「ヘンケン・ベッケナー」の版間の差分
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2023年5月9日 (火) 07:13時点における最新版
ヘンケン・ベッケナー(Henken Bekkener)[編集 | ソースを編集]
- 登場作品:機動戦士Ζガンダム、機動戦士Ζガンダム A New Translation、GUNDAM THE RIDE
- 声優:小杉十郎太
- 種族:地球人
- 性別:男
- 所属:地球連邦軍 → エゥーゴ
- 階級:少佐(一年戦争時) → 中佐(グリプス戦役時)
- 役職・称号など:ラーディッシュ艦長
- 主な搭乗艦:アーガマ、ラーディッシュ
- キャラクターデザイン:安彦良和
エゥーゴの軍人。初代アーガマ艦長で、階級は中佐。ブライト・ノアがエゥーゴに参加したため艦長職を譲り、新造戦艦ラーディッシュの艦長を務めた。 浅黒い屈強な長身、金髪にリンカニックの顎髭、眉がないためパッと見は強面で近寄りがたい。しかし気さくでおおらかな人柄から部下からの信頼は篤く、恋愛に関しては不器用でとても人間味のある人物。 エマ・シーンに惚れており、とにかく彼女にアタックしてはタイミングが悪かったり言葉選びが悪かったり、その都度失敗してしまう姿はほほえましくもあった。 最後は彼女を守るために艦を盾にしてラーディッシュは撃沈。船と運命を共にし、死亡。 その際に乗組員も死亡したが誰からも反対されなかった。何かと登場人物もストーリーもヒステリックな流れのTV版Ζガンダムでは彼のエマへの純朴かつ、奥手なアプローチやその朴訥な人柄は最後の良心とも言える。
一年戦争時は階級は少佐で、サラミス級の艦長としてア・バオア・クー攻防戦に参加していた。『Ζ』第5話での会話によると、その際にシャア・アズナブルの存在を感知したという。また、このア・バオア・クーでの戦いは、後に『GUNDAM THE RIDE』で描かれている。当時、サラミス改級フジ級輸送艦スルガの艦長を務めていた彼は、ソロモンからサイド6への宇宙移民者の輸送を任務としていた。しかし、ア・バオア・クー戦時に前線の拡大によって戦闘に巻き込まれてしまう。その際、民間人をランチで脱出させているが、直後にザクレロの攻撃でスルガは轟沈。しかし、彼は無事に救助されている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士Ζガンダム
- 初登場作品。アーガマ、ラーディッシュの艦長を務めた。
- 機動戦士Ζガンダム A New Translation
- 役回りはTV版と同様。日常シーンが増えた。
- GUNDAM THE RIDE
- 連邦軍士官だった頃の彼が登場。冒頭で民間人の脱出を指示している。
人間関係[編集 | ソースを編集]
エゥーゴ[編集 | ソースを編集]
- エマ・シーン
- 好意を寄せる相手。
- ブレックス・フォーラ
- クワトロ・バジーナ
- ブライト・ノア
地球連邦軍[編集 | ソースを編集]
名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
機動戦士Ζガンダム(TV版、劇場版)[編集 | ソースを編集]
- ブレックス「知っているかね?『赤い彗星』と呼ばれた男を」
「自分は、ア・バオア・クー会戦の時、後方のサラミスにいました」
ブレックス「ほう」
「しかし、あのジオングというのは見ていません。ですが、何と言いますか…赤い彗星といったものは感じましたし…今も感じますね」
ブレックス「誰にだ?」
「クワトロ・バジーナ大尉にです」
ブレックス「なるほど…彼はジオン・ダイクンの意志を我々スペースノイドに伝えようとしている」 - 第5話より、クワトロ・バジーナの正体についての、ブレックスとの会話。ヘンケンの一年戦争時代が語られる貴重なシーンであると同時に、彼がただ勘がいいだけの男ではない事を窺わせるシーンである。
- 「しかしな…君が赤ちゃんを産めんようにでもなったら……」
- 第25話より、コロニー落とし阻止中の核パルスエンジンによる放射能汚染を懸念しての発言。明らかにセクハラ発言であり、面食らったエマに「結婚は考えていない」と言われ、そそくさと立ち去られてしまった。さすがに本人もまずいと思ったらしく、頭を抱えていた。なお、エマが直後のシーンでおみくじを引いているが、内容は「近々縁談あり」。タイミングが悪すぎた。
- 「中尉、すまない!帰るまでには使えるようにさせておく。ラーディッシュで迎えに行くから、死んじゃあ駄目だ!皆が不幸になる!」(TV版)
「エマ中尉は、このラーディッシュの華なんだから、何があってもこの艦で迎えに行ってやる」(劇場版) - 第25話および劇場版2作目より、出撃前、Gディフェンサーが使えず帰投時の事を心配しているエマに対して。世話を焼きすぎな上、上記の「君が赤ちゃんを~」発言の後だった事もあり、直後のエマの発進連絡も投げやり気味に。
- 「中尉、お茶つきあわないか?」
- 第26話より、エマをさそった時の台詞。ところが作戦前ということでタイミングが悪く、生真面目なエマからは不真面目に写ったようで、あっさり断られたが…。
- 「交換条件がある」
「エマ・シーン中尉もラーディッシュ付きに回してくれるなら、カツを引き受ける」 - 劇場版2作目から。ブライトがアーガマ艦長に、ヘンケンがラーディッシュ艦長に就任する際に、ブライトからカツを預かってもらうように頼まれた際の「交換条件」がこれ。軍人としては問題な公私混同だが普段は真面目で部下からも信頼されているからこそ……?
- 「”脈”を付けるのが男の甲斐性ってもんだろ。心配するな、いいな!」
- 上記の続き。クワトロから「脈(エマが好意を抱いてくれるかどうか)は保証できないのだぞ」とあきれたように言われたのにやる気満々で答えて。これにブライトとクワトロは「いいな……」「ああ……いいな」と呟く。ヘンケンの真っ直ぐで純粋な人柄を好ましく思ったようだ。
- エマ「それ、やめてください」
「えっ?」
エマ「スプーンを舐めたまま喋るの」 - 劇場版3作目から。メールシュトローム作戦前、ケーキを食べながらのブリーフィング中にエマからお小言を貰うお茶目なシーン。
- エマ「それ、あたしのです!」
「うん!?うっ…ハハハハ……」 - 上記の続き。ブライト達との会話中、エマの分までケーキを取ってしまいそうになったので彼女から注意される。なんだかんだで仲良し(?)な2人なのであった。
GUNDAM THE RIDE[編集 | ソースを編集]
- 「トーマス少尉!脱出艇をスタンバっておけ!」
トーマス「いつでも出られます!」
「…ん?コロニー公社のお役人はどうした!?」
トーマス「さっきまで、そこにいたはずですが…」
「ったく…このクソ忙しい時に余計な仕事を増やしてくれる!」
トーマス「どうします!?」
「俺が探しに行ってくる!ブリッジを頼む!」 - ザクレロ襲撃時の一連の会話。この後、スルガは轟沈するのだが、本人は無事だった。どうやって助かったのだろうか。