ゲルググJ

提供: ガンダムWiki
2014年8月8日 (金) 16:35時点におけるPIXYrider (トーク | 投稿記録)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動

MS-14JG ゲルググJ (GELGOOG JAGER)

ジオン軍の汎用量産型モビルスーツ。
ゲルググ統合整備計画に取り込み、空間戦闘における優位性を重視して、基本から再設計された機体。同計画で開発されたザクII改リック・ドムIIなどとの共通規格のパーツが多く、整備性を向上させようという意図もある。
ゲルググに比べて、スカート形状が異なり、肩部や脚部アーマーが細くなっているなど、視覚的に差異が大きい。頭部はゲルググMと共通項が多く、従来のザクのように口元にチューブが見られる。装甲材質の変更で、シールドを携帯しなくとも防御力は従来のゲルググに劣らない。
本機最大の特徴は、3機の背部メインスラスターと2機のプロペラントタンク、5機の腰部サブスラスターを用いた高速移動にあり、総推力は原型機の約3倍を誇る。また、従来のモビルスーツは機体に対して斜め下向きにスラスターが設置されているため、前に移動する際前傾姿勢が強要される。モビルスーツの頭部は通常上下方向の駆動域が少なく、前傾姿勢でその少ない上方向の駆動を使ってしまうため、視野の減少をもたらすことになってしまう。しかし、本機は機体に対して垂直に設置されているため、直立のままの移動が可能となっており、他機に視界のアドバンテージを得ることができる。さらに、機体各所に設置された24機もの姿勢制御用スラスターとアポジモーターによって、精密な姿勢制御を行え、旋回性も高い。
機体名のJは「イェーガー」と読み、ドイツ語で「狩人」の意味。大型の長射程ビ ー ム・マシンガンを装備しており、前述の機動特性と姿勢制御もあり、精密射撃を行える程の高い射撃精度を有する。
以上のように、機体性能はとても高水準であり、生産コストも高いため、エースパイロット向けに少数のみ生産された。頭部にはブレードアンテナが標準装備であり、バックパックにはレーザー通信用のユニットとロッドアンテナが装備されているなど、通信性能も高水準である。
機体色はポケットの中の戦争に登場した機体は赤色、シン・マツナガが搭乗したとされる機体は白とネイビーブルーを基調としたカラーリングなど、他のエースパイロット専用機のようにパーソナルカラーを施した機体が多いが、基本色は他のゲルググ同様緑とグレーである。

登場作品と操縦者

装備・機能

武装・必殺攻撃

  • 頭部バルカン砲
左右に1門ずつ内蔵している。
  • ビーム・マシンガン
射撃精度の高い大型のマシンガンで、精密射撃を行うことができる。
  • ビーム・スポットガン
両腕に装備。
  • ビーム・サーベル
設定によって装備しているかしていないか区々だが、ゲーム作品では装備している場合が多い。
  • シュツルム・ファスト
手持ち式のロケットランチャー。

対決・名場面

関連機体

原型機。
外見が本機と共通項が多い。
本機同様統合整備計画で開発された機体。

商品情報

話題まとめ

資料リンク

リンク