「Gカスタム」の版間の差分
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2023年5月25日 (木) 14:07時点における版
Gカスタム | |
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外国語表記 | G Custom |
登場作品 | 機動戦士ガンダムF90FF |
スペック | |
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分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | 先行試作機 |
型式番号 | RGM-111Y2 |
頭頂高 | 15.9m |
全備重量 | 39.8t |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | ウジャトアイズ |
主なパイロット |
概要
MSA-0120の機能のうち、メガブースト技術をRGM-109フレームに搭載した試験機。素体にはプロト・ハーディガンが使用され、また機体各部のアポジモーターも増設されている。
本機のメガブーストは、バックパックに増設されたもので、ブースト仕様時には腰部ハードポイントのEパック2発を消耗する。メガブースト使用時のジェネレーターはオーバーロード寸前の状態となり、爆発の危険性と隣り合わせとなるが、Gカスタムではメインスラスター用のジェネレータをシュツルム・スラスターユニットに内蔵し、こちらにメガブーストを搭載する事で解決している。ブースト使用時の最大推力はMSA-0120に劣るが、スラスター用のサブジェネレータが暴走しても切り離しが可能で、以後も背部メインジェネレータと脚部スラスターを組み合わせる事で戦闘が継続できる。
頭部ユニットは別プロジェクトで進行していたΖ系可変MS小型化プランで開発されたものに変更され、バイオセンサーが増設されている。これは、メガブースト使用時の高速戦闘にベース機のセンサーが追随できなかった事に由来する。
宇宙世紀0114年8月にグラナダ工場で試験1号機が完成し、ヴェロニカ・ヴァーノンによってトライアルが行われた。宇宙世紀0115年5月に全テストを終えた後、機体は廃棄されたと記録されているが、その後テストチームごとウジャトアイズに編入され、ファステスト・フォーミュラの観測とデータ盗用任務に従事した。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムF90FF
- 初登場作品。
装備・機能
特殊機能
- シュツルム・スラスターユニット
- バックパックに装備された大型スラスターユニット。メガブースト機能の他、ミノフスキー・フライトやプロペラント・タンク、各種武装を搭載する。ただし、ジェネレータをこちらに搭載したため、プロペラント積載量はMSA-0120の半分程度に減らされている。
- メガブースト
- Eパック内に封入された縮退寸前のミノフスキー粒子を熱核融合炉に注入する事で瞬間的な出力を約2倍に増大させるシステム。Gカスタムはメガブーストに使用するEパックを両腰部ハードポイントに計10基をマウントするが、1回の使用でEパックを2発を消耗するため、一度の出撃で5回の使用が限度となる。
- ミノフスキー・フライト
- シュツルム・スラスターユニットに内蔵されたミノフスキー粒子を利用した空中浮遊システム。
武装・必殺攻撃
- 頭部バルカン砲
- 頭部に2門内蔵された機関砲。連邦系MSの標準装備。
- メガマシンキャノン
- 両肩口に1基ずつ計2基内蔵されている中口径機関砲。
- ビーム・ライフル
- ヘビーガン、ヘビーガンIIと同型のビーム・ライフル。
- ビーム・サーベル
- バックパックに2基搭載された近接戦用のビーム・サーベル。
- ミサイルランチャー
- シュツルム・スラスターユニットに内蔵されたミサイルランチャー。ファンネルミサイルへの対応が想定されていたとされているが、真偽は定かではない。
- サンド・バレル
- 近接防御用の散弾砲。シュツルム・スラスターユニットに装備されている。
- 狙撃用ビーム・ライフル
- ヘビーガン用ビーム・ライフルの銃身を延長した長距離狙撃用ライフル。銃身下部にバイポッドを備える。
- 2連ビームガン
- 両腕部の手甲アーマー部に内蔵されている2連装の小型ビーム砲。
- ビーム・スマートガン
- 長砲身の高出力ビーム砲。
- シールド
- ハーディガンの物と同型のシールド。
対決・名場面
関連機体
- プロト・ハーディガン
- ベース機。バックパックのシュツルム・スラスターユニットへの換装、アポジモーターの増設、頭部の変更が行われている。
- MSA-0120
- メガブーストを装備した初の機体。