「モルガルテン」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(他の1人の利用者による、間の2版が非表示)
2行目: 2行目:
 
[[サイド2]]にある13バンチ[[スペースコロニー|コロニー]]。コロニー内部がアルプス山脈のような美観を誇る山と湖で構成された観光コロニーである。サイド2内は元より、月からも観光客を呼び込む人気スポットであり、交通手段としてエレカの他、馬車が利用されている。
 
[[サイド2]]にある13バンチ[[スペースコロニー|コロニー]]。コロニー内部がアルプス山脈のような美観を誇る山と湖で構成された観光コロニーである。サイド2内は元より、月からも観光客を呼び込む人気スポットであり、交通手段としてエレカの他、馬車が利用されている。
  
サイド2のコロニーは[[一年戦争]]の初期に[[ジオン軍]]の攻撃でほとんどが破壊されたが、観光コロニーとして人口の少なかったモルガルテンは攻撃対象とならなかったため、多くの避難民を収容した。戦争後期には中立コロニーとして[[地球連邦軍 (UC)|連邦]]・ジオン双方の休息場所、捕虜交換等の工廠場所としての地位が確立された。戦後は[[コロニー再生計画]]によってサイド2に新たなコロニーが移送され、それが難民の受け皿となった事で元の観光コロニーとしての姿を取り戻している。
+
サイド2のコロニーは[[一年戦争]]の初期に[[ジオン軍]]の攻撃でほとんどが破壊されたが、観光コロニーとして人口の少なかったモルガルテンは攻撃対象とならなかったため、多くの避難民を収容した。戦争後期には中立コロニーとして[[地球連邦軍 (UC)|連邦]]・ジオン双方の休息場所、捕虜交換等の交渉場所としての地位が確立された。戦後は[[コロニー再生計画]]によってサイド2に新たなコロニーが移送され、それが難民の受け皿となった事で元の観光コロニーとしての姿を取り戻している。
  
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
8行目: 8行目:
 
:初登場作品。第39話で初登場し、[[アーガマ]]が補給のため寄港。カミーユ達がコロニー内でロザミィやミネバと出会ったが、一方でコロニー外部での[[百式]]と[[ハイザック・カスタム]]の戦闘が内部での戦闘に発展し、コロニー外壁に複数の穴が開く被害が発生している。第42話では[[ティターンズ]]によるガス攻撃の標的となった上、バウンド・ドックの攻撃により再びコロニー外壁に穴が開いており、内部で再びモビルスーツ戦が発生した。
 
:初登場作品。第39話で初登場し、[[アーガマ]]が補給のため寄港。カミーユ達がコロニー内でロザミィやミネバと出会ったが、一方でコロニー外部での[[百式]]と[[ハイザック・カスタム]]の戦闘が内部での戦闘に発展し、コロニー外壁に複数の穴が開く被害が発生している。第42話では[[ティターンズ]]によるガス攻撃の標的となった上、バウンド・ドックの攻撃により再びコロニー外壁に穴が開いており、内部で再びモビルスーツ戦が発生した。
 
;[[ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者]]
 
;[[ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者]]
:エゥーゴの蒼翼編第三話に「モルガルデン」表記で登場し、一年戦争時の経緯が設定された。作中では[[エゥーゴ]]とティターンズの捕虜交換の場としてデルフォイ及びエレトリアが寄港し、MSパイロットは両勢力共に休養を兼ねて半舷上陸した。[[ヴァン・アシリアイノ|ヴァン]]はここで[[アーネスト・マクガイア|アーネスト]]と再会するが、お互いの政治的な立場の違いから対立を深める事になった。
+
:エゥーゴの蒼翼編第三話に「モルガルデン」表記で登場し、一年戦争時の経緯が設定された。[[宇宙世紀]]0087年8月に[[エゥーゴ]]とティターンズの捕虜交換の場となり、エゥーゴのデルフォイ及びティターンズのエレトリアが寄港し、MSパイロットは両勢力共に休養を兼ねて半舷上陸した。[[ヴァン・アシリアイノ|ヴァン]]はここで[[アーネスト・マクガイア|アーネスト]]と再会するが、お互いの政治的な立場の違いから対立を深める事になった。
 +
 
 
== 施設 ==
 
== 施設 ==
 
;シャングリラ
 
;シャングリラ
19行目: 20行目:
 
:宇宙港前にあるリニアカーの駅舎。ここでロザミィがカミーユを目撃し後を追った。
 
:宇宙港前にあるリニアカーの駅舎。ここでロザミィがカミーユを目撃し後を追った。
 
;別荘
 
;別荘
:ミネバ達が滞在していた大きな別荘。
+
:シャングリラにあるミネバ達が滞在していた大きな別荘。
 
;農業プラント
 
;農業プラント
:ソラマ達が潜伏していた農業用のプラント。
+
:コロニーの付け根側のリングに付設されている農業用のプラント。ガラス面が太陽方向に向かっている。各々が回転して人工重力を発生させており、水栽培や化学農耕の使用により地上で栽培されるものよりも育成が早いのが特徴。また、気候が調整されているためいつでも旬の果物や野菜をコロニーに供給できる。プラントの1つにソラマ達が潜伏しており、野営しつつ狙撃任務にあたっていた。
  
 
== 関連人物 ==
 
== 関連人物 ==

2023年7月23日 (日) 18:20時点における最新版

モルガルテン [編集 | ソースを編集]

サイド2にある13バンチコロニー。コロニー内部がアルプス山脈のような美観を誇る山と湖で構成された観光コロニーである。サイド2内は元より、月からも観光客を呼び込む人気スポットであり、交通手段としてエレカの他、馬車が利用されている。

サイド2のコロニーは一年戦争の初期にジオン軍の攻撃でほとんどが破壊されたが、観光コロニーとして人口の少なかったモルガルテンは攻撃対象とならなかったため、多くの避難民を収容した。戦争後期には中立コロニーとして連邦・ジオン双方の休息場所、捕虜交換等の交渉場所としての地位が確立された。戦後はコロニー再生計画によってサイド2に新たなコロニーが移送され、それが難民の受け皿となった事で元の観光コロニーとしての姿を取り戻している。

登場作品[編集 | ソースを編集]

機動戦士Ζガンダム
初登場作品。第39話で初登場し、アーガマが補給のため寄港。カミーユ達がコロニー内でロザミィやミネバと出会ったが、一方でコロニー外部での百式ハイザック・カスタムの戦闘が内部での戦闘に発展し、コロニー外壁に複数の穴が開く被害が発生している。第42話ではティターンズによるガス攻撃の標的となった上、バウンド・ドックの攻撃により再びコロニー外壁に穴が開いており、内部で再びモビルスーツ戦が発生した。
ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者
エゥーゴの蒼翼編第三話に「モルガルデン」表記で登場し、一年戦争時の経緯が設定された。宇宙世紀0087年8月にエゥーゴとティターンズの捕虜交換の場となり、エゥーゴのデルフォイ及びティターンズのエレトリアが寄港し、MSパイロットは両勢力共に休養を兼ねて半舷上陸した。ヴァンはここでアーネストと再会するが、お互いの政治的な立場の違いから対立を深める事になった。

施設 [編集 | ソースを編集]

シャングリラ
コロニー内部の湖畔エリア。ボートの貸し出しも行われている。
ラウンターフルンネン駅
シャングリラにあるリニアカーの駅舎。駅前には馬車の発着場がある。ここでカミーユとロザミィが出会った。
ベッシェン
ラウンターフルンネン駅と馬車の行き来が行われている場所。
ルツェルン駅
宇宙港前にあるリニアカーの駅舎。ここでロザミィがカミーユを目撃し後を追った。
別荘
シャングリラにあるミネバ達が滞在していた大きな別荘。
農業プラント
コロニーの付け根側のリングに付設されている農業用のプラント。ガラス面が太陽方向に向かっている。各々が回転して人工重力を発生させており、水栽培や化学農耕の使用により地上で栽培されるものよりも育成が早いのが特徴。また、気候が調整されているためいつでも旬の果物や野菜をコロニーに供給できる。プラントの1つにソラマ達が潜伏しており、野営しつつ狙撃任務にあたっていた。

関連人物 [編集 | ソースを編集]

エゥーゴ[編集 | ソースを編集]

カミーユ・ビダン / ファ・ユイリィ
アーガマの補給中に本コロニーを訪れたクルー達。滞在中にロザミィと出会い、湖畔でボートに乗る。その後、ミネバやハマーンの姿を目撃した。コロニーがガス攻撃の標的になった際にはカミーユがロザミィを説得するためコロニーに侵入するも、説得は失敗に終わった。
シンタ / クム
カミーユ達に同伴したアーガマの子供達。ロザミィに懐き、偶然出会ったミネバも交えてボート乗りを楽しんだ。
クワトロ・バジーナ
エゥーゴのパイロット。ハイザック・カスタムの戦闘が激化しコロニー内部での戦闘に発展してしまった。その後、ガス攻撃の標的になった際には再びコロニーに侵入。ラミアを看取った後、バウンド・ドックと交戦した。
ヴァン・アシリアイノ
サラミス改級デルフォイのMSパイロット。8月に行われた捕虜交換の際に観光を兼ねて半舷上陸し、幼馴染であったアーネストと再会した。
ソウイチ・オビノ / エーヴィ・アルヴァ
デルフォイのMSパイロット。ヴァンより先に上陸し、共に絆を深めあった。

ティターンズ[編集 | ソースを編集]

ソラマ / カラ
ハイザック・カスタムのパイロット。農業プラントからエゥーゴのMSの狙撃を行っており、あと1機で通算10機撃墜だったが、現れた10機目が運悪くクワトロの百式だったため全滅に追い込まれた。
ロザミア・バダム (ロザミィ)
ティターンズの強化人間。アーガマへの潜入のためコロニーを訪れていた。強化処置によりカミーユが兄だと思い込み、コロニーを訪れていたカミーユを見つけて懐いたが、これが新たな悲劇の幕開けとなった。
ゲーツ・キャパ
ロザミアの上官。カミーユとの接触で不調に陥った彼女を助けるため、コロニー内部に侵入。そこでカミーユと接触した。
アーネスト・マクガイア
サラミス改級エレトリアのMSパイロット。8月の捕虜交換時に半舷上陸し、ヴァンと再会した。
ロスヴァイセ
エレトリアのMSパイロット。アーネストと共に半舷上陸する。その際にオートエレカの使い方が分からずに迷子になったが、偶然通りすがったヴァンに道を訪ねた事で、ヴァンとアーネストの再会を促す事になった。

アクシズ[編集 | ソースを編集]

ミネバ・ラオ・ザビ
アクシズの総帥。静養のためコロニーを訪れていたところ、偶然ロザミィやシンタ達と出会い、ボート乗りを経験する事になる。
ハマーン・カーン
アクシズの摂政。ミネバに付き添っていたが、ミネバが1人、ロザミィ達のボートに同伴。シンタ達と水遊びをして笑うミネバの姿に驚きを露にした。戦闘が始まった際にはカミーユを目撃し、エゥーゴがミネバの誘拐を計画していたと勘違いした。
ラミア
ミネバの侍女。『Ζ』第42話でクワトロが別荘に入った際、床に倒れており、彼にミネバの将来を託して息絶えた。

リンク [編集 | ソースを編集]