ラーガン・ドレイス
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ラーガン・ドレイス | |
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外国語表記 | Larganf Drais |
登場作品 | |
声優 | 羽多野渉 |
デザイナー |
長野拓造 (原案) 千葉道徳 (クリンナップ) |
プロフィール | |
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種族 | 人間 |
性別 | 男 |
年齢 | 28歳 (第一部) ⇒ 65歳 (追憶のシド) |
身長 | 175cm (第一部) |
体重 | 61kg |
髪色 | オレンジ |
瞳の色 | 青 |
職業 | MSパイロット |
所属 | 地球連邦軍 |
階級 | 中尉 (第一部) ⇒ 少佐 (追憶のシド) |
主な搭乗機 |
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概要 [編集 | ソースを編集]
アリンストン基地モビルスーツ警備隊「ラーガン小隊」の隊長を務める中尉。大きなゴーグルとアフロのような髪型から、一癖ある人物のように見えるが、明るい性格の常識人。
ウルフやフリットの技量が高すぎる為や搭乗機が性能の低いジェノアスである為目立った活躍がないので見落とされがちだが、彼のパイロットとしての技量は非常に高い。性能的にUE(ヴェイガン)のMSに圧倒的に劣るジェノアスで戦い抜いた事が何よりの証拠であり、また自身の開発したガンダムに強い執着を寄せているはずのフリットでさえ初戦で何の躊躇もなく任せようとしたことから(もともと正規パイロットではあったが)相当腕を信頼されていたと思われる。その為、作中でガンダムAGE-1やGエグゼスの様な高性能機ではなく量産機のジェノアスで初めてUEのガフランを倒している。
本編では第一部以降登場しないが、第二部から10年後の外伝『機動戦士ガンダムAGE ~追憶のシド~』では少佐に昇進、65歳で未だに現役でパイロットを務めている。ジェノアスIIでGバウンサーの改良機のGサイフォスに勝利し、シドの砲撃を完全に回避した上で、その砲撃を利用して退路の障害を切り開くなど、パイロットとしては非常に高い技量を持っている。
登場作品[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムAGE(第一部)
- 第1話から登場。ガンダムAGE-1の本来のパイロットであったが、まだテスト段階だった為にスペースコロニー・ノーラがUEの襲撃を受けた際にはジェノアスで出撃して負傷。結果的にフリットに正パイロットの座を譲る事に。
傷が癒えた後はディーヴァのMS部隊に所属し、隊長に任命されたウルフの副官となってコウモリ退治戦役まで戦い抜いた。 - 機動戦士ガンダムAGE ~始まりの物語~
- 初出作品。初陣の寸前に撃墜されるという見事なまでの出オチっぷりを発揮し、TV放送前からネタキャラにされる羽目に。
- 機動戦士ガンダムAGE ~追憶のシド~
- 中佐に昇進。65歳となってなお現役パイロットを勤めている。
- 機動戦士ガンダムAGE(小説版)
- 第一部では負傷ではなく、AGE-1の姿勢制御プログラムが間に合わなかった為にジェノアスで出撃したことになっている。
第二部では教官として、新兵の育成と生還率を高める事を自分の役目としている(アセム達も彼の指導を受けている)。ウルフの戦死後、再び前線に戻ってフリットのクーデターにも加担している。第一部と第二部の間に結婚しており、妻は既に他界し、娘は嫁に出ている。 - 機動戦士ガンダムAGE UNKNOWN SOLDIERS
- 第10回で登場。
人間関係[編集 | ソースを編集]
AGE本編[編集 | ソースを編集]
- フリット・アスノ
- 弟分。
- ウルフ・エニアクル
- 戦友。
- ミレース・アロイ
- 彼女に対して好意を持っているような描写がある。が、特に行動を起こしてはいない。
- アセム・アスノ
アリーサ・ガンヘイル
マックス・ハートウェイ - 小説版での教え子。
外伝[編集 | ソースを編集]
- ウィービック・ランブロ
- 『追憶のシド』の主人公。諸般の事情から彼とは因縁の関係となる。
名台詞[編集 | ソースを編集]
第一部[編集 | ソースを編集]
- 「14年間倒せなかった敵…だから何だってんだ!」
- 第1話より、初陣での台詞。その後ジェノアスは一撃で脚部を破壊されてしまうが、彼の放った威嚇射撃でフリット達は難を逃れる。
- 「正規パイロットの意地、見せてやる!」
- 圧倒的な機体性能差のあるバクトに対して、ガンダムの換装終了までの時間稼ぎをする際に放った台詞。
- 「連邦に楯突いちまった…」
- ストラー・グアバランらの指示を無視した際の台詞。フリット達の前では強がっていたものの、実は迷いがあったことが伺える。
- 「ウルフは…彼女とかいるのか?」
- 想い人であるミレースがウルフを気にかけている事を知り、つい関係を問いただしてしまう。その後ミレースとの進展があると思われたが…。
余談だが実はウルフのことが好きなのではないか?とも取れるため、視聴者にネタにされた。 - 「MSがかっこよかったからさ。あんなにデカいマシンが人間と同じように動くんだぞ?思春期の少年がそんなものを見たら、誰だってあこがれるだろう。あれに乗って自由に動かしてみたいって」
- ドラマCDでの台詞。フリットに何故軍人になったのかと問われた際に応えた台詞。本編ではあまり語れなかった彼の素性が現れている。余談だが家族からは軍人になること反対されていたらしい。
- 「ミ、ミレースはさ、彼氏とかいるのか…?」
- ゲーム版での台詞。アニメ版とは違って直接本人に問いただしているが、ミレース本人には素っ気ない態度を取られてしまっている。
始まりの物語[編集 | ソースを編集]
- 「こちらラーガン、いつでもいいぜ!!」
「フリット、ガンダムじゃなくても、やってやるからな!!」
「異星人野郎ー!!覚悟しとけよ!!」 - TV版初陣シーンの漫画版。勇ましい叫びと共に出撃しようとするが…(迷台詞の欄を参照)
追憶のシド[編集 | ソースを編集]
- 「海賊ども!貴様らの悪行もそこまでだ!第七宇宙艦隊によって、貴様らに鉄槌を下す!!」
- ジェノアスIIのモーションも相まってやや芝居がかった台詞。が、彼の強い正義感もまたうかがえる。
- 「調子乗んじゃねぇぞ、若造が!!」
- 今まさに斬りかからんとするGサイフォスの喉元にビームサーベルを突きつけた際の台詞。
- 「よーく見てろよウィービック!!これが長年つちかったMSさばき!!マスターズステップだ!!」
- シドの砲撃を宙返りしながら華麗によけていく精密な操縦を披露しながら。Gバウンサー系列の機体を軽々乗りこなすウィービックをして「量産型の動きじゃない」と言わしめた。
- 「長生きしろよ、若造が!」
- 自ら囮となり一人の戦士として認めたウィービックを逃がす際に放った台詞。直後にバロノークの艦砲射撃が間に合い、九死に一生を得た。
が、この後ウィービックは戦死してしまった。
迷台詞[編集 | ソースを編集]
- 「なっ!?待ちぶ…」
「があああああ!!」 - 『始まりの物語』でUEに撃墜された際の台詞。初登場するやいなや退場してしまう…。
更にこの場面が色々な意味で印象的だったおかげで、ラーガンは後々までこのイメージがついて回る事となる。その後のTV放送では生存したため、視聴者を安堵(?)させた。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- ジェノアス
- 本編での愛機。UEとの戦闘の合間、装甲の強化や武装の変更等が行われている。
- ジェノアスII
- 『追憶のシド』での愛機。
- ガンダムAGE-1 ノーマル
- 本来は彼がパイロットとなる予定だった。
- ガンダムAGE-1 2号機 / 2号機アサルトジャケット
- 『UNKNOWN SOLDIERS』で搭乗。一時的ではあるが、ようやくガンダムのパイロットとなった。
テーマ曲 [編集 | ソースを編集]
- 誰にだって
- CD「TVアニメ「機動戦士ガンダムAGE」キャラクターソングアルバム Vol.1」に収録されているラーガンのテーマソング。才能を持たない事への葛藤と自分にだけできる事を追い求めようとする強い意志が歌詞に表れている。