「61式戦車」の版間の差分
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2019年6月12日 (水) 17:20時点における版
61式戦車 | |
---|---|
読み | ろくいちしきせんしゃ |
登場作品 |
スペック | |
---|---|
分類 | 主力戦車(MBT) |
型式番号 | M61A5 |
全長 | 11.6m |
全高 | 3.9m |
全幅 | 4.9m |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
主なパイロット |
概要
宇宙世紀0061年に制式採用された地球連邦軍の主力戦車で、カラーリングはグレー一色。ザクIIを撃破できるほどの威力を持った連装主砲が特徴で、他にも車体に後部ハッチから物資や人員を収納でき、兵員なら4名まで乗車できる。また各操作の自動化が進んだため乗員は車長兼砲手と操縦手兼通信手の2名のみとなった。主砲への自動装填装置や衛星とのデータリンクシステムを駆使した他車輌との戦場のデータ共有、長距離精密射撃などハイテク技術を駆使した機能を持つ。
基本的には4輌で1個小隊を、2個小隊で1個中隊を編成するが、セモベンテ隊のような特殊な編成の事例もある。ほぼ地球全土にわたって大量に配備されているが、一年戦争前に開発された兵器でありミノフスキー粒子下での戦闘が考慮されていないためデータリンクや長距離射撃が封じられ、性能に勝るモビルスーツ相手では分が悪く撃破される描写が多い。それでもある程度の性能はあったため一年戦争前半は連邦軍で数少ないモビルスーツにまともに対抗できる兵器であり、一般にマゼラアタックなどジオン軍の在来型の地上兵器よりは高性能とされる。また、連邦軍でモビルスーツの配備が進んだ後も宇宙世紀0087年頃までは運用され続けた。
61式主力戦車5型
後期型の代表的な存在で、一年戦争において活躍した型。上記のスペック、概要や様々なメディア上での解説は基本的に全て本タイプのものとされる。
61式戦車初期2型
『THE ORIGIN』に登場するバージョンで、「A2型」とも呼称される。後の5型に比べ一回り小さい。衛星リンクシステムを使用した他の車輌とデータ共用が可能。初期型の仕様であり、ガンタンクと共に治安維持用としてムンゾ共和国に配備されている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム
- テレビ版・劇場版共に「オデッサ作戦」発動直前から他の陸上・航空兵力と共に登場。ベルファスト基地やジャブローでの戦いにも登場するが、テレビ版では大きな活躍がないやられ役に終始している。一方劇場版『哀・戦士編』ではアカハナの乗るアッガイやゾックを撃破している。
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO
- 第2話でセモベンテ隊所属車両が登場。ザクII3機に対して本車が1輌配備されており、稜線の陰に隠れて移動しヒルドルブに接敵する。しかしミッチェル車はザクマシンガンの120mm弾を被弾して撃破され、マリオン車は稜線の影に隠れるもヒルドルブの300mm主砲で吹き飛ばされた。
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線
- 第2話では主役兵器として活躍し、ハーマン・ヤンデル中尉の指揮する第301戦車中隊の2個小隊+臨時編成の1輌がメインで描かれる。エルマー・スネル率いるザク3機との交戦になり、発煙弾発射機・焼夷榴弾・閃光弾による撹乱などを駆使して勝利するがヤンデル車を除く8輌が撃破され、ヤンデル車も第11パトロール隊の対戦車ミサイルによって撃破された。
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
- 地球連邦軍の主力戦車として、ガンタンク初期型とともに一年戦争前夜のサイド3に配備されている。
装備・機能
特殊装備
- スカート
- 『重力戦線』第2話の登場車両が装備。履帯の前部上面と側面の上半分をカバーする追加装甲。モビルスーツ相手にはどう見ても焼け石に水なので効果のほどは不明。
- スモークディスチャージャー
- 砲塔側面に4基ずつ搭載。『重力戦線』第2話ではピンク色の煙幕が展開され、モビルスーツから見て胸部から下の視界が遮られる。
武装・必殺攻撃
- 155mm滑腔砲
- 砲塔に2門搭載する主砲。左右の砲門は独立可動し、交互に射撃することも斉射することも可能で、仰俯角を別々につけられる。砲弾は自動装填装置により装填され、通常弾以外に焼夷榴弾や閃光弾も使用可能。これに加え衛星とのデータリンクにより精密長距離射撃が可能だったが、ミノフスキー粒子の散布下では封じられる。
- 7.62mm主砲同軸機関銃
- 右側の主砲の左上に1門装備。
- 13.2mm重機関銃 M-60 HMG
- 砲塔上部に装備。車長が使用すると思われる。
- 5.56mm機関銃 M-299
- 砲塔後部に装備。
対決・名場面
関連機体
- マゼラアタック
- ジオン軍における主力戦車
商品情報