「ガンダム アヴァランチエクシア」の版間の差分

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== GN-001/hs-A01 ガンダム アヴァランチエクシア(Gundam Avalanche Exia) ==
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{{登場メカ概要
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
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| 外国語表記 = GUNDAM AVALANCHE EXIA
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*[[機動戦士ガンダム00V]]
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*[[機動戦士ガンダム00V戦記]]
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<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
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| デザイナー = 海老川兼武
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
*登場作品:[[機動戦士ガンダム00V]][[機動戦士ガンダム00V戦記]]
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{{登場メカ概要
*デザイナー:海老川兼武
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| タイトル = スペック
*分類:[[モビルスーツ]](第3世代ガンダム)
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| 生産形態 = ワンオフ機 / 装備バリエーション
*頭頂高:18.3m
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| 型式番号 = GN-001/hs-A01
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| 頭頂高 = 18.3m
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*出力:不明
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| 本体重量 = 62.1t
*開発組織:[[ソレスタルビーイング]]
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| 全備重量 =
*設計者:[[イアン・ヴァスティ]]
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| 装備重量 = 4.9t
*主なパイロット:[[刹那・F・セイエイ]]
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| 主動力 = [[GNドライヴ]]
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| 開発組織 = [[ソレスタルビーイング]]
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| 設計 = [[イアン・ヴァスティ]]
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| 所属 = [[ソレスタルビーイング]]
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| 所属組織 =
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| 所属部隊 =
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| 母艦 =
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| 主なパイロット = [[刹那・F・セイエイ]]
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
[[ソレスタルビーイング]]が開発した[[太陽炉]]搭載型[[モビルスーツ]]。<br />[[ガンダムエクシア]]に高機動装備「アヴァランチユニット」を装着した機体で、『雪崩』を意味するこの名称は進路上にいる敵機を一瞬で駆逐してしまうというところから名づけられている。設計者は[[イアン・ヴァスティ]]で、かつてAEUの主任整備士だった頃に培ったMSの航空機的運用における高い技術力が活かされている。<br />このアヴァランチユニットは各部に大容量GNコンデンサーを搭載しており、そこに蓄積された[[GN粒子]]を一挙に放出する事で[[ガンダムキュリオス]]や[[ユニオンフラッグ]]、[[AEUイナクト]]すらも凌駕する驚異的な加速力を持たせる。また、武装はエクシアと同様であるが、その加速力を生かす事で通常時よりも破壊力等が高まっている。<br />肩と腕のユニットを接続すれば更なる高速移動が可能で、空気抵抗を減らす事が出来る。また、薄い[[GNフィールド]]を周囲に展開する事で気流もコントロール可能。<br />しかし、粒子消費量が半端ではなく、10分程で完全に使い切ってしまう為に稼働時間は非常に短め。更に出撃する1時間前からGNコンデンサーに粒子チャージを始める必要がある等、使いどころが限られる装備である。だが、その点を差し引いても格闘戦仕様の機体であるエクシアを即座に実戦投入させられる本ユニットのメリットはかなり大きい。
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== 概要 ==
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[[ガンダムエクシア]]に高機動用追加ユニット「アヴァランチユニット」を装備した機体。「アヴァランチ」は英語で「雪崩」を意味し、一瞬で通り過ぎ、通過した場所にいる全ての物を飲み込んでしまうことから名付けられた。[[型式番号]]の「hs」は「ハイスピード」、「A01」は「アヴァランチ型の1号機」という意味を持つ。
  
ちなみに型式番号の「hs-A01」は、「hs」は「ハイスピード」、「A01」は「アヴァランチ型の1号機」という意味。
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アヴァランチユニットは[[イアン・ヴァスティ]]によって設計された装備であり、かつて[[AEU]]の主任整備士だった頃に培った[[モビルスーツ]]の航空機的運用における高い技術力が活かされている。各部に大容量の[[GNコンデンサー]]が搭載されており、蓄積された[[GN粒子]]を一気に放出することで、通常時を大きく上回る爆発的な加速力を発揮することが可能となっている。高速移動を実現するためにアームユニットには準変形と言えるシステムが採用されており、GNバーニアが組み込まれた肩パーツと腕パーツが連結する。この状態になることで空気抵抗が減少する他、周囲に展開された薄い[[GNフィールド]]により気流のコントロールも可能となる。そのスピードは[[ユニオンフラッグ]]や[[AEUイナクト]]はおろか、[[ガンダムキュリオス]]を凌駕する程である。追加武装はないがエクシアの武装を全て使用可能で、同一装備でも高機動によるスピードを活かすことで、貫通力や破壊力が高められている。
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機動性や運動性は強化されるが、蓄積されたGN粒子は10分程で完全に放出されるため、稼働時間は非常に短い。また、少なくとも出撃する1時間前からGNコンデンサーに粒子チャージをする必要があるなど、使いどころが限られる装備である。その点を差し引いても、短時間で戦場に近接戦闘を得意とするエクシアの投入を可能とする本ユニットのメリットはかなり大きい。また、ユニットは一瞬でパージすることが可能で、戦闘中にデッドウェイトになるようなこともない。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダム00V]]
 
;[[機動戦士ガンダム00V]]
:[[ガンダムマイスター]]は[[刹那・F・セイエイ]]。<br />国連による[[ユニオン]]軍の視察の際に現れ、出撃した[[ユニオンフラッグ]]をあっという間に引き離してしまっている。<br />なお、この時、その場に居合わせた政治歴史学者[[ロベール・スペイシー]]は本機の姿に強い興味を引かれ、[[MS]]開発史研究者となった。
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:出典元。[[ガンダムマイスター]]は[[刹那・F・セイエイ]]。<br />国連による[[ユニオン]]軍の視察の際に現れ、出撃した[[ユニオンフラッグ]]をあっという間に引き離してしまっている。<br />なお、この時、その場に居合わせた政治歴史学者[[ロベール・スペイシー]]は本機の姿に強い興味を引かれ、[[MS]]開発史研究者となった。
 
;[[機動戦士ガンダム00V戦記]]
 
;[[機動戦士ガンダム00V戦記]]
 
:[[刹那・F・セイエイ]]と[[JB・モレノ]]が武装解除した本機に乗り込み、ウイルステロが発生したアフリカへワクチンを届けている。<br />なお、この時は装備の使用が決まってから僅か5分で出撃しているが、これは[[イアン・ヴァスティ]]が本装備を運用しない時も常に粒子を最大まで貯蔵している為。
 
:[[刹那・F・セイエイ]]と[[JB・モレノ]]が武装解除した本機に乗り込み、ウイルステロが発生したアフリカへワクチンを届けている。<br />なお、この時は装備の使用が決まってから僅か5分で出撃しているが、これは[[イアン・ヴァスティ]]が本装備を運用しない時も常に粒子を最大まで貯蔵している為。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
;高速移動形態
 
:腕と肩のユニットを接続して高速移動形態に移行可能。
 
 
;[[GNフィールド]]
 
;[[GNフィールド]]
:[[GN粒子]]で形成されるバリアで、様々な攻撃を防ぐ事が出来る。<br />本機では防御ではなく高速移動形態時の気流のコントロールを行う為に機体の周囲に薄く展開されている。
+
:アームユニット連結時に機体周囲に薄く展開される[[GN粒子]]のバリア。本機では高速移動時に、敵の攻撃を防ぐのではなく気流のコントロールを行うために使用される。
 
;分離
 
;分離
 
:アヴァランチユニットをパージ可能。
 
:アヴァランチユニットをパージ可能。
;換装
 
:エクシア、アヴァランチエクシアダッシュに換装可能。
 
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;GNバルカン
 
;GNバルカン
:両腕に1門ずつ内蔵されている速射式の小型ビーム砲。主に牽制などに使用される。
+
:両腕部に1門ずつ計2門内蔵されている速射式の小型ビーム砲。主に牽制に用いられる。
;GNビームサーベル
 
:背部に2本マウントされているビームの剣。GN粒子で刃が形成されており敵機を溶断する。しかし、ビーム兵器であるため大気中では威力が減衰してしまうという欠点がある。
 
;GNビームダガー
 
:背部に2本装備している。GNビームサーベルの出力を変更して刃を短くしており、再度変更する事でGNビームサーベルとしても使える(GNビームサーベルも同様)。投擲して使用する事が多い。
 
 
;GNソード
 
;GNソード
:背部右側にマウントされる本機の主兵装。[[ガンダムアストレア|アストレア]]のプロトGNソードを発展させたもので、ソードモードとライフルモードの2種類に変形する。ソードの刀身にはGN粒子を定着させており、それによってティエレンの重装甲すら易々と切り裂くほどの切れ味を持たせる事に成功している。ライフルの銃身はバックラー部に折りたためるようになっており、GNソードを腕に装備したまま別の武装を使用する事も可能。しかし、その大きさ故に取り回しに難がある。
+
:右腕部に装備される折り畳み式の大型実体剣。非常に高い破壊力を有し、折り畳むことでライフルモードとなる。非使用時や高速移動時には背部右側のウエポンアームにマウントされる。
;GNシールド
+
;GN[[ビームサーベル]] / GNビームダガー
:本機の防御兵装。表面にはGN粒子を定着させており、ビーム・実弾を問わず防御可能。先端は鋭利な形状となっているため、打突武装としても使える。「シールドとしてはやや小さめのサイズ」と解説されていることもあるが、実際には標準的か、それより若干大きい程度のサイズである。
+
:背部に計4本装備されている第3世代ガンダム共通のビームサーベル。
;GNブレイド
+
;GNロングブレイド / GNショートブレイド
:背部左側に2本マウントされている実体剣。長さが異なっており、それぞれ「GNロングブレイド」、「GNショートブレイド」と呼称される。GNソードと同様に刀身にGN粒子を定着させており、凄まじい切れ味を誇る。
+
:背部左側のウエポンアームにマウントされている大小2振りの実体剣。使用時にはウエポンアームが脇の下から迫り出すように展開する。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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;[[ガンダムエクシア]]
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:素体。
 
;[[ガンダム アヴァランチエクシアダッシュ]]
 
;[[ガンダム アヴァランチエクシアダッシュ]]
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:アヴァランチユニットに加えてダッシュユニットをエクシアに装備した機体。。
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:[[ガンダムアストレア]]に本装備の試作品と言える「アヴァラングギア シグナス」を装備した機体。
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== 商品情報 ==
 
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== 話題まとめ ==
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== リンク ==
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== 資料リンク ==
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== リンク ==
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2022年6月9日 (木) 13:03時点における版

ガンダム アヴァランチエクシア
外国語表記 GUNDAM AVALANCHE EXIA
登場作品
デザイナー 海老川兼武
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スペック
分類 モビルスーツ (第3世代ガンダム)
生産形態 ワンオフ機 / 装備バリエーション
型式番号 GN-001/hs-A01
頭頂高 18.3m
本体重量 62.1t
装備重量 4.9t
主動力 GNドライヴ
装甲材質 Eカーボン
素体 ガンダムエクシア
開発組織 ソレスタルビーイング
設計 イアン・ヴァスティ
所属 ソレスタルビーイング
主なパイロット 刹那・F・セイエイ
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概要

ガンダムエクシアに高機動用追加ユニット「アヴァランチユニット」を装備した機体。「アヴァランチ」は英語で「雪崩」を意味し、一瞬で通り過ぎ、通過した場所にいる全ての物を飲み込んでしまうことから名付けられた。型式番号の「hs」は「ハイスピード」、「A01」は「アヴァランチ型の1号機」という意味を持つ。

アヴァランチユニットはイアン・ヴァスティによって設計された装備であり、かつてAEUの主任整備士だった頃に培ったモビルスーツの航空機的運用における高い技術力が活かされている。各部に大容量のGNコンデンサーが搭載されており、蓄積されたGN粒子を一気に放出することで、通常時を大きく上回る爆発的な加速力を発揮することが可能となっている。高速移動を実現するためにアームユニットには準変形と言えるシステムが採用されており、GNバーニアが組み込まれた肩パーツと腕パーツが連結する。この状態になることで空気抵抗が減少する他、周囲に展開された薄いGNフィールドにより気流のコントロールも可能となる。そのスピードはユニオンフラッグAEUイナクトはおろか、ガンダムキュリオスを凌駕する程である。追加武装はないがエクシアの武装を全て使用可能で、同一装備でも高機動によるスピードを活かすことで、貫通力や破壊力が高められている。

機動性や運動性は強化されるが、蓄積されたGN粒子は10分程で完全に放出されるため、稼働時間は非常に短い。また、少なくとも出撃する1時間前からGNコンデンサーに粒子チャージをする必要があるなど、使いどころが限られる装備である。その点を差し引いても、短時間で戦場に近接戦闘を得意とするエクシアの投入を可能とする本ユニットのメリットはかなり大きい。また、ユニットは一瞬でパージすることが可能で、戦闘中にデッドウェイトになるようなこともない。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム00V
出典元。ガンダムマイスター刹那・F・セイエイ
国連によるユニオン軍の視察の際に現れ、出撃したユニオンフラッグをあっという間に引き離してしまっている。
なお、この時、その場に居合わせた政治歴史学者ロベール・スペイシーは本機の姿に強い興味を引かれ、MS開発史研究者となった。
機動戦士ガンダム00V戦記
刹那・F・セイエイJB・モレノが武装解除した本機に乗り込み、ウイルステロが発生したアフリカへワクチンを届けている。
なお、この時は装備の使用が決まってから僅か5分で出撃しているが、これはイアン・ヴァスティが本装備を運用しない時も常に粒子を最大まで貯蔵している為。

装備・機能

特殊機能

GNフィールド
アームユニット連結時に機体周囲に薄く展開されるGN粒子のバリア。本機では高速移動時に、敵の攻撃を防ぐのではなく気流のコントロールを行うために使用される。
分離
アヴァランチユニットをパージ可能。

武装・必殺攻撃

GNバルカン
両腕部に1門ずつ計2門内蔵されている速射式の小型ビーム砲。主に牽制に用いられる。
GNソード
右腕部に装備される折り畳み式の大型実体剣。非常に高い破壊力を有し、折り畳むことでライフルモードとなる。非使用時や高速移動時には背部右側のウエポンアームにマウントされる。
GNビームサーベル / GNビームダガー
背部に計4本装備されている第3世代ガンダム共通のビームサーベル。
GNロングブレイド / GNショートブレイド
背部左側のウエポンアームにマウントされている大小2振りの実体剣。使用時にはウエポンアームが脇の下から迫り出すように展開する。

対決・名場面

関連機体

ガンダムエクシア
素体。
ガンダム アヴァランチエクシアダッシュ
アヴァランチユニットに加えてダッシュユニットをエクシアに装備した機体。。
ガンダムアストレア アヴァラングギア シグナス
ガンダムアストレアに本装備の試作品と言える「アヴァラングギア シグナス」を装備した機体。

商品情報

ガンプラ

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