「ザクIIC型」の版間の差分
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− | ザクIIの特徴である右肩の固定シールド、左肩のスパイクアーマーというスタイルを確立したのもC型からとなる。これは、[[キシリア・ザビ]]の提言により[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]が[[モビルスーツ]] | + | ザクIIの特徴である右肩の固定シールド、左肩のスパイクアーマーというスタイルを確立したのもC型からとなる。これは、[[キシリア・ザビ]]の提言により[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]が[[モビルスーツ]]を開発した場合を想定して装備を見直した結果であり、外見も後のF型と同じとなっている。コクピットの開閉システムなどは内部構造もA型から改善され、その結果工業製品として高い完成度を達成している。 |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == |
2024年5月3日 (金) 02:10時点における最新版
ザクIIC型 | |
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外国語表記 | Zaku II Type C |
登場作品 |
スペック | |
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分類 | 汎用量産型モビルスーツ |
型式番号 | MS-06C |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
開発組織 | ジオニック社 |
所属 | ジオン公国軍 |
主なパイロット |
シャア・アズナブル ジョニー・ライデン シン・マツナガ 黒い三連星、他 |
概要[編集 | ソースを編集]
ジオン公国軍がザクIIA型に次いで開発したザクIIの系列機。「初期生産型」とも呼ばれる機体で、一年戦争開戦時における公国軍の主力機として運用された。
核兵器(核バズーカ)の運用能力を有し、減速材充填式の多重空間装甲をはじめとする放射線対策が施された一方で、これら装備の搭載は重量増加に伴う機動性の低下を余儀なくされた。
A型のロールアウトの翌月である宇宙世紀0077年から先行量産を開始し、0078年1月にA型と共に本格的な量産が開始され、6月には生産ラインはA型からC型へと完全に移行している。その後、約230機が生産されるも、12月には耐核装備をオミットしたザクIIF型へと移行していき、南極条約によって核兵器の使用が禁止されると耐核装備はデッドウェイトになると判断され、以降はF型が主力機として運用された。
ザクIIの特徴である右肩の固定シールド、左肩のスパイクアーマーというスタイルを確立したのもC型からとなる。これは、キシリア・ザビの提言により連邦軍がモビルスーツを開発した場合を想定して装備を見直した結果であり、外見も後のF型と同じとなっている。コクピットの開閉システムなどは内部構造もA型から改善され、その結果工業製品として高い完成度を達成している。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- ガンダムセンチュリー / MSV
- 初出作品。一週間戦争の主力機と設定された。この後付設定により『機動戦士ガンダム』冒頭のコロニー落としで登場した機体はC型とされた。
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY CDシネマ/ルンガ沖砲撃戦
- 登場人物のアリスタイド・ヒューズがルウム戦役での出来事を語るシーンで「MS-06C」の名称が登場している。
- 機動戦士ガンダム ギレンの野望シリーズ
- 1作目である「ギレンの野望」において「両肩がスパイク無しのショルダーアーマー(左肩が赤色)」「ガンダム試作2号機の物に似た核バズーカを装備」といった特徴のあるグラフィックで実装されている。後のシリーズにおいては通常のザクIIと同じ外見が用いられている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ザク・マシンガン
- ドラムマガジン式の口径105mmマシンガン。ドラムマガジンが銃身の横に装着されているのが特徴。
- ザク・バズーカ
- 対艦用の口径280mmバズーカ。C型では主に核弾頭の射出に使用された。
- 核バズーカ
- ガンダム試作2号機の物に似た核バズーカ。ゲーム『ギレンの野望』初期のシリーズでは主にこちらのバズーカを装備していた。
- 単発式バズーカ
- ザクIが装備しているものと同じフォアグリップとスコープが無いバズーカ。これを核弾頭の発射に用いたという資料も存在する。
- ヒート・ホーク
- 手斧型の格闘戦闘用兵器。刃の部分を高熱化することで対象を溶断する。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ザクIIA型
- 前身機。「先行量産型ザクII」とも呼ばれる。
- ザクIIF型
- C型から耐核装備をオミットした機体。C型に代わりザクIIの代名詞として挙げられる。
- ザクIIC型 (THE ORIGIN版)
- 『THE ORIGIN』の世界観における本機。