ウイングガンダム
ウイングガンダム | |
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外国語表記 | Wing Gundam |
登場作品 | 新機動戦記ガンダムW |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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コードネーム |
01 (ゼロワン) ※OZ側からの呼称 |
分類 | 特殊作戦用可変モビルスーツ |
型式番号 | XXXG-01W |
頭頂高 | 16.3m |
本体重量 | 7.1t |
装甲材質 | ガンダニュウム合金 |
アビリティレベル |
(※リーオーをオールレベル100として換算)
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開発者 | ドクターJ |
所属 | コロニー独立組織 |
所有者 | ヒイロ・ユイ ⇒ OZ ⇒ なし ⇒ サリィ・ポォ ⇒ ヒイロ・ユイ ⇒ OZ |
主なパイロット |
ヒイロ・ユイ トロワ・バートン (第16話) レディ・アン (第46話) |
概要[編集 | ソースを編集]
「オペレーション・メテオ」のために開発された5機のガンダムの1機。L1コロニーにてビーム兵器研究の権威であるドクターJによって開発された。
ウイングガンダムは5機のガンダムの中で最もウイングガンダムゼロの設計思想を色濃く受け継いだ機体で、機体コンセプトも「単機制圧能力」を継承している。他の4機のガンダムが地上に特化しているのに対し本機は高い汎用性を有しており、宇宙空間を含むあらゆる戦場や戦術に対応可能となっている。
胴体中央部にはサーチアイという情報収集機器が搭載されており、頭部アンテナとツインアイで収集しきれなかった情報を捕捉可能となっている。背部にはバックパックと一体化したウイングユニットを備えており、本機の機動性のほとんどがこの部分に集約されている。ウイングユニットはスラスターと翼としての機能を合わせ持っており、地上では空力的に利用され、宇宙空間では能動的な質量移動に利用することで機動性の向上に貢献している。翼は複数のパネルで構成されており、間隔を調整することで空力特性を失速寸前から極超音速域までの速度に応じて微調整される。
さらに本機にはバード形態への可変機構が採用されており、機体特性を航空機と同等の物に変更させることが可能。バード形態では大気圏内での機動性向上と航続距離が延長され、単機での大気圏突入も可能となる。また、前腕部に備わるツメがランディングギアとして機能する。
本機の主武装であるバスターライフルはウイングゼロのツインバスターライフルを元に開発されたカートリッジ式の高出力ビームライフルで、本機の中で最大の威力を誇る兵装となっている。この武装とバード形態の強襲能力、さらに追加ブースターによる衛星軌道や弾道経由を利用した前線投入により、戦略兵器としての運用も可能である。
この世界のモビルスーツの始祖とも言えるトールギスや他の5機のガンダムとはある程度パーツが共通化しているため、劇中でも何度かそれらのパーツを用いて修復されている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 新機動戦記ガンダムW
- 『Gガンダム』でのカメオ出演を経て、主役機として登場。パイロットはヒイロ・ユイ。OZを相手に圧倒的な性能差で立ち向かった。一方で主役機でありながら第1話Aパートでいきなり水没したのを皮切りに、ヒイロに自爆させられる、ヒイロに放置される、作中で「ウイングガンダム」と呼称されたのが第46話の1回のみ(トレーズによる発言)等々、主役機としてはぞんざいな扱いを受けてしまっている。
- 機動武闘伝Gガンダム
- シャイニングガンダムの没デザインだったものの、終盤のガンダム連合に紛れてカメオ出演している。ただ、登場するなり即撃墜されるなど、この頃から不遇な扱いが始まっているようだ。
- ガンダムビルドファイターズ
- 第1話でイオリ・セイが本機のガンプラを操縦。ただ、彼の戦闘スタイルが災いし、サザキ・ススム操るギャンに大敗を喫している。ただ、今までのシリーズでの扱いを振り払うかのように、ある改造機が目覚しい活躍を見せている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- 変形
- 飛行による巡航移動などに適したバード形態に変形可能。
- 自爆装置
- 各ガンダムに搭載されている機密保持用の自爆システム。『W』では未遂も含めて度々、ヒイロに自爆を試みられており、第10話では実際に自爆させられている。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- バルカン砲
- 側頭額部に左右一対2門内蔵されている機関砲。威力は低く牽制用でカメラや関節など構造上弱く脆い部分に当たらないとダメージにならない。
- マシンキャノン
- 肩部襟元に左右一対2門内蔵されている中口径機関砲。回転するガトリング方式ではなく「束ねられた砲身の発射タイミングをずらす事で連射する」方式。MSに直接ダメージを与えられる威力が有る。
- バスターライフル
- ウイングガンダムゼロのツインバスターライフルを元に開発された高出力ビームライフル。出力はツインバスターライフルの半分以下に抑えられたが、本体供給式ではなくカートリッジ供給式を採用しているため、本機以外の機体でも腕部が発射時の負荷に耐えられれば一応使用可能となっている。カートリッジは3基搭載されており、高エネルギーを物質化寸前の状態で保存している。出力は調整可能であり、最大出力ではカートリッジ数と同じ3発で弾切れとなる。バスターライフルのエネルギー総量は中規模都市が消費するエネルギー量に匹敵すると言われており、地上で使用した際には周囲の大気をイオン化し、ビームの光軸を中心とする半径150mに及ぶ激烈なプラズマ奔流と灼熱の奔流を巻き起こす程である。また、ビーム自体が複合的な層を形成しており、高速で貫通力の高いビーム帯の中心を低速で破壊力の高い粒子帯がさらに貫通する。そのため、ガンダニュウム合金の装甲以外ではこの攻撃を防御できる物質は存在せず、それ以外では強力な電磁的アンチフィールドによる回避や偏向、あるいは同等のビーム兵器による相殺か減衰がかろうじて有効とされている。バード形態時にはシールドと合体し、機首を構成する。
- シールド
- バード形態時の機首を兼ねているガンダニュウム合金製のシールド。鳥の嘴の様に長い前半部と後半部に分かれ、前半部と後半部の接続面で分割される様に折れ前半部側にビームサーベルが格納されている。前半部先端上部にはバード形態時用の機首センサーが設けられ、先端下部にはバスターライフルのマウント部が設置されている。後半部には手持ち用グリップとバード形態時にMS背部に接続するためのコネクタが配されている。強度は高く盾としての相手の攻撃防御は勿論先端部を打突武器としても使用できる。
- ビームサーベル
- シールド内に計2基収納されている接近戦用のビーム兵装。使用時にシールドの分割部を折ってグリップ部を射出して手に持つ。ガンダニュウム合金を使用しているため高出力であり、ビーム刃表面に形成される電離層によって水分子と隔離されるため水中での使用も可能となっている。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ウイングガンダム (EW版)
- EW版デザインの本機。
- ウイングガンダム エンドレスワルツバージョン
- 石垣純哉氏が上記デザインの公表以前にデザインしたEW版風ウイング。
- ウイングガンダムゼロ
- 本機の設計の基になった機体。
- ウイングガンダムフェニーチェ
- 『ガンダムビルドファイターズ』に登場するウイングガンダムベースのガンプラ。バトルで破損するたび修復されており、左右非対称の機体となっている。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
フィギュア[編集 | ソースを編集]