シルエットガンダム
2017年5月13日 (土) 15:35時点における202.162.146.79 (トーク)による版
RXF-91 シルエットガンダム
(Silhouette Gundam)
- 登場作品:機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91
- デザイナー:大河原邦男
- 分類:実験用試作型モビルスーツ
- 装甲材質:ガンダリウム合金セラミック複合材
- 頭頂高:15.4m
- 本体重量:8.5t
- 全備重量:21.7t
- 主動力:熱核融合炉
- 出力:4,570kW
- スラスター推力:31,460kg×2、19,920kg×1、4,620kg×2
- 開発組織:アナハイム・エレクトロニクス社
- 主なパイロット:トキオ・ランドール、レイラ・ラギオール
アナハイム・エレクトロニクス社の「シルエットフォーミュラプロジェクト」において開発された実験用モビルスーツ。サナリィのフォーミュラ計画で開発された「F91」のデータを盗用(正確にはその前身であるF90のVタイプ仕様のデータを盗用した物)した模造機。データをそのまま流用しているので、理論上の性能は同等。しかし、サナリィ側の技術を再現できるだけのノウハウが不足したため、実際の運用上での性能で劣る部分は否めない。
機体の軽量化は達成できず。F91のバックアップコンピュータであるバイオコンピューターは再現できなかったので、通常の教育型コンピュータを改良したものを使用。ビームシールドは発生器そのものが大型化したため、ビームの帯域が制限されたため防御能力が劣る。V.S.B.R. (ヴェスバー)は当時の本家サナリィですら開発失敗に備えた仕様が存在する位の未知の技術であった為エネルギーCAPの技術を使用したが、小型化した大規模コンデンサーを再現出来ずに固定武装として装備している。
同機の最大の特徴はMACSS(マニューバ・コントロール・サンプリング・システム)を搭載している点で、マニュアル操作により機体バランサーを解除することで、フレームの瞬発力や加速性能を向上させる。このシステムを作動させるとバランスが著しく悪くなり、乗り手の腕前がダイレクトに作用されるが、乗り手が上手いほどその性能も引き出せる仕組みとなっている。
戦闘用としてでなく「実験用」として開発されたため、戦闘持続時間は戦闘用に比べると遥かに短い。
登場作品と操縦者
装備・機能
特殊機能
- MACSS
武装・必殺攻撃
- バルカン砲
- 頭部2門内蔵。
- メガマシンキャノン
- 胸部2門内蔵。
- ビームスプレーガン
- 右腕部に装備。
- ビームライフル
- 本機のメインウェポン。
- ビームサーベル
- 背部に2本装備。
- V.S.B.R.(ヴェスバー)
- 背部に装備された可変速ビームライフル。アナハイム側では再現は不十分だったため、固定武装として装備している。威力もF91に比べて劣るが、既存のMSのビーム兵器と比べればはるかに高い。
- ビームキャノン
- V.S.B.R.に同軸併設。
- ビームシールド
- 発生器そのものが大型したため、ビームの帯域が制限され十分な防御能力が得られない。
対決・名場面
関連機体
- シルエットガンダム改
- 改良機。
- ネオガンダム
- 本機の運用データを機に開発した最新型。
- ガンダムF91
- 模倣目標とされた機体。ただしシルエットガンダムに反映されているのはF90Vタイプ時代に想定されていた頃の「設計理論値」である。
- Gキャノン・マグナ
- 同じSFPで開発されたアナハイム版「Gキャノン」
- ハーディガン
- 同じSFPで開発されたアナハイム製「強化上位ヘビーガン」