「ザク強行偵察型」の版間の差分
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2022年2月12日 (土) 22:49時点における版
ザク強行偵察型 | |
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外国語表記 | Recon Type Zaku |
登場作品 | MSV 機動戦士Ζガンダム |
デザイン | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 偵察用量産型モビルスーツ |
生産形態 | 偵察機 |
型式番号 | MS-06E |
頭頂高 | 17.7m |
本体重量 | 60.4t |
全備重量 | 76.2t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 951kw |
スラスター総推力 | 53,750kg |
センサー有効半径 | 3,200m |
開発組織 | ジオン公国軍 |
総生産数 | 約100機 |
所属 |
ジオン公国軍 ティターンズ (接収機) |
主なパイロット |
ジオン兵 ティターンズ兵 |
概要
ザクIIの機動性能を活かし、戦略偵察機として転用する目的で開発されたモビルスーツ。他と比較して装甲が薄くされた訳でもなく、ユニット化された探知システムを装着したマイナーチェンジ型という性格が強い[1]。しかし、試作機のロールアウトした時点ではその意を多少曲げて、死角から徐々に軽量化が図られている。
情報収集能力を高めるべく、頭部のモノアイが大口径の高精度・複合型に換装され、上面への可動も可能になった。シールドとスパイクアーマーは取り外され、代わりに両肩カメラユニットを設置。更に腰の関節ユニットを前方延長してカメラを収納している。ランドセルもS型用のロケットエンジンをボアアップした改良型が搭載されている。機体内部の燃料搭載スペースが10%増加され、胸部左右には緊急離脱用ロケットが装着されている。
カラーリングはノーマルカラーに加え暗視塗装を施した物が主流。濃灰や濃紺が特に多いが、一部では従来の戦闘機パイロットが搭乗しており、偵察行動に従事しながらも変わったマーキングやエース機並の塗装を施す機体も存在したと言われ、熟練パイロットを厚遇するジオンの体質を表していた。
広範囲の偵察用として一般部隊に配備されたが、特殊任務用として機動力と探知システムの性能向上を測ったザクフリッパーが開発された他、ザクI・スナイパータイプにも本機のモノアイが転用されている。
登場作品と操縦者
- MSV
- 出典元。
- 機動戦士Ζガンダム
- 戦後に連邦軍に接収され、全天周モニター・リニアシートへの換装、シールド用ラッチの増設といった近代化改修が行われ、ティターンズなどで運用された。
- 第10話に黄土色の機体が登場し、アンマンへの攻撃の際、岩陰から攻撃座標のデータをアレキサンドリアへ送ったが、最終的に百式に発見され、コックピットを破壊されている。
- 機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝
装備・機能
武装・必殺攻撃
- CE-16TX カメラガン
- 偵察用の携行式カメラ。
- ザク・マシンガン
- ドラムマガジン式の120mmマシンガン。戦力不足のため一部の部隊では装備している。
- 大型レーザー通信機
- 『サンダーボルト外伝』に登場した機体が装備。
- シールド
- ハイザック用のシールド。連邦に接収された機体はこれを装備する為のラッチが増設されている。
対決・名場面
関連機体
改修機・強化型
系列機・派生機
- ザクII
- 原型機。C型とF型のどちらかがベースとされる。『MS IGLOO -黙示録0079-』第2話には黒塗りの機体が登場し、連邦軍に占拠されたソロモンに強行偵察を行っている。
- ザクII (サンダーボルト版)
- 『サンダーボルト外伝』における原型機。
- ザクIIS型
- 本機のバックパックのロケットバーニアにはS型用の物をボアアップした改良型が用いられている。
技術的関与のある機体
- ザクI・スナイパータイプ
- 狙撃用に本機のモノアイが転用されている。
商品情報
ガンプラ
リンク
脚注
- ↑ 探知システムを簡略化して交換性を高めたのは、戦闘状態に突入した際の即時武装化を望む軍部の意向による所が大きい。
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