ガンダム (ハンマーヘッド)

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ガンダム (ハンマーヘッド)
登場作品 It's Wonderful World
デザイナー うしだゆうじ(作画)
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スペック
コードネーム ハンマーヘッド(ジオン軍側)
分類 モビルスーツ
生産形態 改修機 / 実験機?
原型機 ジム・コマンドもしくはジム・コマンド宇宙戦仕様
所属組織 地球連邦軍
所属部隊 第123小隊
母艦 サラミス改級
主なパイロット
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概要[編集 | ソースを編集]

漫画『ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』(メディアワークス版)収載の描き下ろし作品『It's Wonderful World』に登場する機体。

これといった機体設定がなく正式名称及び機体性能は不明。作中で分かるのはジム・コマンドジム・コマンド宇宙戦仕様がベース機[1]である事と、相対したジオン兵が「報告の実験機」と報告している事のみで、何を目的とした実験なのかも明かされていない。

頭部がガンダムヘッドに変更されており、縦長の大きな頭頂部が特徴。連邦軍からはただ単に「ガンダム」と呼称されており、本機を強奪しようとしていたジオン公国軍からは特徴的な頭部ゆえか「ハンマーヘッド」と呼称されていた。他にはバックパックを専用の物に変更、胸部ダクトの形状をジムなどと同様にフィンが用いられている物に変更するなどの違いが見て取れる。機体色は白と青のツートンカラーで、よりガンダムらしい外見になっている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

It's Wonderful World
初出作品。主人公フジ・ミカの搭乗機として登場した。コロニー内でならし運転をしていたが、彼女が宇宙に上がったばかりでコロニーに関する知識に疎かったため、コロニーに入るや否や港から地面に転落。更にはジャンプした勢いで頭上の河に墜落し、外壁を3枚抜いて最外壁に到達してしまう。連邦軍がコロニーの被害よりも機体の確保を優先するよう指示する中、ダリー達はミカの救助を試みるが、突如襲撃してきたジオン軍の攻撃により最外壁が崩壊。ミカと共にコックピットに飛び乗ったダリーは操縦を担当し、襲ってきたザクIIの部隊を徒手空拳で撃退。無事、機体とミカを守り通す事に成功した。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

※上記の通り、作中では徒手空拳で戦闘したため、これらの武器は未使用。母艦で武器も用意されていたが、ダリーの剣幕に気圧されて相手が母艦ごと撤退した為、こちらも未使用に終わっている。

武装[編集 | ソースを編集]

バルカン砲
頭部に2門内蔵。
ビーム・サーベル
原型機と同様、腰部リアアーマーに2基装備している。

技・必殺攻撃 [編集 | ソースを編集]

格闘
徒手空拳による格闘攻撃。作中では右アッパー、膝蹴り、右ストレート、頭突きを次々に繰り出し、ザク部隊を叩きのめした。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

コロニーの怒りの代弁者
ジオン軍の攻撃により突如、最外壁が抜けるという事態に見舞われ、ハンマーヘッド共々、宇宙空間に放り出されるダリー。動かないハンマーヘッドを強奪しようとザクIIが接近してくるが、ハンマーヘッドは突如ザクにアッパーを食らわせ、ブースト全開で飛び回った。ミカがギリギリのタイミングでダリーをコックピットに引き込んでおり、そのダリーが操縦を担当していたのだ。ダリーは、コロニーの被害よりも自分達の目的を優先する連邦軍とジオン軍に怒り、ザクを蹴散らしながら両軍に向けて声の限りに激昂。これにはジオン軍もたまらず撤退した。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ジム・コマンド / ジム・コマンド宇宙戦仕様
どちらかがベース機と思われる。
ガンダムTR-1[ヘイズル] / ストライカー・カスタム / ガンダム・ヘッド
本機と同様、ジム系列機をベースに頭部をガンダムタイプに換装した機体。大抵の機体が相手に対する心理的影響の検証を運用目的としている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

書籍[編集 | ソースを編集]

※メディアワークス版

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 本機を視認したザクのパイロットが「本体はRGM-79GS しかし頭部にツノ確認」と報告しているため、後者である可能性が高い。