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完成後も更なる改良が加えられ、名称も「マスラオ」から「[[スサノオ]]」に改められている。<br />ちなみに、本機のベースとなったオーバーフラッグはかつて[[ダリル・ダッジ]]が搭乗していたものであり、頭部装甲の下にはフラッグの頭が存在している。 | 完成後も更なる改良が加えられ、名称も「マスラオ」から「[[スサノオ]]」に改められている。<br />ちなみに、本機のベースとなったオーバーフラッグはかつて[[ダリル・ダッジ]]が搭乗していたものであり、頭部装甲の下にはフラッグの頭が存在している。 |
2012年12月23日 (日) 22:14時点における版
GNX-U02X マスラオ(磨修羅生/Masurao)
- 登場作品:機動戦士ガンダム00
- デザイナー:福地仁
- 分類:擬似太陽炉搭載型モビルスーツ
- 装甲材質:Eカーボン
- 全高:20.4m
- 重量:61.5t
- 主動力:GNドライヴ[Τ]
- 出力:不明
- 開発:ビリー・カタギリ、アロウズ(旧ユニオン陣営)
- 所属:アロウズ
- 主なパイロット:ミスター・ブシドー
アロウズの擬似太陽炉搭載型モビルスーツ。名称は「磨修羅生」とも表記される。
ビリー・カタギリがオーバーフラッグをベースに設計・開発を行っており、地球連邦軍の次期制式主力機候補の一つでもある。
本機もアヘッド近接戦闘型と同様、戦国時代の武将を模したような外見となっており、装備も近接戦闘に特化している。
更に擬似太陽炉搭載機でありながらトランザムシステムを使用可能である事が最大の特徴。これは、レイフ・エイフマン教授の遺した解析データからビリーが自ら実証したものである。これによってソレスタルビーイングのガンダムとのアドバンテージがさらに縮まる事となった。
頭部の大型クラビカルアンテナと両腰のバインダーでX字型を形成しているが、これはジンクスから引き継がれたもの。空中で格闘戦を行う際に高い効果を発揮したというのが理由で、後の系列機でもそのまま採用されている。
完成後も更なる改良が加えられ、名称も「マスラオ」から「スサノオ」に改められている。
ちなみに、本機のベースとなったオーバーフラッグはかつてダリル・ダッジが搭乗していたものであり、頭部装甲の下にはフラッグの頭が存在している。
小説版では全編通して前述の漢字表記であり、どうやらこれが正式名称のようである。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)
- パイロットはミスター・ブシドー。
開発当初はアヘッドをベースにしていたが、ブシドーからの依頼を受けるにあたって一度白紙に戻され、フラッグをベースとした機体として完成した。
その後、アフリカタワー付近にて刹那・F・セイエイの駆るダブルオーライザーと交戦するが決着はつかず、撤退している。
装備・機能
特殊機能
- トランザムシステム(TRANS-AM)
- 元々はオリジナルGNドライヴのブラックボックス内に組み込まれていたシステムで、機体各部のGNコンデンサー内に蓄積している高濃度圧縮粒子を全面開放する事で機体性能を通常の3倍以上に引き上げるというもの。ただし、限界時間がある上、使用後はしばらく性能が大幅にダウンしてしまうという短所もある。
本機はビリー・カタギリがレイフ・エイフマンの遺した資料を基に実証した事で、擬似太陽炉搭載機では初めて使用可能となった。 - GNフィールド
- 両肘と両肩にある突起から形成されるGN粒子のバリア。
この突起は姿勢制御用のバーニアの役割も兼ねている。
武装・必殺攻撃
- レーザー機銃
- 頭部に2門内蔵されている武装。威力は低めで、主に牽制等に使用される。
- GNバルカン
- 胸部に2門内蔵されている速射式の小型ビーム砲。こちらも主に牽制などに使用される。
- GNロングビームサーベル「ハワード」
- 本機の主兵装で、こちらは左手用。高出力のビーム刃を発生させ、攻撃力を向上させている。名称はかつての部下の一人であるハワード・メイスンの名が冠されている。
- GNショートビームサーベル「ダリル」
- 本機の主兵装で、こちらは右手用。「ハワード」より刃渡りの短いビーム刃を発生させる。こちらの名称はかつての部下の一人であるダリル・ダッジの名が冠されている。
- ビームチャクラム
- 頭部アンテナの間からリング状のビームを発生させ、射出する事で敵機を攻撃する。
対決・名場面
関連機体
- スサノオ
- ブレイヴ一般用試験機
- 実質的な後継機。
- ブレイヴ指揮官用試験機
- オーバーフラッグ
- アヘッド