クシャトリヤ・ベッセルング
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NZ-666 クシャトリヤ・ベッセルング (Kshatriya Besserung)
- 登場作品:機動戦士ガンダムUC(アニメ版)
- デザイナー:カトキハジメ
- 分類:ニュータイプ専用試作型モビルスーツ
- 装甲材質:ガンダリウム合金
- 全高:22.3m
- 本体重量:不明
- 全備重量:不明
- 主動力:熱核融合炉
- ジェネレーター出力:不明
- スラスター総推力:不明
- センサー有効半径:不明
- 開発組織:ネオ・ジオン軍(袖付き)
- 主なパイロット:マリーダ・クルス
ネオ・ジオン軍(袖付き)の試作型モビルスーツ。
ユニコーンガンダムとの戦闘で大破・鹵獲されたクシャトリヤがネェル・アーガマ内で補修を受けた姿(正確には補修を受けている途中の状態)で、「最低限の稼働能力の維持」を目的としている。作業は袖付き側の主導で一方的に行われており、トムラが指揮を執っている。
クシャトリヤはほぼ完全なワン・アンド・オンリー機であるが故に予備パーツがほとんど無く、頭部のカメラユニットなど、補修された部位の一部にはネェル・アーガマに備蓄されていた地球連邦軍MSの規格品が代用品として使用されている(モノアイの色がピンクから緑に変わったのはこの為)。右脚部は仮設フレームが設置されているが、これは予備の脚部フレームを加工した物。見た目からは単なる応急処置にしか見えないが、トムラ曰く「『ある機能性』を付与させる為の適切な基礎状態である」との事。
他にもサイドバインダーや左腕、胸部等に損傷を受けたが、サイドバインダーは後ろの2基が失われ、残りも左側の1基がフレームのみの状態となった。左腕は肘から下が無くなり、胸部も装甲が外されてコクピットブロックが丸出しである。ちなみに頭部も一部装甲が外され、カメラユニットが剥き出しになっている。
補修の為か武装も内蔵火器以外は全て取り外されており、当然戦闘には向かない状態である。
「ベッセルング」とは「向上」や「回復」等を意味するドイツ語。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムUC(アニメ版)
- パイロットはマリーダ・クルス。
オードリー・バーンの要請で乗り込み、アンジェロ・ザウパーのローゼン・ズールを抑え込む為に使用された。
装備・機能
特殊機能
- サイコフレーム
- フレームの構造材に金属粒子レベルの大きさのサイコ・チップを封じ込めたもの。これによってサイコミュの小型化が可能になった。
- サブ・アーム
- 「隠し腕」とも呼ばれる。右のサイドバインダー内に1基装備。
- Iフィールド・ジェネレーター
- サイドバインダーに内蔵されている対ビームバリア発生装置。
武装・必殺攻撃
- 格闘
- 素手による格闘戦を行う。
劇中では右脚でローゼン・ズールを数回踏みつけていたのが印象的。 - メガ粒子砲
- 収束、拡散の2種類のビームを放つ事ができる武装。
バインダーに各2門、胸部に4門の計8門を内蔵しているが、後者は右上と左下がユニコーンガンダムの攻撃で破損している為、カバーが被せられている。前者も左バインダーの物がフレームのみの状態で使用可能かは不明。 - マシンキャノン
- 胸部メガ粒子砲のすぐ傍に内蔵されている2門の実弾兵器。主に牽制などに使用される。
- 小型ビームサーベル
- サブ・アームに1基内蔵している。
対決・名場面
関連機体
- クシャトリヤ・リペアード
- 改修機。
- クシャトリヤ
- 原型機。