
- シールド
- 前期量産型ジムと同じ形状だが、十字の紋章は省略されている。劇中未使用。
対決・名場面
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
- 北極基地防衛
- 第1話冒頭より。宇宙への輸送のため北極基地へ運ばれた新型MS「ガンダムNT-1」の破壊を目論むサイクロプス隊のハイゴッグ達を、ブラウン隊などの防衛隊が迎撃にあたった。熟練した相手の前にほとんどの機体が一方的にやられてしまい、中には発砲中に手首を損傷し、自身の銃で自身を撃ってしまうというショッキングなシーンも流れた。
- しかし、ガンダムを載せたシャトルを唯一発見したアンディ・ストロースのハイゴッグを撃破し、ガンダムの防衛任務自体は成功させている。
- シャトルが発進した後に、頭部を破壊され倒れたジムが映るが、見方によっては片手が誇らしげにサムズアップしているように見えるのが印象的。
関連機体
- ジムD型
- 本機の通常仕様。
- ジム・コマンド、ジム・コマンド宇宙戦仕様、ジム・スナイパーII
- 本機と同様、上記のD型をベースとする機体。
- ジム
- 前期生産型。当初はこの機体のリファイン版として登場する予定だった。
- ジムシリーズ
- 本機も含まれる。
余談
- この機体は元々「外見と色を変えただけで、設定上は初代に登場したジムと同一の機体」という位置づけだったが、商品展開の都合上、初代のジムとは別の機体として設定変更された経緯がある。外見だけではどこが寒冷地仕様なのか分かり辛いのもそのためであろう。
商品情報
ガンプラ
フィギュア