「装甲強化型ジム」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の量産型[[モビルスーツ]]。[[陸戦用ジム]]から連なるF型系列の機体である。
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[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の開発した量産型[[モビルスーツ]]。[[陸戦用ジム]]から連なるF型系列の機体である。
  
 
本機は[[陸戦型ジム]]の運用データを元に[[後期生産型ジム]]を改修した機体とされる。上半身を中心にリアクティブ・アーマーを装着して防御力を強化。脚部には新型推進システムが試験的に設けられており、ホバー移動が可能となっている。
 
本機は[[陸戦型ジム]]の運用データを元に[[後期生産型ジム]]を改修した機体とされる。上半身を中心にリアクティブ・アーマーを装着して防御力を強化。脚部には新型推進システムが試験的に設けられており、ホバー移動が可能となっている。
  
ロールアウトは[[ジム寒冷地仕様]]と同時期に行われ、先行試作された機体は主にアフリカ・中東方面に配備された。また、北米戦線に参加している機体も見られる。
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ロールアウトは[[ジム寒冷地仕様]]と同時期に行われ、先行試作された機体は主にアフリカ・中東方面に配備された。また、北米戦線に参加している機体も存在したと見られる。
 
 
デザインを担当した片桐圭一郎氏によれば、[[デザートジム]]をベースとして、[[NT試験用ジム・ジャグラー]]と同じ素体からアレンジしたとのこと<ref>NT試験用ジム・ジャグラーも片桐氏によってデザインされた機体である。</ref>。
 
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:「RGM-79GRS」の型式番号で実装されている。
 
:「RGM-79GRS」の型式番号で実装されている。
 
;[[マスターアーカイブ モビルスーツ|マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム Vol.2]]
 
;[[マスターアーカイブ モビルスーツ|マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム Vol.2]]
:他のF型系列機と共に機体解説と考察が行われている。同書籍ではデザート・ジムとの型式番号の重複について掘り下げられており、区別のため便宜的に「RGM-79FD」の型式番号が用いられている。「D型の強化案を流用した[[オーガスタ]]工廠製の改修キット」「砂漠以外の地域に配備されたデザート・ジムを装甲強化型ジムと呼称している事例があった」などの設定も考察と共に記載されている<ref>『マスターアーカイブ モビルスーツ』シリーズは「作中世界で刊行された研究書籍」という設定の元で執筆されている。</ref>。
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:他のF型系列機と共に機体解説と考察が行われている。同書籍ではデザート・ジムとの型式番号の重複について掘り下げられており、区別のため便宜的に「RGM-79FD」の型式番号が用いられている。「D型の強化案を流用した[[オーガスタ研究所|オーガスタ工廠]]製の改修キット」「砂漠以外の地域に配備されたデザート・ジムを装甲強化型ジムと呼称している事例があった」などの設定も考察と共に記載されている<ref>『マスターアーカイブ モビルスーツ』シリーズは「作中世界で刊行された研究書籍」という設定の元で執筆されている。</ref>。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;[[ジム寒冷地仕様]]
 
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:同時期にロールアウトしたD型系列機。本機の開発にD型ジムのデータが流用されたという説もある。
 
:同時期にロールアウトしたD型系列機。本機の開発にD型ジムのデータが流用されたという説もある。
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== 余談 ==
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*デザインを担当した片桐圭一郎氏によれば、[[デザート・ジム]]をベースとして、[[NT試験用ジム・ジャグラー]]と同じ素体からアレンジしたとのこと(NT試験用ジム・ジャグラーも片桐氏によってデザインされた機体である)。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2023年12月18日 (月) 05:42時点における最新版

装甲強化型ジム
外国語表記 Armored GM
登場作品
デザイナー 片桐圭一郎
テンプレートを表示
スペック
分類 地上用量産型モビルスーツ
型式番号
  • RGM-79[GRS]
  • RGM-79F
  • RGM-79FD
頭頂高 18.0m
本体重量 41.2t
全備重量 59.5t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,250kW
装甲材質 チタン・セラミック複合材
開発組織 地球連邦軍
開発拠点 オーガスタ工廠
所属 地球連邦軍
主なパイロット
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概要[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍の開発した量産型モビルスーツ陸戦用ジムから連なるF型系列の機体である。

本機は陸戦型ジムの運用データを元に後期生産型ジムを改修した機体とされる。上半身を中心にリアクティブ・アーマーを装着して防御力を強化。脚部には新型推進システムが試験的に設けられており、ホバー移動が可能となっている。

ロールアウトはジム寒冷地仕様と同時期に行われ、先行試作された機体は主にアフリカ・中東方面に配備された。また、北米戦線に参加している機体も存在したと見られる。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079
初登場作品。この時点では型式番号が「RGM-79」もしくは「RGM-79[GRS]」であった[1]。ゲーム本編には終盤で登場するが、重装甲・高機動に加え、並みのモビルスーツだと一撃で撃墜されるハイパー・バズーカを携行しているため要注意。「RGM-79F」の型式番号については後の書籍やゲーム作品などの媒体で用いられるようになった。
GUNDAM LEGACY
トクシマがオーガスタ基地で行われた模擬戦の際に搭乗している。
機動戦士ガンダムMS BOYS -ボクたちのジオン独立戦争-
デービッド・タッカーキャリフォルニアベースでの作戦時に搭乗している。
ガンダムネットワークオンライン / ガンダムネットワークオペレーション2
「RGM-79GRS」の型式番号で実装されている。
マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム Vol.2
他のF型系列機と共に機体解説と考察が行われている。同書籍ではデザート・ジムとの型式番号の重複について掘り下げられており、区別のため便宜的に「RGM-79FD」の型式番号が用いられている。「D型の強化案を流用したオーガスタ工廠製の改修キット」「砂漠以外の地域に配備されたデザート・ジムを装甲強化型ジムと呼称している事例があった」などの設定も考察と共に記載されている[2]

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

リアクティブ・アーマー
主に上半身に重点的に配置されている反応装甲。実体弾が主流だった当時の地上戦において大きなアドバンテージとなった。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

100mmマシンガン
ヤシマ重工製のマシンガン。陸戦型ジム等が装備している物と同じ武装。
ブルパップ・マシンガン
90mm口径のプルバップ式マシンガン。
ビーム・ガン
エネルギーCAP方式の高出力ビーム・ガン。ジム・コマンド宇宙戦仕様等が装備している物と同じ武装。
ビーム・サーベル
ランドセル右側に1基装備されている近接武装。
ハイパー・バズーカ
肩掛け式の無反動砲。ガンダム等が装備している物と同じ武装。
バルザック式380mmロケット・バズーカ
ジムシリーズのオプション装備として開発されたバズーカ。命中精度が良く、軽量で扱いやすい。
シールド (ジム・コマンド用)
対ビームコーティングが施されている曲面的なシールド。ジム・コマンド等が装備している物と同じ。
シールド (陸戦型ジム用)
取り回しが考慮された小型のシールド。陸戦型ジム等が装備している物と同じ。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

装甲強化型ジム (BA)
ウィッチハント隊隊長バリー・アボットの搭乗機。グレーに塗装されている。
ジム (後期生産型)
原型機。
NT試験用ジム・ジャグラー
ジム・ジャグラーと素体が共通しているとされる。
陸戦用ジム / デザート・ジム / ジム・ストライカー
他のF型系列機のジム。
ジム寒冷地仕様
同時期にロールアウトしたD型系列機。本機の開発にD型ジムのデータが流用されたという説もある。

余談[編集 | ソースを編集]

  • デザインを担当した片桐圭一郎氏によれば、デザート・ジムをベースとして、NT試験用ジム・ジャグラーと同じ素体からアレンジしたとのこと(NT試験用ジム・ジャグラーも片桐氏によってデザインされた機体である)。

商品情報[編集 | ソースを編集]

書籍 [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

  1. 公式サイトおよびゲーム内の自機選択画面では「RGM-79」と表記。ゲーム内で本機をロックオンすると「RGM-79[GRS]」と表示される。
  2. 『マスターアーカイブ モビルスーツ』シリーズは「作中世界で刊行された研究書籍」という設定の元で執筆されている。