ガンダムF90-Eタイプ

提供: ガンダムWiki
2024年10月27日 (日) 17:59時点におけるジェス中尉 (トーク | 投稿記録)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動
ガンダムF90-Eタイプ
外国語表記 Gundam F90 Electronic Type
登場作品 機動戦士ガンダムF90FF
デザイナー 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
分類 汎用試作型モビルスーツ 電子戦形態
生産形態 試作機 / 換装形態
型式番号
  • F90E
  • F90-2-E (F90 2号機)
全高 14.8m
本体重量 8.2t
全備重量 20.8t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 3,160kW
スラスター総推力 74,760kg
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
開発組織 サナリィ
所属組織 地球連邦軍
所属部隊 第13実験戦団 (第13独立機動艦隊)
主なパイロット パッツィ・アンゲリカ
テンプレートを表示

概要

ガンダムF90にE型の電子戦装備ミッションパックを装着させた形態。敵部隊や基地の情報収集を行うべく開発されたミッションパックであり、友軍の主力部隊に先行して、情報収集及び電子攻撃を行う為、単独で運用される事が多い。

バックパックには背部を覆う程の大型レドームが装備され、これによって高い情報収集能力を獲得。また、両肩と腰前部ハードポイントにそれぞれ形状の異なる電子戦用レーダーを装着している。

索敵・電子戦に特化した構成の為、戦闘には不適であり、友軍へ有利になるよう誘導しながらの回避・隠遁・撤退行動が優先される連携運用を重視した仕様でもある。

登場作品と搭乗者

機動戦士ガンダムF90
ミッションパックの名称および仕様の初出。キット化が検討されていたミッションパックの1つだった。
ENTERTAINMENT BIBLE.25 機動戦士ガンダム MS大図鑑 PART.4 MS開発戦争編
旧画稿の初出。機体本体の画稿以外にもミサイルポッドやショットランサーらしき武器など、多数の換装装備の画稿も掲載されている。ただ、これらの画稿は「模型情報 MJ」誌において「実在しない物が掲載された」というアナウンスがされて以降の媒体に一切登場していない。同じ傾向にある他機体のラフ稿などから察するに中途検討稿段階の物か没案を先走り誤って掲載してしまったのだろうか。
F90 A to Z PROJECT
大河原邦男氏により正規版として画稿が新規に設定された。以降、『F90FF』などに登場している。基本スペックは「ENTERTAINMENT BIBLE.25」に記載された物と同様である。
機動戦士ガンダムF90FF
新画稿版の初登場作品。第1話にパッツィ・アンゲリカの搭乗機として登場し、模擬戦においてヘビーガンへの電子支援として、リゼルに対してジャミング攻撃を行った。
なお、第9話の格納庫内に旧画稿の換装装備が多数保管されており、第27話でもF90 (試製ミノフスキー・ドライブテスト装備)の肩部と腰部に同様のパーツが装備されているのが確認できる。

装備・機能

武装・必殺攻撃

F90本体側

バルカン砲
頭部に2門装備した機関砲。
ビーム・サーベル
バックパックに2基装備された白兵戦用のビーム兵器。

ミッションパック側

ジャミング・ライフル
Eタイプ用に開発された指向性電子兵器。ジャミング用電波を標的に照射し、システム障害や照射した機体に偽の機体データを挿入することができる。しかし電波があまりにも強力な為、大型レドーム部にも干渉し、ありもしない場所に小さな機影ノイズ[1]を発生させてしまう欠点がある。

旧画稿版の装備 

マシンガンらしき武器
左腕のハードポイントに装備している。立ち絵の画稿では唯一の追加武装であり、細長いマガジンが飛び出ているのが特徴的。腕部用装備と腰部用装備の一覧にも異なる形状の装備が確認できる。
ミサイルポッド / グレネードランチャー
立ち絵の画稿と共に掲載されている。数種類存在し、肩部や腕部、脚部に装備可能なようだ。
ショットランサーらしき武器
腕部用装備の1つ。クロスボーン・バンガード出現前の段階でこの武装があるあたり、この画稿は没案の可能性が高い。
2連装式の射撃武器
腕部用装備の1つ。ビームか実弾かは不明。銃身を上下に挟むようにハサミのようなパーツがついている。
MSクラッカー
腰部用装備の1つ。形状はDタイプの物とほぼ同一だが、側面に付いている小型弾頭の数が8つである点が異なる(Dタイプは6つ)。

対決・名場面

関連機体

ガンダムF90
本体。
ガンダムF90 2号機 (ロールアウトカラー)
『FF』における本体。
F90 (試製ミノフスキー・ドライブテスト装備)
旧画稿の一部装備を装着している。

商品情報

書籍 

資料リンク 

リンク

脚注

  1. 試験場を偵察していたランデッガー重工の自律型センサーカメラユニットを捉えたという可能性も考えられる。