ゲーツ・キャパ

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ゲーツ・キャパ
外国語表記 Gates Capa
登場作品
声優
  • 矢尾一樹 (Ζ)
  • 村瀬歩 (GQuuuuuuX)
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    プロフィール
    種族 人間 (強化人間)
    性別
    没年月日 宇宙世紀0088年1月18日 (消息不明)
    髪色 金髪
    瞳の色
    職業 MSパイロット
    所属 オーガスタ研究所
    ティターンズ
    階級 大尉 (Ζ)
    中尉 (カイレポ、ジークアクス)
    主な搭乗機
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    概要 [編集 | ソースを編集]

    オーガスタ研究所に所属する強化人間。階級は大尉。グリプス戦役時にはティターンズバスク・オム配下のニュータイプ部隊に配属されている。

    当時の強化人間は精神操作により情緒不安定になる事が殆どだったが、彼の場合、情緒はかなり安定しており、ニュータイプ部隊配属時には同じくオーガスタ研所属の強化人間であるロザミア・バダムの監視役を任されている。

    また、ロザミアがサイコガンダムMk-IIへの搭乗にあたり再調整が行われた際には、彼女に「ゲーツが兄である」という記憶操作が施されている。これは情緒不安定なロザミアに対し、「兄」役を務める事で精神の安定度を高めようとしたためであった。ゲーツ本人がその役割にどう思っていたかは不明だが、再調整以前にサイド2・13バンチ「モルガルテン」でエゥーゴのパイロット、カミーユ・ビダンと遭遇した際、混乱状態に陥ったロザミアを守ろうと本気で撃ち合った事から、同じ強化人間同士であるのに加え、「兄」として本心から彼女を気遣うようになったと見られる節がある。

    しかし、グラナダへ落下しつつあるアクシズの近傍宙域におけるアーガマ隊との交戦時、サイコガンダムMk-IIで出撃したロザミアの精神状態は既にゲーツの呼び掛けが届かない程、限界に達していた。そして戦いの中で彼女の死を感知したゲーツは苦痛の叫びと共に精神に変調を来たすという悲劇的な末路を迎えてしまった。

    登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

    機動戦士Ζガンダム (TV版)
    初登場作品。第42話と第48話で登場し、ロザミアの上官兼監視役を務めた。最後は精神に変調を来たし戦闘不能となったところで退場となっており、母艦であるドゴス・ギアも撃沈されてしまったため消息不明となっている(資料によっては戦死扱いとするものもあり)。劇場版ではロザミィ関連のエピソードがカットされたため未登場となっている。
    なお、担当声優である矢尾氏は続編の『ΖΖ』で主人公ジュドー・アーシタ役を務める事になるが、こちらは本物の妹を持っている点が対照的である。
    機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―
    Report:04および13にて登場。
    機動戦士Ζガンダム Define
    機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE
    ストーリーイベント「0087 ペッシェ・モンターニュ ~水の星にくちづけをII~」の会話パートにおいて通信越しでのみ登場。『Ζ』第48話で出撃前のロザミアを落ち着かせるシーンに該当する。ストーリーイベント「アムロシャアモード」においてはカラバによるキリマンジャロ基地侵攻の際にバイアランで出撃。アムロ・レイリック・ディアス及びクワトロ・バジーナディジェの2機と交戦し、ある程度渡り合うものの次第に劣勢に追い込まれてしまう。しかしそこへロザミアのサイコガンダムが介入し、さらにジャミトフの乗るシャトルの護衛を命じられたため、サイコガンダムと共にその場を離脱した。
    機動戦士Gundam GQuuuuuuX
    第6話~第7話でバスク・オムの部下として登場。キシリア・ザビ暗殺のため、彼女がペルガミノと会談を行うイズマ・コロニードゥー・ムラサメと共に潜入。МSで市街地を移動しつつキシリアの滞在する軍警察本部ビルを目指したが、シャリア・ブルキケロガのオールレンジ攻撃に翻弄された末、戦死した。

    人間関係[編集 | ソースを編集]

    ティターンズ[編集 | ソースを編集]

    バスク・オム
    上官。
    ロザミア・バダム (ロザミィ)
    部下。ロザミアがサイコガンダムMk-IIのパイロットとして再調整を受けた後は、彼女の兄を演じる。
    ローレン・ナカモト
    ロザミアとゲーツの調整担当。ロザミアのデータを取る為、一緒にバウンド・ドックに乗り込む。

    エゥーゴ[編集 | ソースを編集]

    カミーユ・ビダン
    再調整を受けたロザミアにとってのもう1人の「兄」。モルガルテンでΖガンダム共々捕らえようとしたものの、百式の介入により断念。ゲーツにとってはロザミアを不安定にさせる忌むべき敵だが、対峙したのはこれっきりとなった。

    GQuuuuuuX[編集 | ソースを編集]

    ドゥー・ムラサメ
    ムラサメ研究所の強化人間。キシリア暗殺計画において彼女と行動を共にする。

    名台詞[編集 | ソースを編集]

    機動戦士Ζガンダム [編集 | ソースを編集]

    「こっちは2人乗ってるからな。パワー不足だ」
    第42話より。先行するロザミアのバウンド・ドックに追従する際、ロザミアにスピードを緩めさせようとしたローレンを茶化す気さくさを見せた。
    「所詮、オールドタイプには感じる事のできない痛みか」
    同上。サイコミュ波を受け苦しむロザミアを庇って「貴様達、ロザミィに何をした」と警戒するカミーユに対して。直前にカミーユを指して「ニュータイプ」と発言しているため、挑発・侮蔑が目的の発言であろう。ゲーツがどのような強化処置を受けたか定かではないとはいえ、ロザミアの境遇に深い同情の念を抱いているのが窺える。この直後、カミーユと激しい銃撃戦を繰り広げるが、百式がバウンド・ドックへの攻撃を開始したため已む無くコックピットに退却。カミーユの宿敵となるには至らなかった。
    「ロザミアだったら私が分かる!不安は全く無い!ロザミアは快調です!」
    第48話より、ロザミアと交信不能になった際に。交信ができないどころかデータ収集もままならない状況に動揺するローレンとバスクに対し、彼女を感じ取る事ができる立場としてその場を収めた。
    「どうした!?ロザミア!」
    「ハッ!?どうしたんだ!?ロザミア!!」
    同上。パラス・アテネとの交戦中、必死に兄を呼ぶロザミアの悲痛な叫びを感じ取った際に。カミーユ達との更なる接触によりロザミアは「ロザミア」と「ロザミィ」双方の人格が混濁した状態になっており、ゲーツはおろか、誰にも止められない状態に陥っていた。
    「あっ…?あ、あ、あぁぁぁっ!!」
    ロザミアの死の直後のシーンより。交感状態にあった相手の死が招いたものなのか、ゲーツは突如耐えがたい苦痛に襲われ絶叫を上げる。そして力無く漂うバウンド・ドックが画面外へとフェードアウトすると共に彼は消息を絶つ事になる…。

    GQuuuuuuX[編集 | ソースを編集]

    (何たる規格外…ムラサメ研は普通じゃない…)
    第6話より、自分の本当の体はサイコ・ガンダムであり自身の体はその心臓だと称したドゥーに対して。同じ強化人間といえど、心も体もマシンに染まり切ったドゥーとそれを生み出したムラサメ研の所業にはゲーツもドン引きするレベルだった。無論、正史においてもオーガスタ研が負けず劣らずの強化人間を生み出し、ゲーツがそのサポートについたのは周知の通りである。
    「コイツ!灰色の幽霊だッ!!」
    第7話より、キシリアの暗殺を阻止するべく現れたキケロガと対峙する際に。作中でシャリアの異名について触れたシーンであり、彼の過去の活躍ぶりを窺わせる一言となっている。まさかの強敵の出現に狼狽しながらも攻撃を仕掛けるゲーツだったが、攻撃は軽く避けられた上、直後にオールレンジ攻撃を仕掛けられ、避けるだけで手一杯になってしまう。そうしている内に残りのビーム砲の射線上にまんまと誘導されてしまい、為す術も無く瞬殺されてしまった。

    搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

    バウンド・ドック
    搭乗機。灰色の1号機に搭乗した。
    アッシマー
    『カイレポ』Report:04にて搭乗。
    サイコガンダム
    『カイレポ』Report:13にて搭乗。ゲーツ自身、同機に搭乗するための再調整が行われていた。
    バイアラン
    『ガンダムUCE』にてキリマンジャロ基地防衛戦の際に搭乗。TV版『Ζ』でジェリドが搭乗した機体とは違い、頭部以外は塗装が完了している。
    ハンブラビ (GQ)
    『GQuuuuuuX』での乗機。

    商品情報[編集 | ソースを編集]

    リンク[編集 | ソースを編集]