ウイングガンダムプロトゼロ

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XXXG-00W0 ウイングガンダムプロトゼロ(Wing Gundam Proto Zero)

概要

敗栄』『FT』におけるウイングガンダムゼロ。作品によって設定が異なる。

『敗栄』ではテレビ版と同じくH教授の設計図を元にカトルの手で製造される。異なる点はトラントによって機体が自爆してしまっている点である。これをきっかけにウイングガンダムゼロ (EW版)に改修された。

『FT』では先行開発された試作零号機を元に2機製造されている。1号機はドクターJの手によって製造され、アディン・ロウによって運用された。この時点では狙撃シークエンスやツインバスターライフルは未完成であり、ゼロシステムも実用可能な段階ではなかった。そしてアディンの狙撃データをOSに取り込んだことによりそのデータは2号機に活かされることになった。2号機はカトルによって製造され、未完成だった武装やシステムを実用レベルに引き上げた上で搭載している。

登場作品と操縦者

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光
父を救えなかったカトルがH教授の設計図を基に完成させた2号機が登場。初登場時は、武装コロニーを抵抗してきたOZのMS部隊諸共焼き払うなど凄まじい戦闘力を見せつけていた(尚、コロニーの非戦闘員は事前に全員が脱出しており、戦闘員以外の死傷者はいなかった模様)。その後、メリクリウスヴァイエイトを駆るヒイロトロワとの戦いでOZに鹵獲され、ゼロシステムを研究していたトラント・クラークのもとに渡っている。
しかしトラントはゼロシステムの多用によって徐々に精神が不安定になり、デュオの駆るガンダムデスサイズヘルとの戦いに敗北。機体は自爆によって大破してしまう。

直後にピースミリオンに回収され、以後はトールギスFのウイングバインダーを移植した形態へと改修される事になる。

装備・機能

特殊機能

ゼロシステム
超高度な情報分析と状況予測を行い、毎秒毎瞬無数に計測される予測結果をコクピットの搭乗者の脳に直接伝達するインターフェース。
変形
ネオバード形態に変形可能。
自爆装置
各ガンダムに搭載されている自爆システム

武装・必殺攻撃

ツインバスターライフル
2挺のライフルを平行連結した2連装型バスターライフル。ネオバード形態時は、分割した状態でシールドの左右に固定される。
マシンキャノン
両肩に内蔵されている4銃身式機関砲。発砲時は肩口の装甲が展開し銃身が露出する。
ビームサーベル
両肩部に2基収納されている。
ウイングシールド
対ビームコーティングが施されたシールド。ネオバード形態時には機首となる。
メッサーツバーク
ツインバスターライフルの強化ユニット。通常は3基を銃身に装着したドライツバークバスターとして使用する。

対決・名場面

関連機体

ウイングガンダムゼロ
TV版における本機。本機のデザイン元である。
ウイングガンダムゼロ (EW版)
本機を改修した機体。TV版ゼロのリデザインとしてはこちらが先になる。
ウイングガンダム (EW版)
本機を元に設計された機体の1つ。本機の設計思想が強く反映された汎用機で、過剰な部分がオミットされている。
ガンダムデスサイズ (EW版)
本機を元に設計された機体の1つ。ステルス性が重視して設計された。
ガンダムヘビーアームズ (EW版)
本機を元に設計された機体の1つ。重砲撃機として設計された。
ガンダムサンドロック (EW版)
本機を元に設計された機体の1つ。砂漠等の寒暖差の激しい環境や、不整地での運用を第一として設計された。
シェンロンガンダム (EW版)
本機を元に設計された機体の1つ。近接格闘戦を重視して設計された。

商品情報

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