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ボール状のコントロールグリップに手を乗せる方式を採用し、トリガー等の操作ボタンを上部に備えている。多彩な操作によって従来の操縦桿より繊細かつ自由度の高い機体制御が可能になり、[[第二次ネオ・ジオン抗争]]では[[地球連邦軍_(UC)|地球連邦軍]]、[[ネオ・ジオン]]双方の機体に採用された。
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ボール状のコントロールグリップに手を乗せる方式<ref>現実世界で言う所の「トラックボール」に近い。</ref>を採用し、5指全ての部分に対応した指先で操作するトリガー等の操作ボタンを上部に備えている。多彩な操作によって慣れれば従来の操縦桿より繊細かつ滑らかで自由度の高い機体制御が可能になり、[[第二次ネオ・ジオン抗争]]では[[地球連邦軍_(UC)|地球連邦軍]]、[[ネオ・ジオン]]双方の機体に採用された。
  
しかし、グリップを握り込めない性質上保持力に問題があり、いざという時の踏ん張りが効かず、衝撃で手が外れやすい。この欠点は現場のパイロットの不評を買い、シャアの反乱後、[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の操縦インターフェースは従来のサイドスティック方式へと差し戻された。一方で、[[袖付き]]といった武装勢力はシステムの刷新を行う余裕が無い為、アームレイカーを使わざるをえない状況にあった。また、連邦系のMSであっても一部の試験機([[ガンダムF90]]等)ではアームレイカーが採用されている。
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しかし、グリップを握り込めない性質上保持力に問題があり、被弾直撃時などいざという時の踏ん張りが効かず、衝撃で手が外れやすい。この欠点は現場のパイロットの不評を買い、シャアの反乱後、[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の操縦インターフェースは従来のレバースティック方式へと差し戻された。一方で、[[袖付き]]といった武装勢力はシステムの刷新を行う余裕が無い為、アームレイカーを使わざるをえない状況にあった。また、連邦系のMSであっても一部の試験機([[ガンダムF90]]等)ではアームレイカーが採用される事も有った。
  
 
== 登場作品 ==
 
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:劇場版で[[Ξガンダム]]に採用。AIによる補助等をカットしたマニュアル性の高い機体として描写されている。
 
:劇場版で[[Ξガンダム]]に採用。AIによる補助等をカットしたマニュアル性の高い機体として描写されている。
 
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:[[ガンダムF90]]の操縦インターフェースとして採用されている。
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2022年6月5日 (日) 18:48時点における版

アームレイカー(Arm raker) 

宇宙世紀0080年代後半から実用化された、サイドスティック(操縦桿)に代わるモビルスーツ用操縦インターフェース。

ボール状のコントロールグリップに手を乗せる方式[1]を採用し、5指全ての部分に対応した指先で操作するトリガー等の操作ボタンを上部に備えている。多彩な操作によって慣れれば従来の操縦桿より繊細かつ滑らかで自由度の高い機体制御が可能になり、第二次ネオ・ジオン抗争では地球連邦軍ネオ・ジオン双方の機体に採用された。

しかし、グリップを握り込めない性質上保持力に問題があり、被弾直撃時などいざという時の踏ん張りが効かず、衝撃で手が外れやすい。この欠点は現場のパイロットの不評を買い、シャアの反乱後、地球連邦軍の操縦インターフェースは従来のレバースティック方式へと差し戻された。一方で、袖付きといった武装勢力はシステムの刷新を行う余裕が無い為、アームレイカーを使わざるをえない状況にあった。また、連邦系のMSであっても一部の試験機(ガンダムF90等)ではアームレイカーが採用される事も有った。

登場作品 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
初出作品。敵味方双方の機体に採用されている。
ガンダム・センチネル
ジェガン等への採用に先駆け、Sガンダムに先行導入された。
機動戦士ガンダムUC
パイロットからの不評により、連邦は操縦システムを旧来の物へと差し戻した。一方、袖付きでは組織の困窮状態から、引き続きアームレイカーを導入している。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
劇場版でΞガンダムに採用。AIによる補助等をカットしたマニュアル性の高い機体として描写されている。
機動戦士ガンダムF90
ガンダムF90の操縦インターフェースとして一時的に採用されている様子が見られるが、火星降下時には一般的なレバースティック式操縦桿に変更されている。

関連用語

全天周囲モニター
リニアシート

リンク

脚注

  1. 現実世界で言う所の「トラックボール」に近い。