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− | : | + | :系列機。[[型式番号]]から本機は発展型の1つだと思われる。 |
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2021年12月11日 (土) 15:33時点における版
ダグ・ドール | |
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外国語表記 | Dag Doll |
登場作品 | 機動戦士ムーンガンダム |
デザイナー | 形部一平 |
スペック | |
---|---|
分類 | ニュータイプ専用試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | AMX-015-4S |
頭頂高 | 21.5m |
本体重量 | 36.3t |
全備重量 | 77.7t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 3,820kW |
スラスター総推力 | 92,000kg |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
開発組織 | ネオ・ジオン軍 |
所属 | ネオ・ジオン残党 |
母艦 | グワーシャ |
主なパイロット | リュース・クランゲル |
概要
ゲーマルクから重火力やファンネルのシステムなどを受け継いだ機体だが、本体は通常のモビルスーツに近いスタイルとなっている。最大の特徴は背部からアームを介して接続されている円盤型の大型バックパックである。この大型バックパックはこれ自体がジェネレーターを搭載したモビルアーマーのような存在であり、本機の特徴や機能が集約されている。特殊装備が詰まった外付けコンテナのような位置づけでもあり、ダグ・ドールは正に2機分のパワーと能力を持った機体となっている。
ゲーマルクより火器の数こそ減らされているものの、マザー・ファンネルを発展させたリレー・ファンネル・システムや腹部に内蔵されたメガ粒子砲など第4世代MSの特徴はしっかりと受け継いでいる。新たにサイコミュの性能を3倍に引き上げるマシン・ヘッド・モードが追加されているため、ゲーマルクの欠点であったサイコミュの複雑化を解消し、高いニュータイプ能力がなくとも複数のサイコミュ兵装を扱うことを可能としている。またマニピュレータが通常の機体と同様となったため、汎用性も向上している。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ムーンガンダム
- 初出作品。episode 17からリュース・クランゲルの機体として登場。ムーン・ムーンから逃げてきたガットのメドゥッサを処刑し、ムーン・ムーン近傍の宙域から離脱しようとするラー・ギルスの推進機関を破壊して足止めした。後にユッタと協力してラー・ギルスの制圧を行うもユッタが裏切ったため、ユッタのムーンガンダムや駆けつけたアムロ・レイのリック・ディジェ改と交戦。ラー・ギルスにG3プラスが仕掛けられていることやミネバ・ラオ・ザビをさらっていることもあり有利に進めるが、反撃で損傷しミネバも取り返されたため母艦のグワーシャに撤退。母艦の攻撃でラー・ギルスを沈めようとするが、ムーンガンダムの力により逃げられ、ムーン・ムーンの制圧を行なった。
装備・機能
特殊機能
- マシン・ヘッド・モード
- 頭部とバックパックを合体させ、サイコミュ情報伝達・処理演算能力を3倍に引き上げる機能。頭部は顎をアームで固定され、バックパックに3基のモノアイが点灯する。ニュータイプ能力が突出していなくとも多数のサイコミュ兵装の同時使用が可能となり、周囲の空間を完全に把握することも可能となるが、パイロットの脳に大きな負担がかかるため3分以上の使用は推奨されていない。
武装・必殺攻撃
- 頭部バルカン
- 頭部に左右二対計4門内蔵されている機関砲。
- ロング・ビーム・ライフル / ビーム・ブレード
- 本機専用の長銃身ビーム・ライフル。長射程・高出力であり、可変させることで銃身下部からビーム・ブレードを発振する。ビーム刃は通常サイズから最長で約58m近く延伸することが可能。
- 腹部拡散メガ粒子砲
- 腹部に1門内蔵されている拡散メガ粒子砲。
- ビーム・サーベル
- 両腰部に予備として計2基装備されているビーム・サーベル。
- ファンネル
- バックパックに4基装備されている中型ファンネル。形状はキュベレイ系列機と同様の漏斗型だが、サイズは大型化している。そのサイズに比例するように出力も高く、狙撃も可能となっている。
- リーダー・ビット
- バックパックに20基搭載されている特殊サイコミュ兵装。複数基を周囲に展開し「ダグ・リーダー」と呼ばれる特殊な磁場空間を形成することで空間を焼く兵器。アッザムのアッザム・リーダーの進化版と言える武装で、MSの電装系を焼き尽くす。損傷した機体であればこの武装でのみ撃破することも可能。
- レフレクター・ビット(リフレクター・ビット)
- バックパックに30基搭載されている特殊サイコミュ兵装。ビット自体に攻撃能力は無く、ビットでビームを反射し偏向する役割を持つ。
- シールド
- 腕部に装備される専用シールド。シールド表面にメガ粒子砲が4門内蔵されている。