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+ | :『[[ガンダムビルドダイバーズ]]』の第10話や第25話に登場した[[AVALON]]所属機。リーオーと同様、モスグリーンに塗装されている。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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:本機のみに見られるデザインのビームライフル。モビルドール搭載機は機械制御による正確無比な射撃をすることができる。 | :本機のみに見られるデザインのビームライフル。モビルドール搭載機は機械制御による正確無比な射撃をすることができる。 | ||
;ビームカノン (トーラスカノン) | ;ビームカノン (トーラスカノン) | ||
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;レーザーガン | ;レーザーガン | ||
− | :第41話でOZ機 ([[バルジ]]所属機) | + | :第41話でOZ機 ([[バルジ]]所属機)が使用した高指向性のレーザーを発射するレーザー銃。プラネイトディフェンサーを突破できるため、ホワイトファングのビルゴ・ビルゴII対策として装備していた。調整不足のため、数発撃つだけでオーバーヒートし誘爆を引き起こしてしまう。<br/>なおデザインは[[宇宙世紀]]作品において[[ジム・コマンド]]や[[ジム改]]が使用するブルパップマシンガンからの流用となっている。 |
;格闘 | ;格闘 | ||
:近接戦用の武器を持たないため、腕部の突起を使用して敵を攻撃することもあった。第31話ではサンクキングダム仕様の機体が[[ビルゴ]]のプラネイトディフェンサーを強引に突破し、頭部を握りつぶすという荒業を見せている。 | :近接戦用の武器を持たないため、腕部の突起を使用して敵を攻撃することもあった。第31話ではサンクキングダム仕様の機体が[[ビルゴ]]のプラネイトディフェンサーを強引に突破し、頭部を握りつぶすという荒業を見せている。 | ||
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− | :第33話でサンクキングダム仕様の機体 (カトル機)が使用。ビーム刃の色はライトグリーン。二刀流で戦い、[[ビルゴ]] | + | :第33話でサンクキングダム仕様の機体 (カトル機)が使用。ビーム刃の色はライトグリーン。二刀流で戦い、[[ビルゴ]]2機を一瞬で両断している。新たに搭載された武装かは不明だが、刃の色からして[[ウイングガンダム]]から借用した可能性も考えられる。 |
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
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+ | :『W』第31話より。完全平和主義を唱えるサンクキングダムを煩わしく思う[[ロームフェラ財団]]はトレーズ派のMS部隊を周辺の森林地帯へと追い込み、王国を戦火に巻き込もうと目論む。その頃、王国の地下にトーラスが保管されている事を知ったヒイロは、王国を戦火に巻き込むまいと自爆を覚悟するトレーズ派達の前に現れ「その命に使い道がある」と告げて同行を促す。程なくして財団の攻撃が開始され次々と囮の機体が破壊されていくが、直後、白いトーラスの部隊がビルゴ部隊を強襲。ウイングガンダムの加勢もあり、財団の輸送機部隊は全滅した。戦闘後、無断で軍備を用意していた事をリリーナに詫びるノインだったが、ヒイロはノインの意見に賛同し防備の必要性を主張。リリーナは身近な人の考えを理解した上で何が皆を戦いに走らせるのかを見出すべく、その主張を受け入れるのだった。 | ||
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2021年1月19日 (火) 01:31時点における版
トーラス | |
---|---|
外国語表記 | Taurus |
登場作品 | |
デザイン | カトキハジメ |
スペック | |
---|---|
分類 | |
型式番号 | OZ-12SMS |
全高 | 16.8m |
本体重量 | 7.9t |
装甲材質 | チタニュウム合金 |
アビリティレベル |
(連合軍量産MSリーオーをオールレベル100として換算)
|
開発組織 | OZ |
所属 | |
主なパイロット |
|
概要
OZがエアリーズに替わる航空戦力として開発した可変モビルスーツ。機体名は「おうし座(タウラス)」に由来する。背中のバインダーで両腕を覆うことにより、高速移動用の航空機形態に変形する。また、宇宙戦闘にも対応可能な高い汎用性を持つ。
リーオーと同様、多くの勢力によって運用されており、機体カラーも同様に運用する勢力によって異なっている。
カラーバリエーション
- OZ所属機
- 全身が黒く塗装されたトーラス。有人機・無人機双方が運用された。本機の標準カラーであり、マリーメイア軍でも引き続き運用されている。
- サンクキングダム所属機
- 全身が白く塗装されたトーラス。陸戦用に改良された有人機を運用しており、ルクレツィア・ノインを始めとしてガンダムパイロットの多くも搭乗した。
- ホワイトファング所属機
- 全身が赤茶色に塗装されたトーラス。
- OZプライズ所属機
- 紫と金色に塗装されたトーラス。
- ロッシェ搭乗機
- ロッシェ・ナトゥーノの搭乗するトーラス。彼のかつての搭乗機であるレオスと同様、赤と金色に塗装されている。
- アリサ搭乗機
- ロッシェの副官であるアリサ・ウォーカー (アリサ・E・ウォーカー)の搭乗するトーラス。機体カラーは薄いピンクであるとの事[1]。
- リーオーカラー
- 『ガンダムビルドダイバーズ』の第10話や第25話に登場したAVALON所属機。リーオーと同様、モスグリーンに塗装されている。
登場作品と操縦者
- 新機動戦記ガンダムW
- 初出作品。第4話にて宇宙へと輸送するため、複数の機体がレイク・ビクトリアに搬送されていた。しかし直後に、張五飛とシェンロンガンダムの襲撃を受け、搭乗予定の訓練生諸共大半が失われている。本編では第18話から本格的に登場し、宇宙軍に配備された機体が多くのコロニー制圧に携わった。また、第22話ではレディ・アンが搭乗し、戦闘の中で人格統合を果たしている。後にノインがサンクキングダムに移った時は、重力下仕様にカスタマイズされた白い機体で侵攻してきたビルゴ部隊と交戦している。
- 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
- マリーメイア軍がOZと同様の黒い機体をL3 X18999 コロニーの警備用として配備。同コロニーに潜入しようとしたデュオのシャトルを迎撃している。また、ブリュッセルの戦いではノインのサンクキングダム仕様がゼクスのトールギスIIIと共に参戦。ガンダムが途中参戦した後もなお戦い続けた。
装備・機能
- モビルドール
- 無人機に搭載されている無人戦闘システム。量産機としては初の搭載機であり、機体制御と状況判断、フォーメーションを組んでの戦術展開を可能とする。
特殊機能
- 変形
- 飛行形態に変形可能。
武装・必殺攻撃
- ビームライフル
- 本機のみに見られるデザインのビームライフル。モビルドール搭載機は機械制御による正確無比な射撃をすることができる。
- ビームカノン (トーラスカノン)
- 機体の全長近い銃身長を持つカートリッジ式の大型ビーム砲。ガンダニュウム合金を破壊できる高い火力から対ガンダム用の武器として用いられている。なお、宇宙での使用を想定しているため、地球上では使用が制限される。
レイク・ビクトリア戦では訓練生がエアリーズに持たせてシェンロンガンダムを迎え撃とうとするが発射前に撃墜され、逆に空輸したトーラス輸送機をシェンロンガンダムが撃ち落とすために使われてしまった。 - レーザーガン
- 第41話でOZ機 (バルジ所属機)が使用した高指向性のレーザーを発射するレーザー銃。プラネイトディフェンサーを突破できるため、ホワイトファングのビルゴ・ビルゴII対策として装備していた。調整不足のため、数発撃つだけでオーバーヒートし誘爆を引き起こしてしまう。
なおデザインは宇宙世紀作品においてジム・コマンドやジム改が使用するブルパップマシンガンからの流用となっている。 - 格闘
- 近接戦用の武器を持たないため、腕部の突起を使用して敵を攻撃することもあった。第31話ではサンクキングダム仕様の機体がビルゴのプラネイトディフェンサーを強引に突破し、頭部を握りつぶすという荒業を見せている。
- ビームサーベル
- 第33話でサンクキングダム仕様の機体 (カトル機)が使用。ビーム刃の色はライトグリーン。二刀流で戦い、ビルゴ2機を一瞬で両断している。新たに搭載された武装かは不明だが、刃の色からしてウイングガンダムから借用した可能性も考えられる。
対決・名場面
- 対ビルゴ部隊
- 『W』第31話より。完全平和主義を唱えるサンクキングダムを煩わしく思うロームフェラ財団はトレーズ派のMS部隊を周辺の森林地帯へと追い込み、王国を戦火に巻き込もうと目論む。その頃、王国の地下にトーラスが保管されている事を知ったヒイロは、王国を戦火に巻き込むまいと自爆を覚悟するトレーズ派達の前に現れ「その命に使い道がある」と告げて同行を促す。程なくして財団の攻撃が開始され次々と囮の機体が破壊されていくが、直後、白いトーラスの部隊がビルゴ部隊を強襲。ウイングガンダムの加勢もあり、財団の輸送機部隊は全滅した。戦闘後、無断で軍備を用意していた事をリリーナに詫びるノインだったが、ヒイロはノインの意見に賛同し防備の必要性を主張。リリーナは身近な人の考えを理解した上で何が皆を戦いに走らせるのかを見出すべく、その主張を受け入れるのだった。
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商品情報
ガンプラ
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