「ヴァル・ヴァロ」の版間の差分
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
;[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]] | ;[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]] | ||
− | : | + | :初出作品。第6話~第7話で登場し、[[星の屑作戦]]に参加するべく[[ケリィ・レズナー]]の手によって日々修理が続けられていた。そしてこの機体に目をつけた[[シーマ・ガラハウ]]は彼と接触し「期日までに機体を修理すれば作戦への参加を認める」と唆し、実際には修理された機体だけを手に入れようしていた。機体はスランプ中だった[[コウ・ウラキ]]の協力を経て無事修理を完了するものの、引き渡し直前になって搭乗予定だった部下の[[クルト]]がシーマの目論見を暴露。落胆したケリィは再起を賭けて本機に搭乗しガンダムとの勝負に臨んだ。戦闘ではほぼ全ての面で[[ガンダム試作1号機フルバーニアン|フルバーニアン]]を圧倒していたものの、相手の機体をクローで捕らえた際、Aパーツを強制分離し拘束から脱出したフルバーニアンに[[ビーム・サーベル]]で動力部を貫かれ大破。最期は残されたBパーツを手放し、ケリィと共にそのまま爆散した。 |
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
=== 特殊機能 === | === 特殊機能 === | ||
;耐ビームコーティング | ;耐ビームコーティング | ||
− | : | + | :『0083』作中では装甲形状故にビーム・ライフルを悉く弾き返していたが、ゲーム作品などではビームを弾く理由付けとして設定されていることが多い。 |
=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
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:機首先端下部ブロックに搭載されている大出力ビーム砲。非使用時はカバーで覆われている。 | :機首先端下部ブロックに搭載されている大出力ビーム砲。非使用時はカバーで覆われている。 | ||
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− | : | + | :機体の前方左右両側に1門ずつ内蔵されているビーム砲。威力は[[一年戦争]]時の[[ビーム・ライフル]]並である。 |
;110mmバルカン砲 | ;110mmバルカン砲 | ||
:機体前方下部に4門内蔵されている機関砲。 | :機体前方下部に4門内蔵されている機関砲。 | ||
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:本体の左右に1基ずつ、計2基装備している。蟹の鋏のような形状になっている。機動性の高い本機のコンセプトと矛盾している装備でもある。 | :本体の左右に1基ずつ、計2基装備している。蟹の鋏のような形状になっている。機動性の高い本機のコンセプトと矛盾している装備でもある。 | ||
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+ | :直接的な関連性は無いと思われるが、赤い機体色、水中形態の機体形状、メガ粒子砲の展開方式等々、共通点が幾つか見られる。まお本機についても、初期は陸戦用MAとしてデザインが開始された経緯を持つ(当初『0083』は地上編が更に続く予定だった)。 | ||
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+ | == 資料リンク == | ||
+ | *[http://www.gundam0083.net/machine/z07.html 『機動戦士ガンダム0083』公式サイト:ヴァル・ヴァロ] | ||
== リンク == | == リンク == |
2021年3月31日 (水) 23:35時点における版
ヴァル・ヴァロ | |
---|---|
外国語表記 | Val-Walo |
登場作品 | 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY |
デザイナー | 明貴美加 |
スペック | |
---|---|
分類 | 宇宙用試作型モビルアーマー |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | MA-06 |
全長 | 68.0m |
全高 | 22.5m |
全幅 | 46.0m |
本体重量 | 254.1t |
全備重量 | 379.8t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 26,030kW |
スラスター総推力 | 720,000kg (184,000kg×3、56,000kg×3) |
開発組織 | ジオン公国軍 |
所属 | 未所属 |
所有者 | ケリィ・レズナー |
主なパイロット | ケリィ・レズナー |
概要
ジオン軍が一年戦争末期にビグロの発展型として開発していた試作型モビルアーマー。他のモビルアーマーの特徴も取り入れられている。
被弾形状に優れており、通常のビーム・ライフル程度であれば装甲で弾き返す事ができる。機体各所には姿勢制御バーニアが備わり、後方の3基のスラスターによって優れた機動力を発揮する。3基のランディングギアを備えており着陸を可能としている。月面での戦闘も考慮されグラナダで研究し実験的な兵装を多く盛り込んでいたが、機体のコンセプトと武装に矛盾が見られ、3機の試作機が製造されたが廃棄された。しかし、ジオン残党が1機を一年戦争終結後に密かにフォン・ブラウン市の最下層に秘匿している。
秘匿された機体は同市でジャンク屋を営む元ジオン兵ケリィ・レズナーが修理を手掛けており、機体は彼が左手を失っていたため右手だけで操縦できるようにアビオニクスが改造されており、ワン・コントロール・スイッチによって基本的な操縦が可能となっている。また、他の細かい操作については全てコンピューターがサポートしている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- 初出作品。第6話~第7話で登場し、星の屑作戦に参加するべくケリィ・レズナーの手によって日々修理が続けられていた。そしてこの機体に目をつけたシーマ・ガラハウは彼と接触し「期日までに機体を修理すれば作戦への参加を認める」と唆し、実際には修理された機体だけを手に入れようしていた。機体はスランプ中だったコウ・ウラキの協力を経て無事修理を完了するものの、引き渡し直前になって搭乗予定だった部下のクルトがシーマの目論見を暴露。落胆したケリィは再起を賭けて本機に搭乗しガンダムとの勝負に臨んだ。戦闘ではほぼ全ての面でフルバーニアンを圧倒していたものの、相手の機体をクローで捕らえた際、Aパーツを強制分離し拘束から脱出したフルバーニアンにビーム・サーベルで動力部を貫かれ大破。最期は残されたBパーツを手放し、ケリィと共にそのまま爆散した。
装備・機能
特殊機能
- 耐ビームコーティング
- 『0083』作中では装甲形状故にビーム・ライフルを悉く弾き返していたが、ゲーム作品などではビームを弾く理由付けとして設定されていることが多い。
武装・必殺攻撃
- 大型メガ粒子砲
- 機首先端下部ブロックに搭載されている大出力ビーム砲。非使用時はカバーで覆われている。
- 対空ビーム・ガン
- 機体の前方左右両側に1門ずつ内蔵されているビーム砲。威力は一年戦争時のビーム・ライフル並である。
- 110mmバルカン砲
- 機体前方下部に4門内蔵されている機関砲。
- 大型クローアーム
- 本体の左右に1基ずつ、計2基装備している。蟹の鋏のような形状になっている。機動性の高い本機のコンセプトと矛盾している装備でもある。
- ミサイルポッド
- 2基内蔵されている2連装式のミサイル発射管。
- プラズマ・リーダー
- アッザムの装備を改良したもの。機体の後方に3基装備され、3基1組で使用する。使用時に機体から射出され、接地後にカバーが開き、内部の放電器が展開。3基で一種のプラズマ結界を形成し範囲内の敵機に強力な電撃を食らわせる。その特性上、月面専用の装備で実験的要素が強い。
対決・名場面
関連機体
- ヴァル・ヴァロ (フル装備型)
- ビグロ
- ベース機。
- ビグロマイヤー
- ビグロと本機の中間に位置すると推測されている機体。
- グラブロ
- 機体形状的にはビグロよりもこちらに近い。TV版で撃墜された経緯についても「クローで捕まえたが、脚を犠牲に脱出され、サーベルで撃墜される」と、本機に通ずる内容となっている。
- シャンブロ
- 直接的な関連性は無いと思われるが、赤い機体色、水中形態の機体形状、メガ粒子砲の展開方式等々、共通点が幾つか見られる。まお本機についても、初期は陸戦用MAとしてデザインが開始された経緯を持つ(当初『0083』は地上編が更に続く予定だった)。
商品情報
ガンプラ