「ガンダム アヴァランチエクシア」の版間の差分
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[[ガンダムエクシア]]に高機動用追加ユニット「アヴァランチユニット」を装備した機体。「アヴァランチ」は英語で「雪崩」を意味し、一瞬で通り過ぎ、通過した場所にいる全ての物を飲み込んでしまうことから名付けられた。[[型式番号]]の「hs」は「ハイスピード」、「A01」は「アヴァランチ型の1号機」という意味を持つ。 | [[ガンダムエクシア]]に高機動用追加ユニット「アヴァランチユニット」を装備した機体。「アヴァランチ」は英語で「雪崩」を意味し、一瞬で通り過ぎ、通過した場所にいる全ての物を飲み込んでしまうことから名付けられた。[[型式番号]]の「hs」は「ハイスピード」、「A01」は「アヴァランチ型の1号機」という意味を持つ。 | ||
− | アヴァランチユニットは[[イアン・ヴァスティ]]によって設計された装備であり、かつて[[AEU]]の主任整備士だった頃に培った[[モビルスーツ]]の航空機的運用における高い技術力が活かされている。各部に大容量の[[GNコンデンサー]]が搭載されており、蓄積された[[GN粒子]]を一気に放出することで、通常時を大きく上回る爆発的な加速力を発揮することが可能となっている。高速移動を実現するためにアームユニットには準変形と言えるシステムが採用されており、GNバーニアが組み込まれた肩パーツと腕パーツが連結する。この状態になることで空気抵抗が減少する他、周囲に展開された薄い[[GNフィールド]]により気流のコントロールも可能となる。 | + | アヴァランチユニットは[[イアン・ヴァスティ]]によって設計された装備であり、かつて[[AEU]]の主任整備士だった頃に培った[[モビルスーツ]]の航空機的運用における高い技術力が活かされている。各部に大容量の[[GNコンデンサー]]が搭載されており、蓄積された[[GN粒子]]を一気に放出することで、通常時を大きく上回る爆発的な加速力を発揮することが可能となっている。高速移動を実現するためにアームユニットには準変形と言えるシステムが採用されており、GNバーニアが組み込まれた肩パーツと腕パーツが連結する。この状態になることで空気抵抗が減少する他、周囲に展開された薄い[[GNフィールド]]により気流のコントロールも可能となる。 追加武装はないがエクシアの武装を全て使用可能で、同一装備でも高機動によるスピードを活かすことで、貫通力や破壊力が高められている。 |
機動性や運動性は強化されるが、蓄積されたGN粒子は10分程で完全に放出されるため、稼働時間は非常に短い。また、少なくとも出撃する1時間前からGNコンデンサーに粒子チャージをする必要があるなど、使いどころが限られる装備である。その点を差し引いても、短時間で戦場に近接戦闘を得意とするエクシアの投入を可能とする本ユニットのメリットはかなり大きい。また、ユニットは一瞬でパージすることが可能で、戦闘中にデッドウェイトになるようなこともない。 | 機動性や運動性は強化されるが、蓄積されたGN粒子は10分程で完全に放出されるため、稼働時間は非常に短い。また、少なくとも出撃する1時間前からGNコンデンサーに粒子チャージをする必要があるなど、使いどころが限られる装備である。その点を差し引いても、短時間で戦場に近接戦闘を得意とするエクシアの投入を可能とする本ユニットのメリットはかなり大きい。また、ユニットは一瞬でパージすることが可能で、戦闘中にデッドウェイトになるようなこともない。 | ||
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:[[ガンダムアストレア]]に本装備の試作品と言える「アヴァラングギア シグナス」を装備した機体。 | :[[ガンダムアストレア]]に本装備の試作品と言える「アヴァラングギア シグナス」を装備した機体。 |
2024年8月1日 (木) 22:16時点における最新版
ガンダム アヴァランチエクシア | |
---|---|
外国語表記 | GUNDAM AVALANCHE EXIA |
登場作品 | |
デザイナー | 海老川兼武 |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルスーツ (第3世代ガンダム) |
生産形態 | ワンオフ機 / 装備バリエーション |
型式番号 | GN-001/hs-A01 |
頭頂高 | 18.3m |
本体重量 | 62.1t |
装備重量 | 4.9t |
主動力 | GNドライヴ |
装甲材質 | Eカーボン |
素体 | ガンダムエクシア |
開発組織 | ソレスタルビーイング |
設計 | イアン・ヴァスティ |
所属 | ソレスタルビーイング |
主なパイロット | 刹那・F・セイエイ |
概要[編集 | ソースを編集]
ガンダムエクシアに高機動用追加ユニット「アヴァランチユニット」を装備した機体。「アヴァランチ」は英語で「雪崩」を意味し、一瞬で通り過ぎ、通過した場所にいる全ての物を飲み込んでしまうことから名付けられた。型式番号の「hs」は「ハイスピード」、「A01」は「アヴァランチ型の1号機」という意味を持つ。
アヴァランチユニットはイアン・ヴァスティによって設計された装備であり、かつてAEUの主任整備士だった頃に培ったモビルスーツの航空機的運用における高い技術力が活かされている。各部に大容量のGNコンデンサーが搭載されており、蓄積されたGN粒子を一気に放出することで、通常時を大きく上回る爆発的な加速力を発揮することが可能となっている。高速移動を実現するためにアームユニットには準変形と言えるシステムが採用されており、GNバーニアが組み込まれた肩パーツと腕パーツが連結する。この状態になることで空気抵抗が減少する他、周囲に展開された薄いGNフィールドにより気流のコントロールも可能となる。 追加武装はないがエクシアの武装を全て使用可能で、同一装備でも高機動によるスピードを活かすことで、貫通力や破壊力が高められている。
機動性や運動性は強化されるが、蓄積されたGN粒子は10分程で完全に放出されるため、稼働時間は非常に短い。また、少なくとも出撃する1時間前からGNコンデンサーに粒子チャージをする必要があるなど、使いどころが限られる装備である。その点を差し引いても、短時間で戦場に近接戦闘を得意とするエクシアの投入を可能とする本ユニットのメリットはかなり大きい。また、ユニットは一瞬でパージすることが可能で、戦闘中にデッドウェイトになるようなこともない。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム00V
- 出典元。Vol.001にて同企画の記念すべき最初の機体として紹介された。
ショートストーリーでは国連によるユニオン軍の視察の際に現れ、出撃したユニオンフラッグをあっという間に引き離してしまっている。
なお、この時、その場に居合わせた政治歴史学者ロベール・スペイシーは本機の姿に強い興味を引かれ、MS開発史研究者となった。 - 機動戦士ガンダム00V戦記
- MISSION 005で登場。軌道エレベーターに隣接した街でウイルス・テロが発生し、30分以内に現地で治療しないと壊滅的な被害になるとヴェーダが予測したため、ワクチンとJB・モレノを送り届ける手段として刹那・F・セイエイがアヴァランチ装備の使用を提案した。飛行時間が10分間のみという問題についてはスメラギの提案により飛行距離を稼ぐため全ての武装を外して機体を軽くし、GN粒子の供給はスラスターに重点的に配分させる事で解決している。アヴァランチ装備の使用が決定してから5分後、出撃した本機は現れたAEUイナクトの部隊を振り切り、モレノを無事現地に送り届けている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- GNフィールド
- アームユニット連結時に機体周囲に薄く展開されるGN粒子のバリア。本機では高速移動時に、敵の攻撃を防ぐのではなく気流のコントロールを行うために使用される。
- 分離
- アヴァランチユニットをパージ可能。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- GNバルカン
- 両腕部に1門ずつ計2門内蔵されている速射式の小型ビーム砲。主に牽制に用いられる。
- GNソード
- 右腕部に装備される折り畳み式の大型実体剣。非常に高い破壊力を有し、折り畳むことでライフルモードとなる。非使用時や高速移動時には背部右側のウエポンアームにマウントされる。
- GNビームサーベル / GNビームダガー
- 背部に計4本装備されている第3世代ガンダム共通のビームサーベル。
- GNロングブレイド / GNショートブレイド
- 背部左側のウエポンアームにマウントされている大小2振りの実体剣。使用時にはウエポンアームが脇の下から迫り出すように展開する。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダムエクシア
- 素体。
- ガンダム アヴァランチエクシアダッシュ
- アヴァランチユニットに加えて脚部にダッシュユニットを装備した宇宙戦仕様。
- ガンダムアストレア アヴァラングギア シグナス
- ガンダムアストレアに本装備の試作品と言える「アヴァラングギア シグナス」を装備した機体。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
フィギュア[編集 | ソースを編集]