「ミダス」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[エル・ザンスカール軍]][[モビルスーツ]][[キゾ]]中将の専用機として[[マリア・シティ]]で開発されていた金色の超高性能機である。
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[[ザンスカール帝国]]中将[[キゾ]]専用[[モビルスーツ]]。キゾという「王」の器として[[マリア・シティ]]で極秘裏に設計・開発された超高性能機であり、外観や設計はザンスカールと[[木星帝国|木星]]のMSの折衷案に近い。機体名の由来はギリシャ神話に登場する王「ミダース」<ref>童話『王様の耳はロバの耳』に登場する王としても知られている。</ref>から。
  
[[ザンスカール帝国]]軍と[[木星]]の機体の折衷案的な設計の下、極秘裏に開発が行われた。高出力のジェネレーターを搭載しており、(ジェネレーターを2基搭載している[[ザンネック]]を除けば)ザンスカールの[[MS]]の中で最も出力が高い。その為、装備しているビーム兵器も出力が高く、火力と防御力に秀でている。更に高い機動性も持ち、通常のスラスター噴射式でありながら[[ミノフスキードライブ]]搭載型の[[ファントム]]をも上回るとされる。
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その性能は規格外といえ、ジェネレーター出力は7,480kWと、ザンスカールのMSの中で最も出力が高く<ref>ただし、ジェネレーターを二基搭載した[[ザンネック]]は除く。参考値としてザンネックのジェネレーター出力は一基につき5,570kW。単純な数値で言えば[[V2ガンダム]]の7,510kWが僅かに高い。</ref>、更に全身を覆うマント状の[[ビーム・シールド]]による強固な防御力と、スラスター噴射のみで[[ファントム]]を凌駕する高い機動性を両立している。
  
最大の特徴は頭部に搭載された「ミダス・タッチ・フラッシュシステム」で、敵機に光を浴びせる事で行動不能に陥らせる。これは自身も例外ではない為、対策としてザンスカール系のツインアイと木星系のモノアイを設置している。
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最大の特徴として「ミダス・タッチ・フラッシュシステム」と呼ばれる一種のコンピュータウィルス送信システムを搭載しており、敵機のセンサーに一定のパターンで明滅する光信号を送る事で強制的に行動不能に陥らせる。このミダス・タッチ・フラッシュには一切のワクチンプログラムは存在せず、ミダス自身もこの光信号の影響を受ける可能性があった為、これに対する方策としてザンスカール系のツインアイと木星系のモノアイを併設し、明滅に合わせてこの二つの「目」を高速で切り替える事で対応している。
 
 
機体名の由来はギリシャ神話に登場する王「ミダース」。ちなみに童話『王様の耳はロバの耳』に登場する王としても知られている。
 
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト]]
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト]]
:パイロットは[[キゾ]]<br />マリア・シティからの脱出時に使用され、キゾ抹殺の指示を受けていた[[ゲドラフ]]部隊を一蹴している。[[エル・ザンスカール軍]]を旗揚げしてからはザンスカール正規軍の部隊のMS全てを停止させ、破壊あるいは[[カオスレル]]に制御させて自軍の戦力とした。更に[[サーカス]]をも壊滅させ、[[カーティス・ロスコ]]の[[クロスボーン・ガンダムX-0 フルクロス]]等も撃破している。[[マンサーナ・フロール]]上での最終決戦では[[フォント・ボー]]の[[ゴーストガンダム]]及び[[ジャック・フライデイ]]の[[デスフィズ]]と戦い、デスフィズを撃破するも自身の理性を完全に乗りこなしたフォントの前に徐々に押され始める。そしてミダスのビーム・シールドを利用した一斉射撃を受け大破。互いに最後の一撃を繰り出し、ゴーストガンダムはコクピットハッチを破壊されただけに止まったがミダスはキゾが致命傷を負う程のダメージを受けて倒された。
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:初出作品。[[キゾ]]の専用機であり、本作のラスボスとして登場した。<br />キゾ抹殺の指示を受けていた[[ゲドラフ]]部隊を一蹴してマリア・シティを脱出し、[[エル・ザンスカール軍]]を旗揚げしてからはザンスカール正規軍の部隊のMS全てを停止させ、破壊あるいは[[カオスレル]]に制御させて自軍の戦力とした。更に[[サーカス]]をも壊滅させ、[[カーティス・ロスコ]]の[[クロスボーン・ガンダムX-0 フルクロス]]等も撃破している。[[マンサーナ・フロール]]上での最終決戦では[[フォント・ボー]]の[[ゴーストガンダム]]及び[[ジャック・フライデイ]]の[[デスフィズ]]と交戦し、デスフィズを撃破するも自身の理性を完全に乗りこなしたフォントの前に徐々に押され始める。そしてミダスのビーム・シールドを利用した一斉射撃を受け大破。互いに最後の一撃を繰り出し、ゴーストガンダムはコクピットハッチを破壊されただけに止まったがミダスはキゾが致命傷を負う程のダメージを受けて倒された。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
;ミダス・タッチ・フラッシュシステム
 
;ミダス・タッチ・フラッシュシステム
:頭部に搭載された対MS用コンピューター・ウイルスシステム。装甲を展開し、そこから高速かつ複雑に明滅する多数の光線を放つ。これが敵機の視覚センサーから侵入する事でコンピューター内の運動プログラムに干渉するという、QRコードに近いシステムである。干渉を受けた運動プログラムはそれを停止命令と誤解し、その結果動けなくなってしまう。一度汚染されると、一旦OSを全て消去して再インストールしなければ動かせない。<br />当然ミダス自身も本来このシステムを受ければ停止してしまうが、無効化する手段として2系統のセンサーが光線の明滅パターンに合わせて高速で切り替えられるようになっており、受けた光を完全に無意味な情報として処理させている。これはワクチンソフトの開発が間に合わなかった為で、どちらか一方のセンサーが破損すれば無効化できなくなってしまう。また艦艇や戦闘機等に対しては全く効果が無く、複雑な駆動制御プログラムを有するMSだからこそ有効な手段である。それ故にMSの運用が基本戦略となっている[[U.C.]]0150年代には絶大な効果が得られると確実視されていた。例外として[[クロスボーン・ガンダムX-0 フルクロス|X-0]]や[[デスフィズ]]は行動可能であったが、これは前者が赤外線で周囲の映像を音響に変換するシステムを搭載し、後者はパイロットの[[ジャック・フライデイ|ジャック]]が機体の照準モードを視覚センサーのみにして赤外線やレーザーセンサーを切るクセがあった為に光線が中途半端にしか侵入できず、ウイルスの役目を果たせていなかったからである(ただしその中途半端な状態の光線が多量の理解不能な情報となってしまっていた為にコンピューターに負荷がかかり、機体の反応速度が低下している)。<br />「触れたものを全て黄金像に変化させる」というミダース王の力がこのシステムの由来。[[ゴールデンエッグス]]が過去のMSの研究中にたまたま「基礎OSに存在していたある種のバグ」を見つけた事がミダス開発のきっかけとなり、またキゾの野望の引き金ともなった。
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:頭部に搭載された対MS用コンピューター・ウイルスシステム。ゴールデン・エッグスが古いMSの研究を進める中でMSの基礎OSに存在したある種のバグを発見した事に端を発し、開発された。<br/>頭部装甲を展開し、そこから高速かつ複雑に明滅する光信号を発信するQRコードに近い原理を採用しており、一定の明滅パターンによりMSの視覚センサーに侵入し、運動プログラムに停止命令を受けたと誤認させる。ただし、効果は複雑な駆動制御プログラムを持つMSにのみ限定され、艦艇や戦闘機等に影響は無いが、基本戦略をMSの運用に頼る宇宙世紀0153年代には絶大な効果が得られると考えられており、これの開発がキゾの野望に火を付ける要因の一つにもなった。<br/>有効なワクチンソフトは存在せず、ミダス自身がこの光に感染しない為の方策として2系統のセンサーを搭載し、光の明滅パターンに合わせて高速で切り替える事で受けた光を完全に無意味な情報として処理させている。また、視覚センサーを使用しない、あるいはセンサーを尖ったセッティングにする機体には、光信号が中途半端に受信されず、ウィルスの役目を果たせなくなる<ref>[[クロスボーン・ガンダムX-0]]や[[デスフィズ]]が該当。前者はパイロットが盲目な為、赤外線で周囲の映像を音響に変換するシステムを搭載し、後者はパイロットの癖によって視覚センサーのみで機体を操縦していた事に由来する。ただし、その中途半端な状態の光線が多量の理解不能な情報となってコンピュータに負荷をかけ、機体の反応速度を低下させている。同様に[[Vガンダム]]もコア・ファイターに分離する事でこの影響を受けなくなる。</ref>
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;耐ビームコーティング
 
;耐ビームコーティング
:全身に金色のコーティングを施してビームへの耐性を高めているが、どちらかというと趣味の傾向が強いとされる。
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:全身に施された金色のビームコーティング。ビームに対する防御手段とされているが、どちらかといえばキゾの趣向としての意味合いが強い。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;帝王の錫杖(カイザー・スタッフ)
 
;帝王の錫杖(カイザー・スタッフ)
:本機の主兵装となる杖。先端部にビーム発生器が設置され、攻撃時にはこれを回転させて切断力を高める。<br />折り畳む事でライフルモードになり、やはり発生器を回転させてビームを発射する。MS本体からエネルギー供給を受けている為に一発辺りの威力は通常の[[ビーム・ライフル]]以上で、連射すれば[[バタラ・ハードローラー]]すらも容易く破壊できる。<br />ミダス専用の武器であり、他の機体では使用できない。
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:本機の主兵装となる錫杖型複合兵装。先端部にビーム発生器が設置され、攻撃時にはこれを回転させて切断力を高める。<br />折り畳む事でライフルモードに変形し、やはり発生器を回転させてビームを発射する。<br/>MS本体からエネルギー供給を受けており、一発あたりの威力も通常の[[ビーム・ライフル]]と比較して高いが、他の機体では使用すらままならない。
 
;ビーム・クロー
 
;ビーム・クロー
:各3本のマニピュレーターはビーム・クローとして使用可能。ビーム圧が高く、敵機のビーム・シールドを貫通できる。<br />ジェネレーター出力の高さから、ビームを展開しなくともコクピットブロックを握り潰して破壊する事も可能。
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:各3本のマニピュレーターはビーム・クローとして使用可能。ビーム圧が高く、敵機のビーム・シールドを貫通できる。<br />ミダス自体の高出力もあって、ビームを展開しなくともコクピットブロックを握り潰して破壊する事も可能。
 
;[[ビーム・シールド]]
 
;[[ビーム・シールド]]
:両肩部と両腕部に内蔵されている。マント状に展開して全身を防護する事が可能で、多目的攻撃兵装「クジャク」のスマッシャーモードも辛うじてだが防ぎきれる。ゴーストガンダムの[[Iフィールド]]でも懐に飛び込んで全開にしなければ揺らがせる事ができない程である。
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:両肩部と両腕部に内蔵されているマント状のビーム・シールド。腕部のみに搭載されたシールドとは違い、前後左右各方面を防御出来る。その防御力は、海賊軍の複合兵装「クジャク」のスマッシャーモードの接射を(辛うじてではあるが)防ぎ切る程。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
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== 関連機体 ==
 
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;[[カオスレル]]
 
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:ミダスと共に極秘裏に開発していた[[モビルアーマー]]
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:ミダスと共に極秘裏に開発していた[[モビルアーマー]]。ミダスの補給・修理を担う専用母艦としての機能も持つ。
 
;[[デスフィズ]] / [[ガラハド]]
 
;[[デスフィズ]] / [[ガラハド]]
 
:木星の[[サウザンド・カスタム]]。ビームファングやチェーンソーライフルは帝王の錫杖と同じ発想で造られており、ザンスカールと木星の技術交流による収斂進化と考えられている。
 
:木星の[[サウザンド・カスタム]]。ビームファングやチェーンソーライフルは帝王の錫杖と同じ発想で造られており、ザンスカールと木星の技術交流による収斂進化と考えられている。
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2020年8月18日 (火) 14:46時点における版

ミダス
外国語表記 Midas
登場作品 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
デザイナー
  • 長谷川裕一
  • 宮崎真一
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スペック
分類 キゾ専用モビルスーツ
型式番号 EZM-S01
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 7,480kW
開発組織 ゴールデン・エッグス
所属組織 ザンスカール帝国エル・ザンスカール帝国
所属部隊 ゴールデン・エッグス
主なパイロット キゾ
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概要

ザンスカール帝国中将キゾ専用モビルスーツ。キゾという「王」の器としてマリア・シティで極秘裏に設計・開発された超高性能機であり、外観や設計はザンスカールと木星のMSの折衷案に近い。機体名の由来はギリシャ神話に登場する王「ミダース」[1]から。

その性能は規格外といえ、ジェネレーター出力は7,480kWと、ザンスカールのMSの中で最も出力が高く[2]、更に全身を覆うマント状のビーム・シールドによる強固な防御力と、スラスター噴射のみでファントムを凌駕する高い機動性を両立している。

最大の特徴として「ミダス・タッチ・フラッシュシステム」と呼ばれる一種のコンピュータウィルス送信システムを搭載しており、敵機のセンサーに一定のパターンで明滅する光信号を送る事で強制的に行動不能に陥らせる。このミダス・タッチ・フラッシュには一切のワクチンプログラムは存在せず、ミダス自身もこの光信号の影響を受ける可能性があった為、これに対する方策としてザンスカール系のツインアイと木星系のモノアイを併設し、明滅に合わせてこの二つの「目」を高速で切り替える事で対応している。

登場作品と操縦者

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
初出作品。キゾの専用機であり、本作のラスボスとして登場した。
キゾ抹殺の指示を受けていたゲドラフ部隊を一蹴してマリア・シティを脱出し、エル・ザンスカール軍を旗揚げしてからはザンスカール正規軍の部隊のMS全てを停止させ、破壊あるいはカオスレルに制御させて自軍の戦力とした。更にサーカスをも壊滅させ、カーティス・ロスコクロスボーン・ガンダムX-0 フルクロス等も撃破している。マンサーナ・フロール上での最終決戦ではフォント・ボーゴーストガンダム及びジャック・フライデイデスフィズと交戦し、デスフィズを撃破するも自身の理性を完全に乗りこなしたフォントの前に徐々に押され始める。そしてミダスのビーム・シールドを利用した一斉射撃を受け大破。互いに最後の一撃を繰り出し、ゴーストガンダムはコクピットハッチを破壊されただけに止まったがミダスはキゾが致命傷を負う程のダメージを受けて倒された。

装備・機能

特殊機能

ミダス・タッチ・フラッシュシステム
頭部に搭載された対MS用コンピューター・ウイルスシステム。ゴールデン・エッグスが古いMSの研究を進める中でMSの基礎OSに存在したある種のバグを発見した事に端を発し、開発された。
頭部装甲を展開し、そこから高速かつ複雑に明滅する光信号を発信するQRコードに近い原理を採用しており、一定の明滅パターンによりMSの視覚センサーに侵入し、運動プログラムに停止命令を受けたと誤認させる。ただし、効果は複雑な駆動制御プログラムを持つMSにのみ限定され、艦艇や戦闘機等に影響は無いが、基本戦略をMSの運用に頼る宇宙世紀0153年代には絶大な効果が得られると考えられており、これの開発がキゾの野望に火を付ける要因の一つにもなった。
有効なワクチンソフトは存在せず、ミダス自身がこの光に感染しない為の方策として2系統のセンサーを搭載し、光の明滅パターンに合わせて高速で切り替える事で受けた光を完全に無意味な情報として処理させている。また、視覚センサーを使用しない、あるいはセンサーを尖ったセッティングにする機体には、光信号が中途半端に受信されず、ウィルスの役目を果たせなくなる[3]
耐ビームコーティング
全身に施された金色のビームコーティング。ビームに対する防御手段とされているが、どちらかといえばキゾの趣向としての意味合いが強い。

武装・必殺攻撃

帝王の錫杖(カイザー・スタッフ)
本機の主兵装となる錫杖型複合兵装。先端部にビーム発生器が設置され、攻撃時にはこれを回転させて切断力を高める。
折り畳む事でライフルモードに変形し、やはり発生器を回転させてビームを発射する。
MS本体からエネルギー供給を受けており、一発あたりの威力も通常のビーム・ライフルと比較して高いが、他の機体では使用すらままならない。
ビーム・クロー
各3本のマニピュレーターはビーム・クローとして使用可能。ビーム圧が高く、敵機のビーム・シールドを貫通できる。
ミダス自体の高出力もあって、ビームを展開しなくともコクピットブロックを握り潰して破壊する事も可能。
ビーム・シールド
両肩部と両腕部に内蔵されているマント状のビーム・シールド。腕部のみに搭載されたシールドとは違い、前後左右各方面を防御出来る。その防御力は、海賊軍の複合兵装「クジャク」のスマッシャーモードの接射を(辛うじてではあるが)防ぎ切る程。

対決・名場面

VS:クロスボーン・ガンダムX-0 フルクロス
VS:ゴーストガンダム

関連機体

カオスレル
ミダスと共に極秘裏に開発していたモビルアーマー。ミダスの補給・修理を担う専用母艦としての機能も持つ。
デスフィズ / ガラハド
木星のサウザンド・カスタム。ビームファングやチェーンソーライフルは帝王の錫杖と同じ発想で造られており、ザンスカールと木星の技術交流による収斂進化と考えられている。

リンク

脚注

  1. 童話『王様の耳はロバの耳』に登場する王としても知られている。
  2. ただし、ジェネレーターを二基搭載したザンネックは除く。参考値としてザンネックのジェネレーター出力は一基につき5,570kW。単純な数値で言えばV2ガンダムの7,510kWが僅かに高い。
  3. クロスボーン・ガンダムX-0デスフィズが該当。前者はパイロットが盲目な為、赤外線で周囲の映像を音響に変換するシステムを搭載し、後者はパイロットの癖によって視覚センサーのみで機体を操縦していた事に由来する。ただし、その中途半端な状態の光線が多量の理解不能な情報となってコンピュータに負荷をかけ、機体の反応速度を低下させている。同様にVガンダムもコア・ファイターに分離する事でこの影響を受けなくなる。