「スピードキング」の版間の差分

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;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]
 
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:[[アナハイム・エレクトロニクス社]]による盗用行為を察知していた[[サナリィ]]および、サナリィから情報提供を受けた[[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]]のメンバーからは「イカロス」のコードネームで呼称されている。
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:第7話から登場。[[アナハイム・エレクトロニクス社]]による盗用行為を察知していた[[サナリィ]]および、サナリィから情報提供を受けた[[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]]のメンバーからは「イカロス」のコードネームで呼称されている。<br/>元木星帝国という経歴を隠してテストパイロットに登用された[[ローズマリー・ラズベリー]]により試験操縦を行ったものの、何らかのトラブル(ローズマリー曰く「まじめに働いたのが良くなかったのかねえ」)により[[キンケドゥ・ナウ]]以来の[[ビーム・シールド]]による大気圏突入という事態を余儀なくされ、地上へ不時着した後は責任追及を恐れたローズマリーが機体を放棄して逃亡した上、不時着の際に横向きの状態で崖に挟まり、衛星写真でもほぼ確認できない状態に陥ってしまっていたため、一年近く放置されていた。
:元木星帝国という経歴を隠してテストパイロットに登用された[[ローズマリー・ラズベリー]]により試験操縦を行ったものの、何らかのトラブル(ローズマリー曰く「まじめに働いたのが良くなかったのかねえ」)により[[キンケドゥ・ナウ]]以来の[[ビーム・シールド]]による大気圏突入という事態を余儀なくされ、地上へ不時着した後は責任追及を恐れたローズマリーが機体を放棄して逃亡したため、一年近く放置されていた。
 
  
 
== 装備・機能 ==
 
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本機が不時着したまま放棄された峡谷で発見されたことを[[エウロペ・ドゥガチ]]との精神感応により察知した[[影のカリスト]]率いる[[木星帝国]]軍と、[[神の雷計画]]を阻止する切り札である[[光の翼]]を死守する[[トビア・アロナクス]]&[[ミノル・スズキ]]&元[[死の旋風隊]]の混成チームによる激戦が幕を開けた。
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:『鋼鉄の7人』第9話より。本機が不時着したまま放棄された峡谷で発見されたことを[[エウロペ・ドゥガチ]]との精神感応により察知した[[影のカリスト]]率いる[[木星帝国]]軍と、[[神の雷計画]]を阻止する切り札である[[光の翼]]を死守する[[トビア・アロナクス]]&[[ミノル・スズキ]]&元[[死の旋風隊]]の混成チームによる激戦が幕を開けた。<br/>トビア・アロナクス、[[ギリ・ガデューカ・アスピス]]、[[ミノル・スズキ]]たち主力チームは影のカリストの[[インプルース・コルニグス]]に圧倒され、連邦軍は木星帝国の陽動部隊迎撃に駆り出された状況で、唯一[[バーンズ・ガーンズバック]]が迎撃に向かう。<br/>慣れない機体な上に多勢に無勢で追いつめられてしまうが、トラウマを払拭した[[ミッチェル・ドレッグ・ナー]]の救援により辛うじて「イカロス」防衛に成功する。<br/>そしてこの戦闘中に「イカロス」へ搭乗し、エウロペ・ドゥガチが自らの死と「イカロス」の破壊を覚悟した際に発した意識を察知したことで影のカリストは勝ち誇ったものの、その直後に沈黙したと思われていたギリとスズキによる援護を受けたトビアに倒されたことから、この「イカロス」防衛戦における精神感応の誤認が影のカリストの運命にいくらかの作用を及ぼし、後の戦いに少なからぬ影響をもたらしたという見方ができる。
トビア・アロナクス、[[ギリ・ガデューカ・アスピス]]、[[ミノル・スズキ]]たち主力チームは影のカリストの[[インプルース・コルニグス]]に圧倒され、連邦軍は木星帝国の陽動部隊迎撃に駆り出された状況で、唯一[[バーンズ・ガーンズバック]]が迎撃に向かう。
 
慣れない機体な上に多勢に無勢で追いつめられてしまうが、トラウマを払拭した[[ミッチェル・ドレッグ・ナー]]の救援により辛うじて「イカロス」防衛に成功する。
 
 
 
そしてこの戦闘中に「イカロス」へ搭乗し、エウロペ・ドゥガチが自らの死と「イカロス」の破壊を覚悟した際に発した意識を察知したことで影のカリストは勝ち誇ったものの、その直後に沈黙したと思われていたギリとスズキによる援護を受けたトビアに倒されたことから、この「イカロス」防衛戦における精神感応の誤認が影のカリストの運命にいくらかの作用を及ぼし、後の戦いに少なからぬ影響をもたらしたという見方ができる。
 
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==

2020年1月25日 (土) 20:16時点における版

スピードキング
外国語表記 Speed King
登場作品 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
デザイナー 長谷川裕一
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スペック
コードネーム イカロス (サナリィ側からの呼称)
分類 試作型モビルスーツ
主動力 熱核融合炉
開発組織 アナハイム・エレクトロニクス社
所属 アナハイム・エレクトロニクス社宇宙海賊クロスボーン・バンガード
主なパイロット
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概要

サナリィが研究していたミノフスキードライブの技術を入手したアナハイム・エレクトロニクス社が、そのノウハウを利用して開発したミノフスキードライブ搭載の試作モビルスーツである。

…と言えば聞こえは良いが、実際には木星戦役における戦いが地球圏へ及んだ折に地球連邦軍の攻撃を受けて大破した宇宙海賊クロスボーン・バンガードの母艦マザー・バンガードの残骸をどさくさ紛れに回収したものへ実験用に申し訳程度のモビルスーツへ取り付けただけという急増品でしかなく、ミノフスキードライブに関してアナハイムの技術はほとんど使われていない(土台になったモビルスーツの詳細は不明。作中の描写を見る限りでは既存の機体に当てはまらない模様)。

この機体における唯一にして最大の特徴である光の翼は、モビルスーツ部隊を運用可能な機動母艦マザー・バンガードのミノフスキードライブ機能を持つ「帆」を流用したものであるため、小規模の部隊を運搬するのに十分な推進力を有している。

また、発見された当初はローズマリーの好みにより木星製OSがインストールされてしまっていたためか、木星軍の襲撃時にコンピューターが正常に機能しない事態に陥っている。戦闘を目的に開発された機体ではないためか、劇中で目立った武装は見当たらない。

回収された後は帆部分のみアンヘル・ディオナに装備され、以降は帆のみをイカロスと呼称している。

登場作品と操縦者

機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
第7話から登場。アナハイム・エレクトロニクス社による盗用行為を察知していたサナリィおよび、サナリィから情報提供を受けた宇宙海賊クロスボーン・バンガードのメンバーからは「イカロス」のコードネームで呼称されている。
元木星帝国という経歴を隠してテストパイロットに登用されたローズマリー・ラズベリーにより試験操縦を行ったものの、何らかのトラブル(ローズマリー曰く「まじめに働いたのが良くなかったのかねえ」)によりキンケドゥ・ナウ以来のビーム・シールドによる大気圏突入という事態を余儀なくされ、地上へ不時着した後は責任追及を恐れたローズマリーが機体を放棄して逃亡した上、不時着の際に横向きの状態で崖に挟まり、衛星写真でもほぼ確認できない状態に陥ってしまっていたため、一年近く放置されていた。

装備・機能

特殊機能

ミノフスキードライブ
背部の帆に搭載されている推進システム。

武装・必殺攻撃

光の翼
ミノフスキードライブの持つエネルギーの推進力変換ロスによる産物。元々完成度の高い物であるため、帆の周囲に纏わせるほどしか発生していない。

対決・名場面

死闘の渓谷
『鋼鉄の7人』第9話より。本機が不時着したまま放棄された峡谷で発見されたことをエウロペ・ドゥガチとの精神感応により察知した影のカリスト率いる木星帝国軍と、神の雷計画を阻止する切り札である光の翼を死守するトビア・アロナクスミノル・スズキ&元死の旋風隊の混成チームによる激戦が幕を開けた。
トビア・アロナクス、ギリ・ガデューカ・アスピスミノル・スズキたち主力チームは影のカリストのインプルース・コルニグスに圧倒され、連邦軍は木星帝国の陽動部隊迎撃に駆り出された状況で、唯一バーンズ・ガーンズバックが迎撃に向かう。
慣れない機体な上に多勢に無勢で追いつめられてしまうが、トラウマを払拭したミッチェル・ドレッグ・ナーの救援により辛うじて「イカロス」防衛に成功する。
そしてこの戦闘中に「イカロス」へ搭乗し、エウロペ・ドゥガチが自らの死と「イカロス」の破壊を覚悟した際に発した意識を察知したことで影のカリストは勝ち誇ったものの、その直後に沈黙したと思われていたギリとスズキによる援護を受けたトビアに倒されたことから、この「イカロス」防衛戦における精神感応の誤認が影のカリストの運命にいくらかの作用を及ぼし、後の戦いに少なからぬ影響をもたらしたという見方ができる。

関連機体

マザー・バンガード
本機に搭載(?)されたミノフスキードライブは、この艦の帆の残骸を元にしている。
アンヘル・ディオナ
サナリィが改修したディオナの再設計機。木星決戦に際して、「イカロス」が装着していたミノフスキードライブの帆を引き継ぐ形で装備する。

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