高機動型ケンプファー
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高機動型ケンプファー | |
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登場作品 | 機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE |
デザイナー | ことぶきつかさ |
スペック | |
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分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 / 現地改修機 |
型式番号 | MS-18F |
主動力 | 熱核融合炉 |
原型機 | ケンプファー |
改修 | ジオン残党 |
所属 | ジオン残党 |
主なパイロット | ミチェル・カノ |
概要
一年戦争末期に開発されたケンプファーのF型を一撃離脱戦法に特化した高機動型としてカスタマイズした機体。ジオン残党のテロ部隊によって運用されている。
ケンプファーは元々強襲用の重モビルスーツとして設計されており、同時期に開発されたモビルスーツと比較しても極めて高い機動性を有しているが、本機はさらにアナハイム・エレクトロニクス社がガンダム開発計画で開発したシュツルム・ブースター・ユニットを装着することで、さらなる機動性能を獲得している。
シュツルム・ブースター・ユニット以外にも、本機は内部パーツが全面的にオーバーホールされている他、ガンダム開発計画からの試作パーツが多数流用された改造が施されており、アナハイム社とテロ部隊の繋がりを強く疑われる結果となった。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE
- 出典元。2022年4月6日から開始されたイベントストーリー「0082 ペッシェ・モンターニュ ~星屑たちに花束をI~」にて元ジオン兵のミチェル・カノが乗る敵機体として登場。その後「星屑たちに花束をII」においてイベント報酬として実装された。イベントストーリーでは月面でジオン残党の掃討に当たっていた連邦軍部隊を強襲して多大な損害を与え、エンゲージゼロが掃討任務に加わった際にもこれを強襲し、高い機動性で圧倒した。その後、追加ブースターを装備したエンゲージゼロと再戦し、死闘の末、左腕の損失やバルカン砲の直撃により損傷した機体は崖下へ降下。ミチェルはコックピットハッチを開け、携帯バズーカでなおも抵抗しようとするも、限界を迎えた機体はそのまま爆散した。
- それから1年後、ペッシェがガンダム試作4号機のテストをしている内に動きの癖や音が本機に類似していると気付き、それを受けルセット・オデビーが調査を開始。調査の結果、フォン・ブラウン支社のリバモア工場がテスト機用に開発されたパーツの一部を廃棄処分として改竄し、ジャンク屋を介して横流しを手引きした可能性が浮上。最終的に実行犯であるオサリバン本人の口から事実である事が明かされ、「ビショップ計画」を実現しようとする彼の差し金でエンゲージゼロ及びペッシェに放たれた事を暴露した。
- 機動戦士ガンダム GフレームFA
- 2023年9月22日にプレミアムバンダイ限定商品として受注を開始。ことぶきつかさ氏の監修によりデザインにアレンジが加えられている他、同玩具オリジナルのカスタム・ビーム・ライフルが付属している。
装備・機能
特殊機能
- シュツルム・ブースター・ユニット
- バックパックに備わっている推進器。後のガーベラ・テトラ用の物と同型で、ブースターとプロペラントタンクが一体となっており、2基のプロペラントタンクが追加装備されている。なお機体解説では3基装着されていると記述されているが、本来3基装着するのはガンダム試作4号機用の物である。
武装・必殺攻撃
- 60mmバルカン砲
- 頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。
- MRB-110 ビーム・ライフル
- ゲルググM Fs型と同型のビーム・ライフル。本機の物はビームの色がピンクとなっている。
- カスタム・ビーム・ライフル
- ビーム・ライフルの銃口に延長パーツを取り付けることで、長尺の射撃兵器として運用できるようにしたもの。『Gフレーム』の玩具オリジナル装備として、ことぶきつかさ氏により追加でデザインされたのが初出であり、後にゲームや漫画などにも逆輸入された。
- ビーム・サーベル
- 両大腿部に計2基収納されているビーム・サーベル。本機の物はビーム刃の色が緑色。
- チェーン・マイン
- 複数の機雷をワイヤーで繋げた特殊兵装。機雷は長方形の板状に変更された上で小型化されており、威力はそのままに携行性が改善されている。非使用時には折り畳まれた状態で脚部側面に装備可能。
その他
- ショットガン / ジャイアント・バズ (ジャイアント・バズII) / シュツルム・ファウスト
- 原型機であるケンプファーの武装。『Gフレーム』に付属。
対決・名場面
関連機体
余談
- 機体カラーの紫についてはケンプファーの青とガーベラ・テトラの赤の中間色になる事を意識したとの事。