概要
ザンスカール帝国のモビルスーツ。「ゴールデン・エッグス」が「ジオンがもっともニュータイプ戦略に長じていたのではないか」という点に基づいてかつてのジオン公国軍のジオングをU.C.0150年代の技術で再現及び発展させて開発した機体。機体カラーは他のゴールデン・エッグスの機体と同じく金色となっている。開発経緯が特殊なためか型式番号が法則とは異なる方法で付けられている。
外見はジオングに似ているが、頭部センサーはザンスカール系のツインアイとなっている。腕部だけでなく全身を分離可能としており、頭部・胸部・腰部・左右腕部の合計5つのパーツに分離する。腕部はさらにジオングと同じように前腕部も分離する。分離したパーツはサイコミュにより無線式で制御され、オールレンジ攻撃を行う。型式番号から試作機ではないらしく、2機が確認されている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士Vガンダム外伝
- パイロットはスケイル・サープリス。パイロットの能力も合間って非常に高い性能を発揮し、ウッソやカムイを圧倒するが、グレイ・ストークの機転により撃破された。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
- パイロットはゴールデン・エッグスの士官。戦闘に参加したものの、ジャック・フライデイがサイコミュの波を読む能力を有していたために圧倒され、撃破された。
装備・機能
特殊機能
- 耐ビームコーティング
- 金色の塗装は耐ビームコーティングとして機能する。
- 分離
- 機体各部を分離可能。
武装・必殺攻撃
- 5連装メガ粒子砲
- 両腕部に5門ずつ内蔵されているビーム砲。縦に並んでいる4門からはビーム・サーベルを発振することも可能。
- 頭部メガ粒子砲
- 頭部に1門内蔵されているビーム砲。
- 腰部4連装メガ粒子砲
- 腰部左右に計2基内蔵されている4連装のビーム砲。
対決・名場面
関連機体
- ジオング
- 本機開発の参考にした機体。
- ジオング (MSN-03) / グレート・ジオング / ターンX
- 全身を分離して遠隔操作兵器として運用するコンセプトが酷似している。
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