プロトジン
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プロトジン | |
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外国語表記 | Proto Ginn |
登場作品 | SEED MSV |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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別名 |
プロトタイプジン ジン・トレーナー |
分類 | 試作型モビルスーツ |
型式番号 | YMF-01B |
主動力 | バッテリー |
開発組織 | ザフト軍 |
製造年月日 | C.E.67年~ |
所属 | ザフト軍 |
主なパイロット | ザフト兵 |
概要[編集 | ソースを編集]
ザフト軍が開発した試作型モビルスーツ。ジンのプロトタイプである。
本機はC.E.15年に木星住還船「ツィオルコフスキー」に搭載された外骨格・補助動力装備の宇宙作業機(史上初のモビルスーツ)の試作第1号「ザフト」を改良した機体であり、組織であるザフトが誕生したC.E.67年に開発された。開発当初は「ジン」と呼称されていたが、本機の量産機であるジンが開発されると、本機は区別のために名称にプロトと付けられている。ジンとは機体全体の細かい形状が異なる他、大きく異なる点はトサカ状のセンサーがないことや、モノアイレールに支柱があることである。
分類は試作機であるが相当数が量産されており、地球側との対立が激化したプラントが兵器に転用し、軍事行動に使用された。これはプラントの人口が地球に比べて圧倒的に少なかったため、兵士のサバイバビリティを優先した兵器戦略の結果、1人乗りのモビルスーツが選ばれた事に起因している。また、「モビルスーツを中核とする軍隊」編成のテストベッドとして訓練や研究にも利用されている。
その後、後継機であるZGMF-1017 ジンが生産されてからは本機は前線から退き、引き続き訓練機として使用され、機体名称は「ジン・トレーナー」とも呼ばれるようになった。民間にも払い下げられており、重機として運用されている。ちなみにOSは当然コーディネイター用であるが、ナチュラルでも素早い動きはできないものの使用することは可能である。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- SEED MSV
- 出典元。
- 機動戦士ガンダムSEED (HDリマスター版)
- HDリマスター版の39.PHASE-41の新規カットに登場。ザフト軍のアカデミーで操縦訓練に使われている風景などが描かれている。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- PHASE-31の港のシーンでジンオーカーと共にミネルバへの補給作業に従事している。遠目に描かれているが、バックパックはジンオーカーの物に変更されている様子。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- MA-M3 重斬刀
- 西洋の騎士が使用しているような形状の実体剣。重さで叩き切る武器で、高い切断力を誇る。非使用時にはサイドアーマーにマウント可能。
- MMI-M8A3 76mm重突撃機銃
- 高い連射性を持つ射撃武装。セミオート射撃も可能であり、高い命中率を誇る。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ジン
- 本機を元に量産された機体。
- ザフト
- 原型機。