アイナ・サハリン
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アイナ・サハリン | |
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外国語表記 | Inah Sakhalin |
登場作品 | 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 |
声優 | 井上喜久子 |
デザイナー | 川元利浩 |
プロフィール | |
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種族 | 人間 (スペースノイド) |
性別 | 女 |
生年月日 | 宇宙世紀0059年 |
年齢 | 20歳 |
職業 | テストパイロット |
所属 | 民間 (ジオン公国軍アジア方面軍) |
階級 | なし (士官待遇) |
主な搭乗機 |
概要
ジオン公国の名家サハリン家の令嬢。没落しつつある御家の再興を目論む兄ギニアスを支え、正式な階級を持たない民間人でありながらジオン公国軍のテストパイロットを務める。
貴族らしい気高さを持ち合わせ、健気で思いやりにあふれる言動ゆえか、彼女に忠誠を掲げるジオン兵も少なくはない。「圧制者」である地球連邦軍との戦いには強い決意で望んでいたが、地球降下の直前に出逢った連邦軍士官のシロー・アマダの誠実さに惹かれ、「戦争」そのものの意味や兄の操り人形のような自らの境涯に疑問を抱くようになっていく。やがて戦場でのシローとの再会を経て、愛を確かめ合いながらも引き裂かれた彼女は、シローと同じ思いを抱いて戦争に抵抗していった。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
- 初登場作品。宇宙用高機動試験型ザクの宇宙での運用試験中に連邦軍と戦闘になり、その際に地球に着任途中だったシロー・アマダと運命的な出会いを果たす。今まで兄の思うがままにされてきた彼女だったが、その出会いによって自分の意思で生きるようになる。
アプサラス完成に執着する兄に疑問を抱き、シローと共に兄の乗るアプサラスIIIと戦うが、爆発に巻き込まれ、シローと共に火山に落下し、生死不明となる。 - 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ラスト・リゾート
- シローと共に最後の戦いを生き延びており、フラナガン機関の子どもたちに名前を与えたことが語られている。その後、ミケル・ニノリッチとキキ・ロジータが二人の下を訪れた際には、シローの子を身籠もっている。
人間関係
家族
- ギニアス・サハリン
- 実兄。病に伏した彼の世話をしつつ、彼の進めるアプサラス計画のテストパイロットを務めた。しかし、次第に精神を病み狂気へと走る彼の強行に辟易し、最終的にシローと共に彼を討つことになる。
ジオン公国軍
- ノリス・パッカード
- サハリン家に仕える軍人。アイナに忠誠を誓っている兵の一人で、彼女にとっては父親代わりとも言える存在。
- ユーリ・ケラーネ
- ジオン軍少将。旧知の仲ではあるが、無配慮な発言もあってアイナ自身はあまり良く思っていなかったが、結果的にオデッサ敗残兵を宇宙へ帰還させるという彼の目的を引き継ぐ。
地球連邦軍
- シロー・アマダ
- 第08MS小隊隊長。窮地の中、敵同士の関係でありながら協力してお互いに生き延びた。その後、戦場で再び再会した際に思いを確かめ合う。彼との出会いが、やがて彼女の中の「戦争」の捉え方に変化を生じさせることになる。
名台詞
- 「止めることなんて……できない。もしもノリスに何かあったら……私が殺したんだ!」
- アイナに「親」と言われ、子の望みであるケルゲレンの脱出の為、単騎で出撃していくノリスの後ろ姿に向けた台詞。感情と立場が入り乱れた静かな激情が窺える。
搭乗機体・関連機体
- 宇宙用高機動試験型ザク
- 第1話で搭乗。シロー搭乗の先行量産型ボールと交戦の末、相討ちに持ち込まれた。リック・ドムの実戦配備が完了している時期に、なぜこの機体で試験を行っていたのかは不明。
- アプサラスI
- 第4話で搭乗。08小隊と初交戦し大ダメージを負うものの、撤退には成功している。
- アプサラスII
- 第6~7話で搭乗。再び08小隊と交戦するが、シローの攻撃を受けたことで暴走し、シロー共々戦線を離脱。その後、アイナの手によって機密保持のため自爆させられた。
- アプサラスIII
- 第10~11話で搭乗。連邦軍に停戦命令を出した際にギニアスに操縦を奪われ戦端を再び開いてしまう。その後、ギニアスに投降を勧めるものの逆上した彼に拳銃で撃たれてしまう。その際、機体から転落するが、駆けつけたEz-8によって受け止められた。
- ガンダムEz-8
- 第11話でシローの機体に同乗。シローと共にギニアスを討ち取った。
- ザクII
- パイロットフィルム版で搭乗。シローのボールによって戦闘不能に追い込まれた直後、流れ着いてきた戦艦の爆発に2機揃って巻き込まれる。第1話では遭難後、僚機によって救助された際に同乗した。
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