「ゴメル」の版間の差分
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2022年8月21日 (日) 20:40時点における最新版
ゴメル | |
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外国語表記 | GOMAL |
登場作品 | 機動戦士ガンダムAGE |
デザイナー | 石垣純哉 |
スペック | |
---|---|
分類 | 局地戦用可変モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | ovm-cc |
全高 | 17.7m |
本体重量 | 77.0t |
主動力 | プラズマ圧縮炉 |
開発組織 | ヴェイガン |
所属組織 | ヴェイガン |
所属部隊 | ファントム3 |
主なパイロット |
ゴドム・タイナム グラット・オットー デモン・ラージ |
概要 [編集 | ソースを編集]
ヴェイガンが戦争中期以降に本格的な地球侵攻戦略を受けて開発した機体。両脚が短く両腕が長いという猿人類を想起させる外観となっている。
水中や砂中など密度の高い環境で活動するのに適した特性を持つ共通の設計プラットフォームで開発されており、ゴメルは砂漠という特殊な環境下での運用に特化した機体となっている。推力や耐圧性能を考慮して通常の人型形態から、砂中用の潜航モードへ変形可能な可変機構が採用されている。より抵抗の大きい砂中を移動するために頭部は小型となり、腕部には大型のフィンが備わっている。これによりボディと一体化した形となり抵抗が少なくなるため、背部と脚部の大型推進器と合わせて砂中を非常に高速で移動することが可能となっている。また人型形態でも脚部の推進器により、地表を高速でホバー移動することが可能である。
武装面ではヴェイガンの機体としては珍しくミサイルや実体式のクローを標準装備している。これは巻き上げられた砂塵などでビームの威力が減衰するような状況でも、安定した火力を発揮するためである。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムAGE (キオ編)
- 初出作品。第31話でファントム3の3人組の搭乗機として登場する。砂漠地帯で3機の連携及び多数の無人機を駆使しつつ地球連邦軍の部隊に甚大な被害を与えており、その砂漠地帯を通過しようとしていたディーヴァにも攻撃を仕掛けて機関部を損傷させている。出撃してきたキオ・アスノとフリット・アスノのガンダムAGE-3 ノーマルとも交戦し得意の連携攻撃で翻弄するも、新ウェアに換装したガンダムAGE-3 フォートレスの火力、そしてキオがシャナルア・マレンから受けた教えを守って戦った事でデモン機が撃破されたため、残る2機は已む無く撤退した。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- 電磁装甲
- 装甲の表面に電磁シールドを展開して防御する。地球連邦軍のMSの主力武装であるドッズライフルすらも拡散・無効化する事が出来るが、打撃を始めとする物理攻撃を受けた際の衝撃は普通に通ってしまう。また、前腕部等の一部分にしか展開できない為、使い勝手が悪い。
- 変形
- 潜航モードへの変形が可能。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- シグルクロー
- 両腕部に装備されている格闘用クロー。ゼイダルスのシグルクローを改良した武装と思われ、クローの励起色が黄色となっている。
- ミサイル
- 両腕部に複数搭載されているミサイル。発射口は1門ずつで、ドラドの小型シールドに搭載された物と同じミサイルを発射する。
- ゴメルキャノン
- 胸部に内蔵されているビーム砲。本機唯一のビーム兵器で、砂中の表層から地上や空中を攻撃することも可能。ビームスパイクを形成することも可能で、潜航モードの状態で突撃して攻撃する使い方もできる。
支援機 [編集 | ソースを編集]
- 自走砲台
- 小型の無人機。ビーム砲を有し、砂上を滑走する事が可能。
戦法 [編集 | ソースを編集]
- デルタアタック
- ファントム3が用いた連携攻撃。三機のゴメルが高速で砂の中を旋回して巨大な竜巻を発生させ、その内部に敵機を引きずり込んで集中攻撃を仕掛ける。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- 宇宙用ゴメル
- ゴメルを宇宙空間用に調整したと思われる機体。書籍『機動戦士ガンダムAGE メカニック&ワールド』に機体名称のみ記載されている。
- ゴメルN
- PSP版AGEにのみ登場するゴメルのカスタム機。機体カラーが異なる。
- ベラジ・ゴメル
- PSP版AGEにのみ登場するゴメルの上位機種。機体カラーが異なる。
- ウロッゾ / ウロッゾR
- 共通の設計プラットフォームを持つ系列機。機体の一部に共通のパーツを有する。
- ゼイダルス
- シグルクローを有する初期のヴェイガン製MS。